あなたはどれに当てはまる?毛穴トラブルのパターンと正しい対処法
どこまでも尽きない毛穴の悩みや疑問。特に、黒ずみ毛穴やつまり毛穴などは「何を試しても治らない……」なんて人も少なくないはず。でも諦めるのはまだ早い! 正しい知識を持って、しっかりお手入れすれば、憧れの毛穴レスなベビースキンは必ず手に入るはず。そこで今回は、毛穴トラブルの知識を教えちゃいます。正しい知識をゲットして、接近戦も怖くない美肌を目指して♡
まず知っておこう! 毛穴トラブルの種類
毛穴トラブルは主に4つに分類できます。「毛穴が気になるときは、それぞれの悩みに合わせて適切な対策を。トラブルの見極めが難しい場合は、必ずドクターに相談しましょう」
黒ずみ毛穴
皮脂分泌が激しく、皮脂が酸化して毛穴が黒ずんでいる状態。「毛穴を気にして強くこすりすぎると、肌の修復作用により色素沈着が発生します。その結果として、肌自体が黒ずんでいることも」
トラブル
︎毛穴がポツポツと黒く見え、触るとザラザラしている
︎皮脂分泌の活発なTゾーンによく見られる
有効なお手入れ
︎ピーリング
︎スクラブ
︎美白ケア……など
乾燥毛穴
水分不足によって肌がしぼみ、毛穴の影が目立っている状態。冬や春などの乾燥シーズンに気になることが多いはず。「肌の水分量が低下しハリがなくなると、毛穴がどんどん悪目立ちしてきます」
トラブル
︎口元やあごなどの毛穴も目立つ
︎毛穴の開きと肌の乾燥が同時に起こっている
有効なお手入れ
︎徹底した保湿
︎ピーリング……など
つまり毛穴
肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が溜まっている状態。「人間の体には元に戻ろうとする修復力が備わっています。角栓を無理やり取り除くと、つまりが一気に元に戻るので注意が必要! 」
トラブル
︎鼻の頭や小鼻周辺にボツボツがある
︎肌全体がゴワゴワしている
有効なお手入れ
︎ピーリング
︎クレイパック
︎保湿……など
たるみ毛穴
年齢を重ねるごとに皮膚の弾力が失われ下垂することで毛穴が縦長に見えている状態。「真皮のコラーゲンの減少などが原因の一つ。しっかり栄養を与え、肌を健康に保つことが大切」
トラブル
︎皮膚を上に引っ張ると、毛穴が目立ちにくくなる
︎顔全体のハリ感がなくなってきた気がする
有効なお手入れ
︎リフトアップケア
︎フラクショナルレーザー
教えてくれたのは……
片桐衣理先生
美容皮膚科・内科医、衣理クリニック表参道院長。モデル、芸能人からの信頼も厚い美肌のスペシャリスト!
Illustration_Yuriko Oyama Edit&Text_Shiho Tokizawa