夕飯までに間に合う「日帰り女子旅」のすすめ～横須賀編～

家族の晩ごはんを用意する夕方までの数時間、気の置けない友人と一緒に電車や車で東京から小１時間の場所へ「ちょこっと日帰り旅」に出かけてみませんか？今回は2019年Mart11月号本誌でご紹介した「10時〜17時の　ちょこっと『オトナ女子旅』」の横須賀編をダイジェストでお届けします。
鎌倉よりも人混みがなく、のんびりと楽しめるのが横須賀の魅力。海を望みながらのドライブ、船に乗って無人島散策、絶景とともに味わう美味しいランチや素敵なオーナーのいるカフェなど、見どころ満載です。

船で１０分で行ける 猿島（さるしま）で非日常気分に浸る

こちらの船に乗って10分ほどで到着。

緑豊かな東京湾唯一の自然無人島です。

かつては軍の要塞として使用されていた猿島。こちらは「切通し」と呼ばれる要塞跡。夏場は緑のトンネルのような幻想的な世界が広がります。

撮影時の8月末は、緑の木々からこぼれ出す日の光がキラキラと挿し、時間が止まったかのような神秘的な空間でした。

【DATA】三笠桟橋（猿島航路発着所）
神奈川県横須賀市小川町27　046-825-7144
営8：30～16：30 （12月1日～2月末日は9：30～15：30）無休（12月1日〜2月末日は土・日・祝のみ運航）
https://www.tryangle-web.com/sarushima/

「横須賀美術館」で海を目の前に絶品ピザランチ

横須賀美術館の入り口にある地元の新鮮な食材を使った行列必至のイタリアン「アクアマーレ」は、東京・南青山「アクアパッツァ」の姉妹店。「PIZZAセット｣¥1,600（税込※価格は取材時のものです）目の前に広がる絶景を楽しみながらの贅沢な時間です。

ランチの後はそのまま美術館へ。建物はどこを切り取っても絵になる景色です。

晴れた日はルーフトップへ上ると、一面に広がる海を臨むことが出来ます。

【DATA】横須賀美術館
神奈川県横須賀市鴨居4-1　 046-845-1211
営10：00～18：00　休第1月曜（祝日の場合はOPEN）
https://www.yokosuka-moa.jp/

オンザビーチのカフェ「かねよ食堂」で波音をBGMにリラックス

美術館で景色とアートを楽しんだ後は、美術館から車ですぐの「かねよ食堂」へ。大通りから海へ向かう道を奥へ進むと現れる素敵な一軒家です。この日は雨上がりで、まるで外国のビーチへ来たような気分になれました。

インテリア小物がセンス良く配置され、雰囲気があります。

ゆっくりと流れる時間は、日々の疲れを優しく癒やしてくれます。

オーナーのジョンさん。漁師小屋を何年もかけて少しずつ完成させたこだわりのお店では、その時季の旬の食材を提供。漁師でもあるジョンさんが自ら獲ってきた海の幸を「マキシム・ド・パリ」出身のシェフが調理するフードやスイーツは、もはや「食堂」の域を超えた本格派といえるでしょう。

デザートのおすすめは、天草を使用した｢自家製寒天とフルーツのコンポート｣￥500。鮮やかな｢ローゼルティ｣￥500はビタミンCたっぷりです。

こちらはMart未掲載で初公開。食事なら、自家生産ワカメの佃煮と茸のピッツァ￥1,250が断然おすすめです。自家製のワカメの佃煮の程よい塩気がチーズと絡み合い、ここでしか味わえない味です。ランチセット限定でスープ、サラダ、デザート付き￥1650（デザート付きは14時半迄）※価格は取材時のものです。
このあと撮影隊がワカメの佃煮をお土産に購入したのは言うまでもありません。

【SHOP DATA】かねよ食堂
神奈川県横須賀市走水1-6-4　046-841-9881
営　HPにて確認を　休月曜
https://art-onthebeach.com/

ドライブはもちろん、この辺りはバスも通っているので、電車とバスでわいわい女子旅も楽しいのではないでしょうか？東京から日帰りで「非日常感」を味わってリフレッシュしちゃいましょう！

2019年Mart11月号
電車に揺られて蔵前へ　車でワイワイ横須賀へ
10時〜17時のちょこっと「オトナ女子旅」より

撮影／宮川久　取材・文／西君予（HEAVEN）編集／櫻井奈央子

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