プロ直伝レシピでお店のような味に!タイ料理定番「カオマンガイ」のつくり方【人気料理家・きじまりゅうたさん】

タイ料理屋さんでよく見る「カオマンガイ」。鶏肉をジューシーにするコツは…?ふと食べたくなるあの味を、人気料理家・きじまりゅうたさんに、ポイントとともに教えていただきました。

きじまりゅうたさん


料理家一家の三代目。楽しくわかりやすいトークとオリジナリティある料理に定評あり!雑誌やテレビ、Webなどで活躍中。お店のガッツリランチも大好き。

「お店みたいなごはん」とは?

定食屋、ラーメン屋、喫茶店など、旦那さんが日頃よく食べている「あの味」を、きじまりゅうたさんが徹底分析!簡単につくれて家族受けがいい味を伝授してくれます。

お店みたいな「カオマンガイ」のレシピ

「お店っぽい!」ポイント

ジューシーな鶏肉と旨みを吸ったお米。

【材料(2人分)】
・鶏のスープ煮[鶏もも肉…1枚、しょうが…1片、にんにく…1片、パクチーの根…1本分]
・A[酒…大さじ2、塩…小さじ1/2]
・米[米(できればタイ米)…1.5合、鶏のゆで汁…300ml、サラダ油…小さじ1]
・トッピング[きゅうり…1/2本、パクチー…1本、ミニトマト…適量]
・たれ[しょうゆ…大さじ1、水…大さじ1、オイスターソース…大さじ1/2、味噌…大さじ1/2、砂糖…大さじ1/2、酢…大さじ1/2、おろしにんにく…適宜、一味唐辛子…適宜]

【つくり方】

【1】前日の準備:鶏肉を切る

「鶏のふとももとふくらはぎを縦に分断するように切ります。こうすると、部位が偏らずにゆで鶏ができます」(きじまさん)

【2】肉をゆでる

①しょうがは皮ごと3mm幅の薄切りに、にんにくは縦半分に切る。パクチーは根を切り落とす。鍋にそれらを入れ、Aを加えてから、肉がかぶる程度の水(500ml程度)を注ぎ、火にかける。煮立ったらアクをひき、落とし蓋をして弱火で5分ほど煮る。


②火を止めて蓋をし、そのまま粗熱を取る。冷めたら一晩冷蔵庫で寝かせる。

余熱で中まで火を通しましょう
鶏肉にある程度火が通ったら、余熱調理を。汁に浸しながら冷ますことで、ジューシーさがアップします。

【3】米をたく

米を研ぎ(タイ米の場合はサッと洗い)、水気を切って炊飯器に入れる。【2】のゆで汁を、浮いた脂ごと300mlとって炊飯器に入れ、通常どおりたく。

タイ米(左)/日本米(右)

「タイ米は細長い形。日本米に比べて水分量が少ないため、たいたときにパサッとした食感になるのが特徴です」(きじまさん)

【4】具材とたれの準備

きゅうりはピーラーで皮を縞目にむいて斜め薄切りに。トマト、パクチー、冷えた鶏肉を食べやすい大きさに切る。たれの調味料を混ぜ、トッピングの上からかける。

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調理/きじまりゅうた 撮影/北川鉄雄 スタイリング/鮓本美保子 構成/タカノマイ(Mart編集部)

Mart2019年10月号
週末の料理で褒められたいお父さんへ きじまりゅうたのパパのごはんは「まるでお店みたい」Vol.19「カオマンガイ」より

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