自宅勤務が増え、友達や彼氏と気軽に会うことすらままならない日々。それは、不倫カップルも同じなのでしょうか……？　外出自粛の影響を受け、不倫も自粛ムードになりそうですが、本当のところはどうなのか気になるところ。
そこで今回は、不倫カップルが新型コロナウイルスの影響をどのように受けているのか調査してみました。

ラブホ代わりに使っていた場所が…

「もともと警戒心の強い既婚彼氏で、ホテルではなくレンタルスペースで密会していました。ただ、外出自粛の影響でそこも休業になってしまって……。外で堂々と会うような人じゃないので、1ヶ月以上彼とは会えていません」（26歳／制作会社勤務／女性）

この時期にラブホテルで密会。その後、もし感染でもしてしまったら、普通に不倫がバレしてしまうよりさらに批判をされるでしょう。そのため、“当分会うのは自粛しよう”と考えている男性は多そうです。

「出張禁止」で当分会えない…

「彼はもともと地方在住で、彼が出張で東京に来た時に会っていました。ですが新型コロナウイルスの影響で、当分の間、東京方面への出張禁止令が出たため、しばらく会うことができません」（27歳／建築関係会社勤務／女性）

遠距離の不倫カップルが今の状況下で会うことは、困難を極めているようです。普段からあまり会えないことに慣れているため、会えなくても耐えられるのかもしれませんが、「これを機に関係を精算しよう」と考える男性も少なからずいるでしょう。

在宅勤務のせいで不倫バレ…

「男友達が在宅勤務の影響で不倫がバレていました。トイレに立った間に、奥さんが偶然PCの画面で開いていたLINEを見てしまったらしいんです。それがキッカケで不倫相手からのLINEがバレたそう。でも、このご時世、不倫がバレたからといって別居もできないし、家では針のむしろらしいですよ」（30歳／金融関係会社勤務／女性）

“コロナ離婚”という言葉も出てきましたが、夫婦が一緒にいる時間が増える分、不倫相手とのやり取りはバレるリスクが高くなります。また、不倫相手の方が以前のように頻繁に会えないために、寂しがってしつこく連絡をしていまい、結果として既婚男性が面倒に感じ、女性側が切られてしまうというパターンも起こりそうですね。

車の中でデート

「業務的に在宅勤務にできないので、車通勤しています。彼女を『同じ方向だから送っていく』というのも自然なので、むしろ前より会えてるかも？」（35歳／飲食関係勤務）

在宅勤務にできない業種も決して少なくないので、新型コロナウイルスの影響を受けずに普通に会っているという不倫カップルもいるようです。ただ、“2人だけ同時に新型コロナウイルスに感染”などのトラブルが起きた時は大変なことになるでしょう。

現状ではまだ「新型コロナウイルスの影響で別れた」というよりは、「会えなくて寂しい」という状況の不倫カップルのほうが多いようです。
会えないことで、精神的に不安定になり、不倫相手にしつこく連絡してしまった独身女性が別れを告げられる。もしくは、夫婦で一緒に過ごす時間が増えて相手のことが嫌になり、ますます不倫相手への気持ちが募ってしまうなど、様々な影響がありそうな今の時期。これが長期化したら、やはり体の関係で保っている不倫カップルは、会えないことで別れにつながるケースが増えるのではないでしょうか。

文／上岡史奈　画像／Shutterstock（LightField Studios、ComicSans、Krakenimages.com、Feel Photo Art、VGstockstudio）