整理収納アドバイザーのもの捨て基準①もったいないグッズ
「もったいない」「高かったから」「いつか使うかも」などの気持ちに振り回されて、ついついたまりがちなもの、ありませんか?そこで、何を基準にものを捨てたらいいのかを整理収納のプロに教えてもらいました。捨てる基準のポイントは「使うシーンが思い浮かぶか?」。今回は「もったいなくて取ってあるグッズ」のもの捨て基準について、整理収納のプロとMart編集部で考えました。
もったいなくて取ってあるグッズ①ショッパー
【チェックポイント】
・自分がよく使うサイズか想像する
・ファイルボックスに入る量に絞る
・イメージがいいブランドのものか
【捨てるもの】
使用頻度が低い極端なサイズのもの、特殊な素材のもの、出番がすぐになさそうなものは捨てましょう。
【捨てないもの】
手土産を入れやすいサイズ。
いいイメージのお店のもの。中くらいのサイズまでは取っておくと便利。特に、シンプルなものや雑貨屋さんのものは何かと使えますよ。
【再利用アイデア】
つくりがしっかりしたものや、男女ともに使いやすいシンプルなブランドロゴのものが便利です。
自宅にあるゴミ箱にセットするとちょうどいいサイズなら、そのまま捨てることができて一石二鳥。
もったいなくて取ってあるグッズ②きれいな箱
【チェックポイント】
・部屋のインテリアに合うか
・中に入れるものが想像できるか
【捨てるもの】
靴の箱は中に食品も入れられず用途少なめ。「何を入れよう?」と悩むときは考える期間を決めて手放して。
【捨てないもの】
このような箱はバラバラお菓子にぴったり。
シンプルな英語のロゴが入っていておしゃれなものや、部屋のインテリアとの相性がいいものは残してもOK。ナチュラルインテリアに合わせて。
【再利用アイデア】
ちょっとしたお菓子やキャンディー入れとして、そのまま来客時にテーブルに出してもおしゃれです。
もったいなくて取ってあるグッズ③アメニティやサンプル
【チェックポイント】
・いつ使うかはっきり想像できるか
【捨てるもの】
使い方等の情報が不明なもの、また使用期限の記載がないものは1年を目途に捨てます。
【捨てないもの】
使えるサンプルは毎日のスキンケアに投入。
アメニティは義母の宿泊セットにいけそう。日常使いのほか、泊まりの来客予定や海外旅行・合宿などアメニティのないところへ出かける予定がある人は残して。
【再利用アイデア】
サンプルは貰ったらその日の日付を書いて普段使いに。積極的に使うことを意識して持つ量を決めて管理を。
泊まり客が多い家は、シャワーキャップと歯ブラシだけでも置いてあると役に立ちますよ。
整理収納アドバイザーよりひと言
自分が居心地いい=適量で暮らすことだと気づきました
「コスメサンプルなら『この箱に収まるだけ』と必要な量を見極めてストック。使えると判断したものはキープし、適量を保ちます」(整理収納アドバイザー・鈴木久美子さん)
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撮影/山本雅樹、中林 香、上原浩作、北川鉄雄 取材・文/加藤文惠 構成/タカノマイ(Mart編集部)
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