家の中でも日焼け止めは必要?意外と知らない「紫外線のQ&A」7選

うららかな春の日差しに映えるのは、透明感あふれる美白肌。でも、うっかり油断すると、日焼けしてたちまちくすんでシミだらけに!今回は、紫外線に関する7つの質問にお答えします。本格的に紫外線が強まる季節がくる前に、透明白肌を死守するノウハウを身につけて。
 

Q1.光老化とは?

肌の老化の約7割は紫外線やブルーライトといった皮膚に害のある光が原因といわれています。浴び続けるほど皮膚が厚くゴワゴワになり、シワ・たるみ・シミなどの老化現象が進行します。
 

Q2.紫外線を浴びると美容的にどんなリスクがありますか?

紫外線から肌を守るメラニンが生成されることで色が黒くなり、シミができやすくなります。皮膚がダメージを受けることで、乾燥ジワやたるみ、毛穴の開きなどのトラブルも起きやすい状態に。
 

Q3.紫外線によるダメージを受けるのはお肌だけ?

髪や目にも悪影響。髪は傷んで乾燥し、パサつきや切れ毛、脱色などを起こす原因に。目は白内障や、物が歪んで見えたり視力が低下する加齢黄斑変性といった病気のリスクが高まります。
 

Q4.紫外線をどのくらい浴びると日焼けが始まるの?

年齢や肌質で差がありますが、数分~数十分程度といわれています。窓ガラスから屋内に入り込むレベルの紫外線でも浴びれば日焼けするので、日焼け止めなどの対策を忘れずに。
 

Q5.紫外線を浴びなければ透明感のある白肌になれる?

元来の白さは維持できます。しかし、まったく浴びないとビタミンDの生成量が不足して骨が弱くなったり、体内時計の乱れで肥満や不眠症になる可能性があるのでご注意を。
 

Q6.日焼けした肌が元に戻るまでには何日くらいかかる?

健康な肌は約28日で生まれ変わりますが、日焼け後の肌はダメージを受けている状態なので回復にはより多くの日数が必要。ケアの方法や年齢、肌質によっては半年以上かかる場合もあります。
 

Q7.日焼けしやすさに個人差があるのはなぜ?

メラニン色素の量に個人差があるため。量を左右するのは遺伝的な要因と、日光を浴びる時間の長さ。時間が長いほどメラニンの数が増えて表皮に蓄積し、肌色がくすみやすくなります。
 

【左】ブラウス¥8,800/スコッチ&ソーダ(スコッチ アンド ソーダ なんばパークス店) パンツ¥32,000/ピンコ(ピンコ ジャパン) サングラス¥8,000(レンズ代込み)/ジンズ
【右】ニットのキャミソール¥2,727/バラックルーム ジャンプスーツ¥11,800、ショートパンツ¥15,000 ともにプライベート・スプーンズ・クラブ(プライベート・スプーンズ・クラブ代官山本店) ハット¥6,000/キャセリーニ ソックス¥2,300/キワンダ(キワンダキワンダ) シューズ¥24,000/エフ・トゥループ(シャルル シャトン ラフォーレ原宿店)
 
 

教えてくれたのは…わかばクリニック(六本木)/廣瀬能香先生

患者さんの悩みに親身に寄り添い、最善の治療を提案してくれる人気ドクター。治療に頼らず食事や栄養学面からのアドバイスにも定評あり。
 
 
PHOTO_Fuuka(LOVABLE) STYLING_Ai Suganuma HAIR&MAKE-UP_Mikiko Suzuki MODEL_Noah Sato, Ayana Shibata EDIT&TEXT_Lemon Mizushima Cooperation_AWABEES