老後の資金、投資、親問題、教育費……悩める40代の「お金」の話を、主だったものを集め、すべて３分以内読み切りでお届けします！

第２回「iDeCo編」はこちらです

そのために活用したいのが、分散投資が簡単にできる「投資信託」。

投資信託は100円から始められ、何十社、何百社という会社に分けて投資できて、かつ専門家が選定・運用をするので安心です。実際、私も10種類ほどの投資信託を持っていますが、その中でも特にオススメなのが 「インデックス」。

これは例えば日本の株式市場全体とかアメリカの株式市場全体とか、全体の状況を示す指標に投資するというものです。

日経平均株価に関するインデックスの場合、日経平均株価が右肩上がりなら自分の資産も右肩上がりになるというように常に連動しています。理想は株式と債券、不動産を国と種類を分散してバランスよく投資すること。やはり分散が大事。分散させてリスクを抑える原則は変わりません。

投資をする際は、「つみたてNISA」という国が投資を支援している非課税制度を活用するといいですよ。

0歳からできる「ジュニアNISA」というものもあり、私も子供の将来のために利用しています。自分たちの親世代は預金をしていればお金が貯まりましたが、今は違う。早い段階でコツコツ投資をすることを覚えるべきで、子供たちにもお金の貯め方を教えられる親になる必要があると思います。

長期投資は怖いものではありません。将来、年金だけで暮らせるか不安に思っているならすぐ始めるべきです。

今、45歳で、65歳までに老後資金を3、000万円貯めたいとすると、銀行の金利が0.01%だとして月12万円の貯金が必要になりますが、想定利回りが年率６%の投資をした場合には、貯金額は半分の月６万円でいいのです。

「初心者なので心配」というなら月３万円から始めて、慣れたら貯金額の半分を目安に変更し、最終的には将来のゴール金額から逆算して投資するというのが最もいい方法。すぐに必要ではないお金を投資にあて、老後の安心のために確実に資産を殖やしていくことが大切です。