「ごめん、無理!」と突然の別れ…アラサー女性がフラれた本当の理由4つ
いくつになっても、何度同じ経験を繰り返しても、フラれるというのは本当に辛いもの。最後までフラれた理由が分からずに悶々としてしまうことも多いですよね。“フラれた理由”を教えてもらえれば、その失敗を次の恋に活かせるかもしれません。
そこで今回は、破局の原因について男性に話を聞いてみました。その結果、さまざまな“アラサー女性がフラれた理由”が明らかになりましたよ。
1.結婚観の違い
「自分としては、結婚したら仕事はセーブして家庭を優先してほしいと思っていました。でも、彼女は“今の仕事が好きで、やっとこの地位まで来られたから結婚後もしばらくは働きたい”と言っていて、最後までお互いに譲れず別れを選びました。お互いのためには、それが良かったのだと思います」(32歳/デザイナー)
アラサー女性の中には「結婚してからも仕事を頑張りたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。その逆で「結婚後は仕事をやめたい」と考えている人も、もちろんいます。
こうした結婚後のプランが彼氏と似ていれば良いのですが、もし違う場合は話し合って、お互いに納得できるポイントを見つけたいところ。お互いに自分の意見を譲れない状態が長引くと「これ以上話し合っても、分かり合うことは無理だ」と思われ、別れを告げられてしまう場合も。
話し合いの中で落としどころをつけるか、あるいは付き合う前にお互いの結婚観をすり合わせておければいいですね。
2.安定しすぎてマンネリに
「大学の頃から付き合っていた彼女とは、ケンカもなければドキドキするようなこともなく、このまま結婚するのだろうなと思っていました。でも正直、“本当にそれで良いのか”という思いはありましたね。そんな時、同じ部署に3歳年下の後輩が異動してきて。先輩として色々教えているうちに、向こうからアプローチされるようになって、気付けば心変わりしていました」(30歳/IT関連)
付き合いが長く、関係が安定した一方、変わり続けるお互いの環境。安定感は大切ですが、たまには刺激がないと、やがてマンネリや惰性の付き合いになってしまう場合もあります。関係が安定しているからといって油断は禁物。二人で新しいことをスタートするなど、長く関係を続けていくための努力も心がけて。
3.同棲で関係が変化
「彼女の転職先が俺の自宅から近かったので、それなら一緒に住もうかと同棲を開始。同棲してからも関係は順調で、まるで家族といるかのような安心感がありました。ところがだんだん、自分の中で“彼女”が“家族”になってしまったんです。向こうは結婚を望んでいたようですが、その気持ちには応えられないと別れを告げました」(33歳/パーソナルトレーナー)
同棲を開始し交際は順調と思いきや、彼氏の中では彼女の存在が「恋人」から「家族」に変化。「家族」というと一見、仲が深まったかのように思えるかもしれませんが、男性によっては「家族になってしまった以上、恋愛対象として見るのは難しい」と感じてしまう人も。
この場合、嫌いになり破局するわけではないので「仲良しなのにどうして別れるの?」と感じる女性もいるかもしれませんね。
4.エスカレートするわがままに限界を迎える
「彼女のことが大好きで、ちょっと無茶なわがままでも聞き入れていました。でも、付き合っていくうちにわがままがエスカレート。それでも好きだったので、受け入れてきたつもりでした。でもだんだんと、いいように使われているような気がしてしまって。向こうからまったく愛情を感じられず、悲しかったです」(31歳/不動産)
デート代を毎回払うのは自分、彼女の言うことを聞くのが当たり前、理不尽なことを言われても全部受け止める……。
彼女のこういった行動がエスカレートし、男性側が愛を感じられなくなった時にフラれるケースもあるようです。できれば限界まで我慢せず、その前に伝えてくれれば、改善の余地もありますが、難しいのでしょうね。甘えすぎてしまった結果とはいえ、突然の別れは辛いものです。
多少のわがままなら我慢して聞いてくれる男性はいます。自分のわがままを聞いてくれると嬉しくなってしまいますが、このように最悪の結末を迎えてしまわないよう、甘えるタイミングや頻度には十分注意が必要。また、たまには男性に甘えさせてあげるのも効果的です。
女性にとっては「急にフラれた」と感じることもあるかもしれません。しかし、上記のように男性の中ではしっかりと経過があり、別れを切り出しているケースが多いようです。
突然の別れを迎えることにならないよう、日頃から彼氏の態度や行動の変化を注意深く見ておきましょう。
文/大内千明 画像/Shutterstock(vectorfusionart、imtmphoto、fizkes、Gorodenkoff、Antonio Guillem)