【私物アイテム公開】人気スタイリスト・丸林広奈さんも“コペンハーゲン”がブーム!
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スポーティを女っぽく着こなした私服のスタイリングが人気だった丸林さん。人とかぶらないアイテム選びや、甘辛の塩梅が絶妙なんです。今回は、そんな丸林さんがインスピレーションをもらっているという「コペンハーゲン」についてお話ししてくださいました♡
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甘め2割×カジュアル8割のバランス感がしっくり
これまで“ゆるパンツ”といえば、デニムやワイドパンツが定番でしたが、今年初めてMIU MIUのチノパンを迎えてから、スタイリングの幅が広がりました。その影響もあり、この秋はメンズライクなパンツに夢中。オーストラリア発のブランド「MATTEAU」で見つけた一本は、ブラウン寄りの深みあるカーキと、緩やかなコクーンシルエットに一目惚れしました。トレンドを押さえたランジェリー風のレースインナーとも相性抜群!サンローランのインナーは短め丈×リブ素材で裾をたくし上げやすく、さり気ないお腹の肌見せも、ソフトミリタリーに欠かせないエッセンスです。ジャケットはマーノ、時計はカルティエ、リングとブレスレットはソフィ・ビル・ブラーエ。
丸林さんがインスピレーションをもらうのは、コペンハーゲンのファッション
\気づけばコペンハーゲンのブランドを収集/
私の“コペンハーゲンブーム”の火付け役となったのは、自身のウェディングリング探しでした。周りとかぶらないものを身につけたくて、ネットでひたすら検索。そこで出合ったのが、波打つ曲線状に大小様々なダイヤが並ぶ『SOPHIE BILLE BRAHE』のリングでした。上品さの中に宿る遊び心に心を奪われたのを覚えています。それから、ジュエリーはもちろんアパレルまで、コペンハーゲン発のブランドを幅広くリサーチするように。中でも『LIÉ STUDIO』愛は格別で、直接メッセージを送って、ディレクターの姉妹にお会いしたことも。
また、『TEKLA』や『Cecilie Bahnsen』も私の気分にぴったり寄り添うコペンハーゲンブランドです。現地のスナップもチェックしているのですが、スウェット×ダイヤのネックレス、エレガントなワンピ×スニーカーなど、自由なスタイルを楽しんでいて、真逆のアイテム同士でも、なぜかまとまりがある。その絶妙なバランス感が、私のファッション欲を掻き立てます。また、 北欧ブランドの“生地の繊細さ”にも惹かれ、服作りに携わる私は触発されて京都までデッドストックの生地を探しに行ったこともありました。工場で見つけたシルクの美しさに感動し、新作のツイードコートの衿裏にあしらうことに。衿を立てた時にだけ見えるそのささやかな仕掛けにも、コペンハーゲンから学んだ遊び心を投影しています。
レディなカッコよさを作る丸林さんのITアイテム
1.アウターでも自然と抜け感が出るツイード素材に夢中

MARNOの新作コートはこれまでになかった紳士服風のツイードを採用。ブラウン×表情のある素材で秋冬の装いにシフト。
2.スエード素材のサンダルは夏から継続して愛用中!

最近はほぼ毎日愛用しているシャネルのトングサンダル。スエードで秋まで長く履けるのが魅力!
3.小脇に収まるラウンドフォルムでクラッチ持ちも◎

メゾンブランドの中でも特に愛用しているサンローラン。モードさと女っぽさが絶妙にMIXされたデザインが豊富で、シンプルコーデを格上げしてくれます。
4.挑戦的な長め丈ニットは信頼ブランド「TOTEME」で

長め丈トップスが気になる今季、TOTEMEで半袖ニットを購入。レースを裾から覗かせると、バランスの取れたレイヤードが楽しめます。
5.つま先オシャレが叶うスエードミュールが気分!

3年前に迎えたJIMMY CHOOのミュール。つま先のデザインが、甲にかかるワイドパンツとも好相性で出番が多め。
Hirona Marubayashi
“まるちゃん”の愛称で親しまれる、1992年生まれの同世代スタイリスト。フェミニンに着こなすシンプルモードスタイルに定評あり。2022年にはアパレルブランド「MARNO(マーノ)」をローンチ。
撮影/川﨑一貴(Ajoite)〈人物〉、清藤直樹〈静物〉 モデル・スタイリング/丸林広奈 ヘアメイク/後藤若菜(ROI) 取材/岸本真由子 編集/藤田摩吏子 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年10月号『スタイリスト丸林広奈さんのハンサムカジュアル』より。
※私物につきシャネルブティックへのお問合せはお控えください