「骨格診断で選ぶいちばん似合う服」CLASSY.2020年1月号での結論!【骨格診断アナリストが診断】
CLASSY.2016年の5月号の『似合うシャツは〝骨格〟で決まる』企画を皮切りに、抜群の人気を誇る〝骨格診断〟メソッドを基にした、スタイリング紹介ページ。「CLASSY.ONLINE」では特別編として、骨格診断アナリストである本誌ライターの棚田トモコが本誌のスタイリングをすべてチェック!!その中から各骨格に似合うコーディネート、ベスト5をご紹介しています。 これを読めば、〝骨格に似合う〟はもちろんのこと、トレンドもCLASSY.らしさも兼ね備えた、コーディネートを知ることができちゃいます!
今回は、CLASSY.1月号を通して見た、総まとめ編です。
まずは3つの骨格の特徴をおさらい!
「CLASSY.」2020年1月号から選んだ、各骨格に一番似合うベストコーデを発表!
以上を踏まえての、骨格診断アナリスト棚田の結論!
ストレート体型は今月も受難でした
「どうしよう…。ストレート体型にベストなコーディネートがない…」。〝女度を上げるカジュアル〟がテーマだった、CLASSY.1月号の感想もこれに尽きます。なんだか、この連載が始まったCLASSY.8月号からずっとそんなはじまりで申し訳ございません。でも、今月も一番大きな声でお伝えしたいのは、夏から変わらず、ストレート体型に似合うコーディネートが驚くほど少ないということ。いや、あるんです。骨格診断のルールは8割クリアしていて、確実にスタイルアップはするのですが、〝ただただ、真面目〟一辺倒なコーディネートで、トレンドのエッセンスが少ないというか…要は、ストレート体型に似合う服だけをストイックに突き詰めると、お洒落したい女心を満たしてくれない感があるのです。
今回のテーマの〝女度を上げるカジュアル〟をストレート体型に落とし込むならば、Vあきデザインのトップスとジャストサイズのデニムにスニーカーやローファーなどが正解です。テーマの中の〝女度〟は、首元のVあきのほんのりとした肌見せでクリアしますよね。旬っぽさが欲しいという点の打開策としては、足元で出すのが正解です。ストレート体型は、足元の自由は意外にあるので、今季らしいロングブーツを合わせてみたり、ホワイトのショートブーツを合わせてみたり、ハイテクスニーカーを合わせてみたりして、コーディネートに遊びを加えてみてください。
ナチュラル体型は今月もやはり好調! 「女度高い着こなし」というテーマではウェーブ体型も◎
一方で、ナチュラル体型は今月も絶好調! ナチュラル体型のコーディネートに毎度立ちはだかる〝女らしさが足りなくなりがち〟という大きな壁をさらりと解決してくれるコーディネートがたくさんありました。何て言ったって、特集のテーマが〝女度を上げるカジュアル〟ですから、ただのカジュアルよりもコーディネートに女っぽさが加わっているものが多かったんです。
ウェーブ体型も苦手なカジュアルなコーディネートに〝女度を上げる〟というテーマが加わったことで、ウェーブ体型にも似合うカジュアルなスタイリングがちらほら。ただ、ウェーブ体型に似合うカジュアルなスタイリングはやはり少ないのが事実です。そして、〝女度を上げるカジュアル〟を体現するならば、得意のハイウエストボトムスにコンパクトなトップス、もしくは華やかな装飾やデザインのブラウスを合わせるのがおすすめです。
私がこの連載を担当させて頂くようになってからより強く思うことは、考えることの大切さです。自分の骨格には似合わないけれど、あるテイストに寄せようとするとき、苦手なアイテムだけれどなんとか着ようとするときに大切なのは、一度立ち止まって、どうしたら自分に似合わせられるかを考えることです。そのためには、自分の身体の特徴を知っていることが大前提! お正月休みは、今一度、自分の体型を見直してみては? そうすれば、2020年はもっと洗練されたあなたになれるはずです。そして、最後に…。2019年もありがとうございました!! 来年もお洒落力、いや、女力を磨いて行きましょう。CLASSY.読者がますます素敵に、HAPPYになりますように。
解説・執筆したのは…
棚田トモコ
ライター・骨格アナリスト
光文社「CLASSY.」や「JJ」を中心にファッションや美容ページ企画などのライターとして活躍する傍ら、骨格診断ファションアナリスト協会認定校(ICB INTERNATIONAL)にて骨格診断のディプロマを取得。以降〝骨格アナリスト〟としても活動中。ファッション・美容ライターとして培った知識と骨格診断を融合して、いかに今っぽくその人を輝かせるかを提案します。韓国と舞台観劇、チョコレートが大好きで、愛称は〝ティナ〟。