キッチンを格段に使いやすくする「進化版S字フック」の使い方

スッキリしたおうちは、さぞ物が少ないのでは？と、収納の達人のお宅に伺ったら、引っ掛けることで空間を上手に使っていました。狭い空間も有効活用できるアイデアが満載です！

整理収納アドバイザーの引っ掛けワザは
「インテリアになじませ収納」がコツ

教えてくれたのは…
整理収納アドバイザー 1級　小垰（こだお）千尋さん

「どうやったらここは使いやすくなるの？とおうちの中と向き合うと新しい発見がありますよ。私にとってはそれがフックを使った引っ掛け収納でした！」

「洗ったあと水切りしつつ、引っ掛け収納できるゾーンをS字フックとつっぱり棒でつくりました。シンクで場所を取っていた水切りカゴも、不要になりました」

すっきりシンプルな北欧テイストなリビング。その雰囲気に合わせ、シルバーのフックをセレクト。

100円ショップで購入したつっぱり棒は、キッチン上の吊り戸棚のすき間にセット。水気も切れます。

引っ掛けるのに必要なS字フックの下半分のみ、ぎりぎり見える高さにつっぱり棒をセット。

横揺れしないフックですが、外れにくいように一工夫。透明ジェルなので目立たず、安定感アップ。

ステンレス横ブレしにくいフック大 2個入（約W1.5×H2.5㎝） ¥315 （無印良品）

幅広のものでも掛けやすいのは、S字のカーブが大きいから。ストレスなくさっと掛けられます。

ステンレスひっかけるワイヤークリップ 4個入（約W2×D5.5×H9.5㎝） ¥390 （無印良品）

先端が洗濯バサミのようになっているので、薄いものならこれで空間収納が可能になります。

Mart2020年6・7月合併号
「引っ掛け収納」でスペースは無限に増える！より

撮影／中林香　取材・文／新里陽子構成／富田夏子