お米の「銘柄」どう選ぶ？12銘柄を味や食感で分類しました

今年も新しい銘柄のお米が登場しました。でも、どのような基準で選べばいいのかわからない方も多いのでは？そこで今回は、12銘柄のお米を味や食感で分類。秋食材のおすすめメニューとあわせてお米選びの参考にしてみてください。

甘み&うま味が強い銘柄

●いちほまれ
甘み、白さがコシヒカリを超える福井のお米。モチモチして甘みが強く、万人受けします。

●つや姫
だしを味わっているような深いうま味があり、粘り、甘み、硬さとすべてが上質。

【秋食材のおすすめメニュー】サケときのこのスープご飯

ご飯にだしパックで煮出したスープをかけ、焼いたサケ、エリンギをトッピング。仕上げにかつお節を。カセロラオーブンとんすい（白／黄）¥1,500（4th-market）

●夢ごこち
モチモチした食感と、優しい甘みが特色。一粒一粒がやわらかく、冷めても瑞々しい！

●ミルキークイーン
モチモチして粘りがとても強く、ほかのお米と混ぜても美味。冷めても硬くなりません。

【秋食材のおすすめメニュー】さつまいもと黒豆の炊き込みご飯

モチモチしているので炊き込みご飯にするとおこわのように炊けます。さつまいもと調理済みの黒豆で季節感をプラス。ペレンボウル（M）オリーブ¥1,400（4th-market）

●ひゃくまん穀
しっかりとした食感とあっさりした味わいが特色。どんなおかずも引き立ててくれるお米。

●ふくまる
ふっくら大粒に炊き上がり、粒に存在感が。やわらかく、ご飯がどんどん進みます。

【秋食材のおすすめメニュー】まいたけのローストビーフ丼

ローストビーフとまいたけに、ご飯がよく合います。ソルベ角プレート（深）白¥2,400（4th-market）

●新之助
粒立ちが美しく、驚くほど白い炊き上がり。しっかりとした弾力とうま味があり、上品。

●富富富（ふふふ）
甘み、粘り、硬さのバランスが取れた、食べやすいクセのないお米。飽きが来にくい。

【秋食材のおすすめメニュー】マグロと柿とアボカドのポキ丼

粒立ちがきれいでおかずを引き立てるお米。ポキ丼にフルーツを加えると、自然な甘みが加わりご飯とマッチ！リットボウル（クリーム）¥1,000（4th-market）

●銀河のしずく
キリッとすっきりした味わいで、さっぱりしたお米が好きな人におすすめ。夜食などにも。

●青天の霹靂（へきれき）
適度な粘りとほんのりした甘み、うま味があります。主張しすぎずおかずの味を引き立てるお米。

【秋食材のおすすめメニュー】ステーキいちじくとマッシュルーム添え

シンプルなステーキにいちじくときのこのソテーを添えて秋味に。ソルベオーバルプレート（白）¥2,000、ペレンサラダボウル（クリーム）¥1,200（ともに4th-market）

●にこまる
味はコシヒカリに似た系統。適度な粘りと甘みでやわらかく、口当たりがいい！

●くまさんの輝き
熊本の新品種。冷めてもツヤがあり、優しい粘りと甘み、瑞々しさがあって食べやすい。

【秋食材のおすすめメニュー】トマト風味のサバ味噌煮ワンプレートご飯

サバの味噌煮をつくるときにトマトピューレを加えて洋風にアレンジ。カボチャサラダ、なすグリルでワンプレートに。ガナッシュ四角プレート（茶）¥2,200（4th-market）

撮影／山下忠之　フードコーディネート／鮓本美保子　取材・文・スタイリング／湊谷明子　構成／タカノマイ（Mart編集部）

Mart2019年11月号
今年の注目銘柄は「雪若丸」「金色の風」「だて正夢」　選び方・炊き方のベストを知って新米「ご飯」を満喫しよう　より