大草直子さんに教わる、40歳を過ぎても「視線を送られる」ための5つの方法!
ある時、同世代らしき素敵な女性とすれ違ってハッと気づかされる。いくつになっても振り返られる女性はいる、と。年齢も体型も受け入れ、40代なりの魅力的なオシャレを目指すこと。憧れの先輩・大草直子さんと、STORYモデル・高垣麗子さんの対談から紐解きます。
【大草さんの教え 1 】デニム:旬がすぐに変わるので、“気分とともに新しく”
大草さん まずはデニムの更新。麗ちゃんデニム好きでしょ?
高垣さん 大好き。でも頻繁には更新してないですね。常に流行が変わってるのはすごく感じます。
大草さん そう、すごく速い。スピード感のあるデニムを変えるだけで全身が一気に新しくなるの。
高垣さん その変化を楽しむっていう意識も生まれますよね。
大草さん 女性にはいろいろな時期があるから自分にストレスをかけずにオシャレを楽しむほうが素敵、です。
【大草さんの教え 2 】コート:秋冬はダウンより軽くて明るい「淡い色のコート」を選びたい
高垣さん これから冬に向かうと、服も色もどんどん重くなっちゃいます。
大草さん うーん。とりあえず黒のダウンを脱いで、淡い色のコートにしてみるとかね。 ダスティピンクとかペパーミントグリーンとか、とにかく淡い色。くすみを消す色。肌がくすんだ分、清潔感が必要になってくるのも40代。コートは面積が大きいから、淡いコートを着ることで清潔感も補える。中は何を着てても印象的なのはコートだからね。
【大草さんの教え 3 】リップ:「赤い口紅をひと塗り」で 見慣れた顔もハッとする女らしさに
大草さん 最初に口紅を塗ってからメークするとアイメークが薄くなるの。それだけで顔の印象が違う。オススメは赤い口紅。
高垣さん 赤あまり塗らないけど、赤い口紅って女性にとってちょっと特別な、自分にスイッチが入るような色かもしれない。
大草さん 圧倒的に変わるのよ。目より口元を大切にしてみて。歯をキレイにするとかも大事よね。
【大草さんの教え 4 】バッグ:「バッグはレザーのかっちりした美しいものに」
大草さん 子供が小さい時はアクセを控えたり、口紅はオーガニックにしたり。その時々を大切にすればいい。育児が少し落ち着いたら、トートバッグをレザーのきちんとしたバッグに変えるだけでも、女らしいの。
【大草さんの教え 5】ワンピース:オシャレをする気持ちが 上がらない時の救世主は「やっぱりワンピース」
大草さん 私は講演会とか人前に出る時にはワンピース。揺れたり透けたりするような物は本能的に人の視線を惹きつけるの。制服のようにお気に入りのワンピ3着持ってさえいれば、助けてくれます。その3着の中に1枚、揺れたり透けたりする物があるといいかも。
○大草直子さん
雑誌の編集者を経て、スタイリストに。女性であることを楽しみ、ありのままの自分を好きでいられるスタイリングで幅広い年代の女性から絶大な支持を受ける。現在はWEBマガジン「mi-mollet」の編集長としての活動も。
○高垣麗子さん
10代からさまざまなファッション誌のモデルとして活躍し続け、現在は本誌カバーモデル。キュートな姿に「JJ」時代からずっと憧れているというコアな女性ファンも多い。現在は母としてのライフスタイルにも共感を得ている。