「新しい生活」が始まり、マスクの着用が日常となりました。でも湿度も気温も上昇するこれからの季節、マスクをつけたら肌は蒸れるしメークはドロドロ、熱中症も心配ですね。そこで暑い時期のマスク生活を少しでも安全、快適にするための対策法を調べました。
マスクはシーンに応じて使い分けること
こども(S)・ちいさめ(M)・ふつう(L)の3サイズ展開。なめらかな肌触り。「エアリズムマスク」同サイズ3枚組。各¥990(UNIQLO)
ウイルス予防に。他に小さめサイズもあります。「ナノエアーマスク」ふつうサイズ7 枚入り。¥498(アイリスオーヤマ)
冷感素材使用。おとな用・こども用の2サイズ展開。「ひやマスク」同サイズ2枚組。フィルター20枚入り。各¥1,200(コックス)
ファンデがついても目立ちにくいライトグレーの生地。鼻部分にワイヤー入りで、顔にもしっかりフィットします。「Neige UVカットメッシュマスク」¥1,600(Neige)
有川スキンクリニックの有川順子先生にお話をうかがいました。
「長時間マスクをつけることで、さまざまな肌トラブルが生じやすくなります。いちばんの対処法は保湿を徹底することです。自分の肌に合う素材のマスクをつけることも肌への負担を軽減できますが、素材によっては感染予防にならないことも。シーンに応じて不織布、布、冷感素材と使い分けるのがいいでしょう。また熱中症対策としては、周囲の人と2メートル以上の距離が保てる場合は、一時的にマスクを外すことも必要です」
有川スキンクリニック
有川順子先生
神楽坂に開院して13年の皮膚科専門医。保険診療から自由診療まで幅広い肌悩みに対応。
http://www.arikawa-skin.com/
マスクをつけたときのベースメークはファンデなしが崩れにくい
明るい透明美肌に。「トランシーノ薬用ホワイトニングCCクリーム[医薬部外品]」 30g ¥2,600〈編集部調べ〉(第一三共ヘルスケア)
「ベースは塗れば塗るほど崩れやすくなります。だから下地+コンシーラー+パウダーの最小限メークがおすすめです。マスクをすると顔が火照るので、下地の色はベージュ系を選んで。最後にのせるフェイスパウダーは無色で粒子が細かいものにすると崩れにくさが一気にアップします」とROIヘアメイクの後藤若菜さん。本誌では、マスクにつきにくいリップのつけ方も教えてくれました。
ROI ヘアメイク
後藤若菜さん
女性誌や広告等で活躍。コスメ大好きで新商品情報にも詳しく、厳選された推しコスメが並ぶインスタも楽しい! Instagram→@_wakanagoto
Mart9月号では、「夏のマスク」のための、スキンケア、熱中症、メーク崩れについてさらに詳しく取材しています。マスクにメークがつかないように、吹きかけるだけでメーク崩れが防止できるスプレーの検証も必見です。
撮影/中林 香