「骨格診断で選ぶいちばん似合う服」2019年のベストコーデ発表!【春夏秋冬網羅】

CLASSY.2016年の5月号の『似合うシャツは〝骨格〟で決まる』企画を皮切りに、抜群の人気を誇る〝骨格診断〟メソッドを基にした、スタイリング紹介ページ。「CLASSY.ONLINE」では特別編として、骨格診断アナリストである本誌ライターの棚田トモコが2019年本誌のスタイリングをすべてチェック!!
今回は、年末スペシャル編として、春秋、夏、冬と3つの季節でベストなコーディネートをご紹介します。

まずは3つの骨格の特徴をおさらい!

    ストレート体型はこんな人!

    ☑筋肉のつき方に特徴が出やすい
    ☑リッチで肉感的なメリハリボディ
    ☑身体に厚みがある
    ☑膝下はスッと細い
    ☑どちらかというと上半身に脂肪がつきやすい
    ☑肌はハリのある質感
    ☑どんなに痩せていてもガリガリに見えない
    ☑健康的で存在感がある
    ☑ウエストが出にくく、寸胴

    ナチュラル体型はこんな人!

    ☑関節の大きさに特徴が出やすい
    ☑骨格フレームを感じるスタイリッシュボディ
    ☑関節や骨格がしっかりとしている
    ☑肉感をあまり感じさせない
    ☑肌の質感はドライな印象
    ☑マニッシュで中性的な雰囲気で少年体型っぽい
    ☑くるぶしや膝などがしっかりとしていて大きい
    ☑手や足も大きい傾向
    ☑可愛いものよりもかっこいい雰囲気のもののほうがしっくり

    ウェーブ体型はこんな人!

    ☑脂肪のつき方に特徴が出やすい
    ☑華奢でなだらかなカーヴィーボディ
    ☑身体に厚みがなく、薄い
    ☑上半身には脂肪がつきにくいので、一見細く見える
    ☑実は下半身にボリュームがある
    ☑また肌が流れるように柔らかい
    ☑二の腕が細い人が多い
    ☑首が長く、水が溜まるような鎖骨が特徴
    ☑脚が短め

ストレート体型の場合

首元はとにかくすっきりと! コーディネートをするときは、どこかに〝きちんと感〟を出すように

    【春・秋】ストレート体型に似合うコーデ
    旬のベストとセンタープレスのパンツのセットアップ
    身体に凹凸があり、存在感があるので、コーディネートは装飾の少ないシンプルなものを選ぶと洗練された印象に。Vあきデザインのベストとセンタープレスのパンツのセットアップが全身をすっきりと演出します。

    『CLASSY.』2019年9月号P.58掲載

    【夏】ストレート体型に似合うコーデ
    Iラインワンピースはストレート体型にこそ似合う
    シンプルなものがしっくりくるのがストレート体型。夏なら首元が縦にあいたTシャツに濃いブルーのデニムも正解ですが、きちんと感のあるIラインのワンピースもいい女っぽく仕上がります。バッグは四角いものを。

    『CLASSY.』2019年6月号P.81掲載

    【冬】ストレート体型に似合うコーデ
    コートは断然ジャストサイズのチェスターコートで
    ストレート体型のスタイリングのキーワードは〝シンプル〟と〝クラス感〟。上質な生地を使ったチェスターコートにノンウォッシュのデニムを合わせた着こなしは、冬のワードローブに欠かせません。

    『CLASSY.』2019年2月号P.52掲載

ナチュラル体型の場合

大きめサイズのものをゆるっと重ねたり、地厚な生地のものを投入したり…骨感をカモフラするコーデを

    【春秋】ナチュラル体型に似合うコーデ
    骨が太く、大きいからこそ似合う大きめのアウターを
    太く、しっかりとした骨格のナチュラル体型だからこそ似合うのは、ダボッとしたサイズ感のアイテム。季節の狭間なら、ビッグGジャンを主役にしたコーデがおすすめ。ワンピの丈も大きな膝を隠すロング丈で。

    『CLASSY.』2019年8月号P.76掲載

    【夏】ナチュラル体型に似合うコーデ
    ロングワンピとパンツのレイヤードスタイルがハマる
    ナチュラル体型は布を重ねたスタイリングがよく似合います。ロング丈のニットワンピにテーパードパンツを合わせたコーデももちろんお手の物。ワンピはたくましい肩が隠れるデザインのものをセレクトして。

    『CLASSY.』2019年7月号P.54掲載

    【冬】ナチュラル体型に似合うコーデ
    ダッフルコートはナチュラル体型だからこそしっくり
    肉感をあまり感じさせない、スタイリッシュな骨格だからこそ着こなせるダッフルコート。マニッシュな雰囲気のほうが得意なので、スカートと合わせるよりもゆとりのあるサイズ感のパンツに合わせましょう。

    『CLASSY.』2019年12月号P.113掲載

ウェーブ体型の場合

可愛らしさを感じるアイテムをコーデに散りばめて。とくに上半身を〝盛る〟ことを意識!

    【春秋】ウェーブ体型に似合うコーデ
    アウターはコンパクトなノーカラーデザインを
    ソフトで華やかなものが似合うウェーブ体型は、カジュアルよりキレイめ、パンツよりスカートが似合います。春や秋に着る薄軽アウターは、カジュアルなものより、ノーカラーでフェミニンなものだとしっくり。

    『CLASSY.』2019年4月号P.147掲載

    【夏】ウェーブ体型に似合うコーデ
    リブカットソーとスカートはワードローブの必需品
    ウェーブ体型の華奢な上半身だからこそ似合うのが、柔らかい生地のリブカットソー。そしてボリュームのある下半身をさらりとカバーしてくれるフレアスカートも欠かせません。丈は長過ぎないほうがしっくり。

    『CLASSY.』2019年8月号P.52掲載

    【冬】ウェーブ体型に似合うコーデ
    冬のスタイルは〝レディ〟な印象のものがぴったり
    フェミニンな雰囲気が強いノーカラーコートが似合うのはウェーブ体型の特権。伸縮性抜群のスキニーパンツとオフタートルのニットと合わせれば、ハンサムさも兼ね備えた着こなしに。パンツの丈は短めがベスト。

    『CLASSY.』2019年1月号P.146掲載

2019年、いろいろなコーデはありましたが、骨格によって似合う着こなしはさまざまです。ぜひ、自分の骨格を把握した上で、似合うものを見つけてみてくださいね。

解説・執筆したのは…
棚田トモコ
ライター・骨格アナリスト

光文社「CLASSY.」や「JJ」を中心にファッションや美容ページ企画などのライターとして活躍する傍ら、骨格診断ファションアナリスト協会認定校(ICB INTERNATIONAL)にて骨格診断のディプロマを取得。以降〝骨格アナリスト〟としても活動中。ファッション・美容ライターとして培った知識と骨格診断を融合して、いかに今っぽくその人を輝かせるかを提案します。韓国と舞台観劇、チョコレートが大好きで、愛称は〝ティナ〟。