【新年会に】寒~い冬に食べたい!アツアツお鍋の名店4選

寒さがぐっと深まるシーズンには、体を温めてくれる熱々のお鍋で集まりたいもの。女友達と囲むなら外せない辛い鍋から、美容と健康に期待大な鍋、老舗の名物鍋まで様々なシーンで訪れたい、美味しい鍋料理が楽しめるお店をピックアップしました!

滋養鍋としても評判が高い 参鶏湯の専門店に注目を

    ほろり柔らかく、かつ煮崩れないように丁寧に火を入れた鶏は、卓上でほぐしていただける。鶏肉ともち米が行き渡り、とろみが出たスープごと召し上がれ。参鶏湯1人前¥1,600(写真は2人前)

    味をしっかり含んだ春雨はお酒のアテにもぴったり。入ルのチャプチェ¥900

大阪で高い人気を誇る韓国料理店「韓味一」の女将直伝のレシピによる参鶏湯の専門店が、2019年に東京進出、早くもビブグルマンを獲得! もち米を詰めた丸鶏は高麗人参やクコの実、ナツメなどと合わせ、味付けは塩と胡椒だけ。鶏の旨みを余すことなく引き出した、滋味豊かな鍋です。女性シェフが手掛ける一品料理とともに、優しい味を堪能して。

韓国食堂 入ル 坂上ル
渋谷区恵比寿南1-17-2Rホール3F
☎03-5734-1699
16:00~24:00 日曜休み(年末年始12/29~1/5)
https://yamazakihajime.com/

どれだけ食べても罪悪感ゼロ きのこたっぷりヘルシー鍋

    具材は、たもぎ茸、山なめこ、山伏茸…といった季節のきのこ8種類に、牛肉やラム肉、野菜、豆腐類など。つけダレは、パクチーや青唐辛子、黒酢等を自由に組合せできるので食べ飽きない。写真は¥4,280の絶品コースの一例。

    椎茸の味わいを存分に。椎茸のうま煮¥880

中国・大連を拠点とするきのこ鍋専門店が日本上陸。現地から取り寄せるスープには、実に28種類ものきのこが使われています。そこに冬虫夏草とマッシュルームを入れて出汁を味わい、さらにフレッシュな国産きのこをどっさりと投入。野菜や肉類などの具材も豊富なので、食べ応え十分ながら重たさはゼロ。サイドメニューもきのこ尽くしで、ヘルシーさ満点です

何鲜菇
台東区上野4-4-5 上野C-Roadビル3F
☎03-6806-0583
11:30~15:00 17:30~23:00
無休(年末年始12/31~1/1)
http://www.food-life.co.jp/

寒い季節こそ味わいが増す 猪鍋は伝統が生きる名店へ

    煮込むほど美味しくなるという猪肉。深紅の赤身と白い脂身に、こっくりと味が染み渡るまで焦らずに。豆腐や白滝、セリなどとぐつぐつと煮ていると、立ち昇る香りもご馳走のうち

    驚くほどくさみのない鹿の刺身

肉食が禁じられた江戸の世でも「山くじら」と称して親しまれてきた味を受け継ぐ、創業300年を越える老舗。自然豊かな野山に生息した、肉質が良い野生の猪のみを使い、味噌を加えた割り下で仕立てる鍋は他では味わえません。煮込むほどに身は柔らかく、脂はさらりと深みのある味に。11月に猟が解禁となり、猪鍋を食すべきベストシーズンが到来です。

ももんじゃ
墨田区両国1-10-2
☎03-3631-5596
17:00~21:00(L.O.20:45)
日曜休み※1月中は日曜営業
(年末年始12/31~1/4)
https://momonjya.gorp.jp/

江戸の街で愛され続ける 手間をかけた粋な鍋

    ふっくらとした身、ゼラチン質の皮、独特の食感がある胃袋など、七つ道具と言われる様々な部位の個性豊かな味わいが1つの鍋に。椎茸やうど、絹さやといった具材も、代々伝わるもの。
    あんこう鍋1人前¥3,500(写真は2人前)

    あんこうの卵巣を特製出汁で煮固めた、酒肴となる一品。煮こごり¥800

1830年に創業、今では都内唯一となるあんこう専門店。味噌ベースのあんこう鍋が一般的なところ、こちらは醤油仕立て。江戸っ子好みのきりっとした出汁でいただけるのは、青森を中心に水揚げされたあんこうを下茹で、骨抜き、脱水といった処理で、くさみを丁寧に除いているからこそ。身や皮、肝など様々な部位を楽しめるのもあんこうの醍醐味。

いせ源
千代田区神田須田町1-11-1
☎03-3251-1229
平日11:30~14:00(L.O.13:30)
17:00~22:00(L.O.21:00)
土日祝11:30~22:00(L.O.21:00)
無休(年末年始12/31~1/3、4月~10月は土日祝休み)

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撮影/土居麻紀子 取材/首藤奈穂