毎日のスタイリングに迷ったら…アイロンの巻き方・完全ガイド【2020年最新版】

4種類のアイロンで巻いたスタイル
太アイロン、細アイロン、ストレートアイロン…どのスタイルがどのアイロンで巻いたかわかりますか?

普段のスタイリング、巻き方は、アイロンによってさまざまって知っていましたか?太いコテや、細いアイロン、ストレートアイロンなど、使うアイテムによって向いている仕上がりに違いがあるのをご存知でしたか?今回は、「ミディアム」のレングスに向けた、2020年にオススメの巻き方を、プロのヘアメークさんがご紹介します。

1.「太めのアイロン」なら「全体にコロンとしたカールをつけるようにシンプルに巻く」

使うのは…
32㎜前後の、太めのカールアイロン。ボブ~ロングまでと幅広いレングスをカバーし、最も使いやすいヘアアイロンです。アイロンを縦に使ってリバースやフォワードに巻いたり、アイロンを横に使って内巻きや外巻きにしたりと、どんな巻き方も一通りできるのがポイントです。基本的にはゆるい毛流れと、動きのあるスタイルに仕上げます。

point
☑どんなレングスにも使いやすい
☑オールラウンドに使うことができる
☑立体的なカールを出すのに向いている
☑ショートヘアには不向きかも

「太めアイロン」で「ナチュラルカールミディアム」に

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太いアイロンを使った、いかにもな「巻き髪」は〝平成〟な感じがしてもう古いかも。全体にコロンとしたカールをつけたような、全方位愛されヘアが、2020年・令和のミディアムヘアのスタンダードになりそう。

「太めアイロン」での巻き方は…

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    全体の髪を、ワンカール内巻きにします。毛束はテンションをかけないように、ふんわりと巻くのがポイントです。

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    トップはアイロンを横に使い、中間から内巻きにしていきます。根元付近に立ち上がりをつけて、シルエットをバランスよく見せます。

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    最後にスプレーを内側から空気を含ませるように吹きかけます。ナチュラルさもスタイルのポイントなので、あまりカールをカリっと固定させようとしなくてOKです。

2.「細めアイロン」なら「リバース&フォワードのミックス巻きでカール感を」

使うのは…
26㎜前後の、細めのカールアイロン。細かいウェーブを作るのに最適な、一番トレンド感のあるヘアアイロンです。アイロンを内、外交互に巻いて波ウェーブにしたり、ソバージュのような細かいウェーブをつけたりと、オシャレ感を出しやすいのがポイントです。基本的には細かいカールと、雰囲気のあるスタイルに仕上げます。

point
☑ボブやショートなど短いレングス向き
☑トレンドのあるスタイルを作りやすい
☑立体的な細かい動きを出すのに向いている
☑長すぎるレングスは巻くのが少し大変

「細めアイロン」で「ミックスカールミディアム」に

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ミディアムヘアで細めのアイロンを使うなら、今のオススメは断然立体感のあるミックスカール。カールが細かくなることでコンサバっぽく見えずに、オシャレさをより一層引き立ててくれます。

「細めアイロン」での巻き方は…

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    まずは顔周りから巻き始めます。アイロンを縦に使って、リバースに中間から毛先まで巻いていきます。

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    さらに、隣の毛束は同様にフォワードに中間から毛先を巻きます。毛束を取る量は多すぎないようにしましょう。リバース、フォワードを交互に巻き進めます。

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    アイロンで巻いたカールは上下に引き出して、より細かく裂くのが大切です。仕上げにスプレーを吹きかけて完成。

3.「ストレートアイロン」なら「根元からカールをつけた波ウェーブヘアに」

使うのは…
うねりがない、まっすぐな髪を作ることができるストレートアイロン。ストレーターとも呼ばれます。ショートやボブなど、短いレングスの人でも扱いやすいのと、クセ毛の人に向くため人気に。特に外ハネスタイルなど、最近人気を集めるスタイルで活躍してくれます。平面的な動きをつけるのに向いており、反面、巻き髪などには不向きです。

point
☑ショートやボブにおすすめ
☑クセをまっすぐのばすことができる
☑平面的な動きを出すのに向いている
☑アイロンが苦手でも扱いやすい

「ストレートアイロン」で「波ウェーブヘア」に

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ミディアムでストレートアイロンが向くのは「波ウェーブ」ヘアです。濡れ髪っぽい質感と相まって、カッコいい女性像を演出します。根元からカールがついていますが、ほどよいボリューム感に収まるのがストレートアイロンの良いところ。

「ストレートアイロン」の巻き方は…

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    まずは毛束を取り、アイロンを横に使って根元付近を内巻きにします。根元を起こすようにするのがコツ。

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    その先を外巻きにします。先ほど内巻きにした部分は手で支えつつ余熱を取ってカールをキープします。毛先までこれを繰り返して波ウェーブをつけます

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    最後にオイルなどのスタイリング剤を手のひら全体でぐしゃっと握りこみ、カールをほぐしつつワイルドな感じに仕上げて完成です。

番外編.「くるくるドライヤー」で「自然に内に入る毛流れでナチュラルストレートヘアに」

アイロンは使わない方でも、「カールドライヤー」を使っている方は多いのでは?いわゆる、くるくるドライヤー。しっかりコテで巻いた感じにはならないけれど、ドライやブローと同時にできるので時短につながると人気を集めるスタイリングアイテムです。

point
☑不器用な人でも使いやすい
☑ドライと同時にできるので時短につながる
☑空気感のあるスタイル向き
☑しっかりしたカールは苦手

「くるくるドライヤー」で「程よい内巻きヘア」に

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〝清楚でキレイなお姉さん〟感の漂う、シンプルなストレートヘアに。ストレートアイロンを使うとまっすぐになりすぎてしまうところを、くるくるドライヤーのほどよい内巻き感がちょうどいいストレートタッチに整えてくれます。

「くるくるドライヤー」の使い方は…

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    ミディアムの場合は、髪を上下に分けます。下段は、カールドライヤーで内巻きにブローします。サイドから巻き始めます

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    上段も同様に内巻きにブローします。上段のほうが毛束を引き出す角度を上げて、よりふんわりとさせるのがポイントです。

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    仕上げに、上下の毛束をまとめて、毛先に軽くカールドライヤーを通します。まとまりが生まれて、上品な印象に見せることができます。

ちなみに…巻く前はこんなレングスでした

Before

鎖骨レングスの扱いやすい、ミディアムヘア。毛先はもちろん、中間部分を動かすことがスタイルのカギになります。大きなカールから、細かいウェーブまで、毛束の表情に変化がつけやすいスタイルです。

いかがでしたか?手持ちのアイロンに応じた旬の巻き方、ぜひ明日からのスタイリングに活用してみてくださいね。

撮影/奥村浩毅 ヘアメーク/鈴木富美子(EMBELLIR) モデル/黒島秀佳さん(29歳・マスコミ勤務)<CLASSY.LEADERS> 編集/ガヤ美(CLASSY.ONLINE編集室)