旅上手さんは2足持っていく!旅をスマートに楽しむ靴
旅のシーンで履く靴や服を考えるとき、歩きやすいこと、汚れにくいこと、どの服にも合わせやすいこと……普段以上に、いろんな観点が不可欠になります。
旅をスマートに楽しむために、賢い靴選びをしたいもの。
旅上手さんの実例も参考に、私たちに必要な靴を4月号本誌より、一部抜粋してご紹介します。
旅上手さんたちの旅靴、教えてもらいました!
■フリーランスPR枝比呂子さんの旅のプラン・・・・・ニュージーランドで自然を満喫!
<左>今季一目惚れしたノースフェイスのスニーカー。メッシュ素材で軽くてノンストレス。本気で走れるのにオシャレ。旅の行き帰りにも。
<右>ジルサンダーのスリッポンは季節問わず使える一足。ほのかにモード感がありながらもリラックスした感じで履けるのが〇。パンツにもスカートにもマッチします。
~旅のシーンを想定してキレイめ靴とスニーカーが定番に~
今、私が行きたいのは断然ニュージーランド。PRしているメリノウールブランドの本社があるので現地の様子を肌で感じたいのと、自然豊かなエコ先進国にすごく興味があって。
どこに行ってもランニングと散歩は欠かさないので、街歩きとランニングをして、その場所の空気を身近に感じたいと思っています。
夜は素敵なレストランでディナーにも行きたいので、きちんとした靴は必須。旅にはワンピースでもパンツでも合わせやすいベロア素材のスリッポンタイプを持っていきます。軽くて持ち運びしやすくて、使えます。TPOをわきまえた靴選びは大人にはとても大切だと思うので、私自身、人を見るときにまず靴を見ています。
枝比呂子さん
大手アパレルから独立し、現在はフリーランスPR。ジュエリーや着物、アウトドアブランドなど自分の琴線に触れるようなこと、物のPRに携わっている。一男の母。
■スタイリスト斉藤美恵さんの旅のプラン・・・・・バンコクでリゾートと街を楽しむ!
<左>フィービーの頃のセリーヌのバブーシュ型の靴。軽くて旅に最適。黒でも重く見えずデザイン性が高いので夜のお食事にピッタリ。
<右>MARYAM NASSIR ZADEHのサンダルはノーストレス。どれだけ歩いても疲れないんです。ストラップがあるのでパカパカせずに安定感あり。
~行き先を考えたら、歩けるだけじゃなく涼しげなことも必須でした~
今回選んだのは夏のバンコクの旅の靴。ホテルでゆっくりプールや食事を楽しんだり、観光もしたいので歩くシーンも多そう。ストラップサンダルは、どれだけ歩いても疲れない優れもの。ビニールコーティングされているので急な雨にも安心。
バブーシュ型はどこかオリエンタルな印象があってアジアの街の空気感にマッチ。インパクトがあるのでディナーのときのワンピースに合わせて履くのが好き。
旅はいろんな刺激を受けてリフレッシュできます。行けるタイミングが見つかったら、これからもどんどん行きたいと思っています。
斉藤美恵さん
スタイリスト。女性誌を中心に活躍中。シンプルな中にほんのり女性らしさが見える感度の高いスタイリングは真似したい要素がたくさん。
■カオスディレクター櫛部美佐子さんの旅のプラン・・・・・モロッコで遺跡巡り!
<左>今年旬なエスパドリーユはスペインの老舗ブランドのラ・マヌアル・アルパルガテラ。ソールはクッション性もあり、歩きやすい。
<右>Proenza Schoulerのフラットシューズは足首で結ぶストラップ付きで安定感あり。甲が深くモードな印象。ディナーなどオシャレしたいときに。
~訪れる国のイメージを大切に、持っていく靴と服をセレクト~
旅は大好きでよく出かけます。今まで見たことのない景色、食、住に魅力を感じるので、そんな場所を訪れるとたくさんの刺激を受け、インスピレーションが湧いてきます。
旅先ではいろいろ歩き回りたいし、ホテルでもゆっくり過ごす時間も欲しいから、動きやすくて履きやすいフラットシューズが一番。
訪れる国の雰囲気に合わせてフラットシューズを選びました。
ストレスのないジャージー素材のワンピースやボトムスなど、シンプルな着こなしにアクセントを加えてくれそうな2足。旅は準備から楽しい!
櫛部美佐子さん
カオスディレクター。2018年にカオスのディレクターとしてブランドを立ち上げる。意思のある女性に似合うアイテムが揃うと大人世代の注目を集めています。
撮影/魚地武大<TENT>、清藤直樹 取材・文/見学裕己子 構成/永吉徳子