SHELLYさん「新学期疲れの時期、頑張り過ぎないために心掛けていること」
※このコラムはVERY2024年5月号(2024年5月7日発売)に掲載された記事を再編集したものです。
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春休みが終わって園や学校が始まる4月、GW明けの5月、気になるのは子どもの「行き渋り」。大人だって長い休みの後は憂鬱になるから、子どももなって当然だと思います。GWの頃、園や学校がやっと慣れたと思ったら……ということもあり、親子ともに気持ちを上げるのは大変ですよね。その子によるから絶対の線引きはできないけれど、保育園児はなだめすかしてなんとか行けば楽しく過ごせる場合もあるのかな? と感じますが、小学生になってからの「行きたくない」はちゃんと受け止めたいと思っていて。もちろん、親としては行きたくないと言われたら心配だし、仕事がある人はやりくりに困ったりきれいごとでは済まされない場合もありますよね。そんなときの受け皿を用意するだけじゃなくて、今の学校の在り方を考えたり、「無理をしないでいいよ」と言える余裕をみんなで作れたらいいですよね。子どもたちは、本当にがんばって学校に通っていると思います。
子どもももちろんですが、春休み明けからバタバタで、自分が5月病になりそうだな、と思うママも多いかもしれません。そういうとき、どれだけ「自分のコップ」の水が減っているか、気づける自分でいられたらいいですよね。私も楽しい週末を過ごしたはずなのに、なぜか子どもに冷たい言い方をしてしまったり、イライラしたり……そういうときは気づかないだけで絶対に、「自分のコップ」の水が減っているんです。子どものケアをするために、自分の時間を意識して取って、姉たちと喋って、まずは自分のコップを満たすようにしています。学校が始まるこの時期はとにかく忙しいし、絶対、みんな疲れてる!
私は、パートナーと今コップがどれくらい満たされているか、常に確認し合っている最近です。例えば本当にへとへとなときは「私今、5段階で2だから」と言って、夜のお世話はパートナーにバトンタッチ。1や2のときは無理に引き上げて対応しなくてもいいと思う。自分の余裕を数値化することで、自分の状況も客観的に考えられるようになりました。家族の中で「今、コップどれくらい?」とお互い聞き合って、余力のある方が少しがんばってみる。もしくは2人ともすり減っていたら、何かを諦めて自分たちを甘やかす。そうやって、大変な4月5月を乗り越えていけたらいいですね。
◉SHELLY|シェリー
1984年生まれ、神奈川県出身。14歳でモデルとしてデビュー以後、タレント、MCとして幅広く活躍。9歳と7歳と2歳の娘の母。
暖かくなってきて、釣りとバーベキューができるところに行きました。釣った魚を教えてもらいながら自分で捌いて、焼いていただきました!三女は鶏肉を頬張って、私は肉焼き係!
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撮影:須藤敬一 取材・文:有馬美穂 編集:羽城麻子
*VERY2024年5月号「シェリーの「これってママギャップ?」」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のもので、変更になっている場合がございます。