デジタル金運風水ってご存知ですか？実は今、紙のお金からデジタル通貨に変わる時代の過渡期であり、デジタルで金運を高められるようにしておくことが大事だそう。「スマホ決済って金運にどうなの？」「現金ってたくさん持ってないと金運ダウンになるの？」など、従来の金運風水では対処できなくなってきているデジタル時代の金運について風水師の李家幽竹先生に聞いてみました！

教えてもらったのは…

一般社団法人 空間風水学会　理事長。韓国・李王朝の流れをくむ、ただ一人の風水師。「風水は環境をととのえることで運を呼ぶ環境学」という考えのもと、様々なアドバイスを行いながら、テレビ、雑誌、セミナーなど幅広く活躍。現在までに出版した書籍は300冊を超え、累計販売1000万部数以上。主宰する空間風水学会では風水アドバイザーの育成に尽力している。

デジタルにも風水がある！金運とデジタルの関係って？

将来的には、全ての通貨がデジタルにシフトしていくと思うのですが、現在は移行期にあたります。デジタル化すること自体に良い悪いがあるのではなく、新しい時代に乗り遅れるということが、運を逃すことにつながります。また、デジタル化によって重たい小銭を持たなくて済むのも金運的にGOOD。キャッシュレス決済はできる限り取り入れていきたいものですが、人によっては現金を使うことに慣れている、安心するという人もいますので、それぞれの状況に合わせて可能なところから取り入れていきましょう。

まずは自分のデジタル決済が70％を超えているかチェック！

デジタル決済が70％を超えていたらスマホが“お財布”に
まずは、自分がどれだけデジタル決済（クレジットカード、交通系IC、QRコード決済など）を使用しているのかを調べてみましょう。デジタル決済が70%以上であればスマホは“お財布”と捉える必要があります。デジタル決済が半分くらいであれば、従来のお財布をメイン財布として使っても問題ありません。

お金の管理はよりしっかり
デジタル決済は現物のお金に触らないので、使っている感覚があやふやになり、お金を使いすぎてしまうことがあります。そうならないように、月に一度は使ったお金や明細を確認し、決済金額をメモしたり、支払い履歴のデータを保存しておきましょう。デジタル決済はお金の動きを把握することがより大切です。

デジタル決済比率が70％以上の人にオススメの「スマホケース」4選

李家先生のアドバイスを元に編集部でセレクト

金運がUPするスマホケースの特徴は？
デジタル比率が70％を占めているスマホケースは“お財布”と捉えて選ぶのが◎。素材は財布で選ぶような高級感があってレザーのようなケースがオススメ。カードなどが入れられる手帳型タイプだとよりGOOD。さらにカバーに名前やイニシャルを刻印ができるものを選ぶことで言霊の力が発動し、お金が自分のものとなり金運が定着します。

茶色、グレージュ、落ち着いた黄色など、「土」の気のカラーを取り入れるのも金運に効果的です。他にもお金が好むゴールドや、シルバーカラー、女性であればピンクカラーもおすすめです。

金運的にNGなスマホケースは？
プラスチックや、透けているものはお金をビニール袋に入れているようなもの。金運が下がるのでNGです。赤や青色のケースは、スマホをお財布として使わない場合は問題ありませんが、お財布として使っている場合は避けましょう。また、チャームを付けると、縁を繋ぐ風の気がつきます。風の気はご縁や、人気に関わるものなので、スマホとして使う場合には良いのですが、“お財布”に対してだと、その風でお金を吹き飛ばしてしまうので、気をつけて。

スマホの中にも風水が！？アプリの配置も重要に

現金を触ることがないデジタル決済だからこそ、お金の概念を意識するためにスマホのアプリの整理が大切になります。決済アプリや銀行系のアプリ、クレジットカードのアプリなど、お金に関するアプリは全て、スマホ画面から向かって右上にフォルダを作って、他のアプリとは別にしましょう。特に、メールやスケジュール、エクササイズ系、動画など「動き」に関するアプリとは遠く離して配置しましょう。動きの多いアプリが近くにあると、お金の出も激しくなってしまいます。

日本が完全にキャッシュレスに移行するまではお財布も持っていると◎

まずはスマホケースとお財布の併用で金運UP
デジタル金運についていろいろお話してきましたが、まだ日本では完全にデジタルにシフトしている訳ではありません。現在の過渡期では、金運に効果的なスマホケースを使用しながら、ミニ財布やカード収納がメインの財布など、自分のスタイルにあったお財布を選ぶことがポイントです。

現金でお買い物をするときにもポイントが！
現金を使う際にもポイントがあります。小銭は重く、汚れがついているので多く小銭を持っていることは金運的にマイナスです。小銭から積極的に使うなどして、減らすように心がけましょう。また、旧紙幣は運気が滞る原因となるので、新紙幣に交換することがおすすめです。

子どもには現金を持たせるよりキャッシュレスがいい？
また、STORY世代が気になるのが子どものお金の扱い方。キャッシュレスがいいのか現金がいいのか気になっている人も多いはず。子ども達のこれからの時代こそ、キャッシュレスでお買い物をすることが基本となってくるはずなので、低学年の早いうちから、キャッシュレスを含め、いろんなパターンでの買い物の仕方を教えておくことをおすすめします。日本だけではなく、外国の通貨が今どのくらいの価値になっているかを一緒に見て意識しておくことも大切です。国の枠を超えて、グローバルな視点で経済を捉えられるようにしておきましょう。ただ、現物を触る機会が少なくなっていくからこそ、お金の概念を認識できているかが大事に。お子さんが小さいうちは、現金を使ってお買い物する日をつくり、現金を使う感覚を記憶として覚えてもらえるようにしましょう。

イラスト／香川尚子　取材・文/Rina Ota