ヘアメーク岡野瑞恵さんの今どき眉に変える【ボサ眉解消】テクニック
メークをするうえで「うまくいかない」「苦手」と毎回たくさんの声が上がるのが、〝眉の描き方〟。眉の名手と言われる岡野さんに、毛量はあるけれどボサっとした眉を今っぽく整えるテクニックを教えてもらいました。
毛が多いところと薄いところがあるボサ眉さんは、薄い部分にペンシルでざっくり補い、不要部分を消します
しっかりと眉があるので、薄い眉尻だけペンシルで描けばいいかと思っていました。でも仕上がりを見ると、断然太いしふさふさして見える。そして若く見えます。秘密はアイテム使い。ペンシル一本槍だとワイルドに見えていた 眉が、グッと洗練されました。
\元はこうでした/
毛量はあるのですが、ムラがあり、なおかつ毛が硬いんです。整えても思うような形にならず、眉頭の毛はしっかりあるので、ペンシルで眉尻だけ描いています。
解決法▶︎▶︎ない部分はペンで描き込み、不要部分は消します
毛のない部分をペンシルで1本1本埋め、ざっくり埋まったら、リキッドライナーで毛並みを描いてリアルに見せます。不要な毛はコンシーラーで消せば、ゲジゲジ感がなく洗練されます。
1:眉の薄い部分をペンシルでざっくりと埋める
眉の濃い部分を基準に、薄い部分をペンシルで埋めていきます。
ブロースカルプター 02 ¥ 7,800(トム フォード ビューティ)
2:埋めてもムラがある部分はリキッドライナーで毛を描く
ムラがある部分に、1本1本毛並みを描きます。
ビューティーガイド アイブロー N BR671 ¥980(編集部調べ)(インテグレート/資生堂)
3:産毛や、ムダ毛が気になる部分はコンシーラーで消す
産毛やムダ毛をコンシーラーで消します。この作業をすると、ぐんと洗練された印象に。
ブロウハイライター 02 ¥2,800(アナスタシア ミアレ)
コンシーラーで眉上の産毛を消すと洗練されます
個々の魅力を引き出しながら、上品かつトレンド感のある絶妙なメークで、多くの女優やモデルから圧倒的な支持を得る。常に現場を楽しく盛り上げる、温かい人柄も魅力。
2020年『美ST』4月号掲載 撮影/当瀬麻衣〈TRIVAL〉(人物)、 大槻誠一(静物) ヘア・メーク/岡野瑞恵〈STORM〉 取材/吉田瑞穂 編集/小澤博子