人気スタイリスト 髙橋リタさんが愛してやまない ファッションと暮らしのスタメンアイテムは?

「普通なら、次に買うのは違うブランドの違うタイプにしようと思う人が多いでしょう。
でも私は日によって違う女性にはなりたくない。私は毎日、私でいたい」

 

少しドキリとするこのフレーズ、人気スタイリスト 髙橋リタさんの最新刊の前書きのなかのひと言です。
現在、雑誌『Precious』 や、ご自身がディレクターを務めるブランド『R』、そのほかBAGUTTA やPTなどのブランドコラボでも絶大に支持されているリタさん。

■色違い&丈違いで揃える気に入ったシルエットのパンツ

あれもこれも、という買い方はしない代わりに、たとえば気に入ったシルエットのパンツは、色違いはもちろんのこと、丈もシューズのヒールに合わせて2種類揃えることもあるそう。

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「色ものは顔に近いトップスよりボトムスで取り入れるほうが洗練度が増すけれど、スカートに比べてカラーのパンツはなかなかないということで、PTとコラボしたのがこちらのパンツ。ピッティ(イタリアのメンズファッションの国際見本市)に集うお洒落な男性たちが穿いているような、クリアな色調のパンツをきちんと感のあるサマーウールで作りました」
PT TORINO WOMENの「HOLLY」 各¥38,000(PT JAPAN)

 

ファッションポリシーのルーツは、ご両親が上質なものを大切に使う姿勢や、女子校での私服のTPOを通して自然に身に着いた「服育」。
次々飛びつくよりも、好きなスタイルを掘り下げてきわめる楽しさを知ったそう。

そして、好きなものは変わらないけれど、決して古くならない秘密は、絶妙なアップデート。

■イヤーアクセ再び! 今の気分をトッピングしてくれるHirotakaのイヤーカフ

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「ピアスホールを開けていないので、ここ何年かイヤーアクセから遠ざかっていましたが、Hirotakaのイヤーカフは、着けた時の構築的なシルエットが他では見つからない! はずれにくく、痛くならず、快適なのもうれしい点」
左から¥88,000、¥38,000、¥43,000、¥48,000、¥46,000(すべてHirotaka/ヒロタカ 表参道ヒルズ)
※商品データは本書が発売当時に掲載のものです。

 

4月に発売された『スタイリスト 髙橋リタの偏愛ITEM100』 は、著者にとって約10年ぶりのプライベートスタイルブック。
リタさんがあえて自ら「偏愛」と呼ぶ、厳選したファッション&暮らしのスタメンアイテムを惜しげなく100個公開!

パールジュエリーからビーチサンダル、チーズケーキからスニーカーウォッシュに至るまで、すぐに真似したい、いつか叶えたいエッセンスがいっぱい。歴代のお気に入りアイテムをイラストで振り返るファッション年表や、ロングインタビュー、楽しいQ&Aコーナーなど、憧れのリタさんを身近に感じられるコンテンツも満載。

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髙橋 リタ
スタイリスト。シンプルベーシックを軸としながら、旬の気分が絶妙なさじ加減でブレンドされた品良く心地よいスタイリングが、年代を問わず幅広く女性の支持を集める。女性誌『Oggi』や『Precious』などで活躍、そのブレないスタイル提案、長く愛せるアイテムを選び取る審美眼が不動の人気を集めている。東京と七里ヶ浜を行き来する二拠点のライフスタイルを送り、SNSも常に注目の的。ファッションディレクターとして、各ブランドとのコラボも手がけている。

 

『スタイリスト 髙橋リタの偏愛アイテム100』¥1600(光文社刊)
書影帯付き髙橋リタさん

アマゾン
https://www.amazon.co.jp/dp/4334951627/

 

写真/佐藤 彩〈静物〉 長山一樹(S-14)〈人物〉