【食いしばり】を歯科医で治療するなら…STORYスタッフが体験

自分の症状と、各治療方法のメリット・デメリットを見極めたうえで、適切な治療を受け、脱・食いしばり! 今回は【歯科医】での治療について取材しました。

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【歯科医】時間をかけても根本から治す!

マウスピースで睡眠時の負担は激減。根本的な嚙み合わせの治療に注力

歯科医・ 三木直子先生

食いしばりは頭で認識していないストレスを発散させてくれているので、上手く付き合っていくことが大切です。無理に防ごうとすると鬱病になってしまうリスクも。 しかし悪化すると歯周病や知覚過敏、顔の歪みや、肩こり、頭痛といった不快症状、ひどいと顎関節症を引き起こすこともあるので、不調を防ぐためにも定期的に口内の状態を把握することが大事。 歯科の治療方法として、マウスピース治療なら嚙んでストレス発散できるうえに歯のすり減りも防ぐことができます。保険適用になるので、気になる不調があったらまずは歯科で診察を受けてみてください。 鏡で顔を見てケアするのと同じように口の中も見る習慣をつけ、口内マッサージをするなど内側の健康も大切にしてくださいね。

ライター渡辺が体験

1.噛み合わせの確認を行います

口内チェックでは、削れや嚙み合わせを確認! 噛み締める、カチカチ歯を鳴らす、大きく歯ぎしりする等の様子を診察して、噛み合わせチェックを行う。

2. エラの部分にある咬筋をチェック中

こめかみの前の筋肉や咬筋を押して痛みを感じるようであれば、食いしばりや顎のズレが生じている。

3. 口腔内3Dスキャナーで歯型を取る

従来の歯型取りに使う、粘土のような印象材を口に詰めずに、口内をスキャンできるので正確かつ快適!

4. 完成したマウスピースの最終調整

マウスピースを装着して診察を行い、口内にフィットしているかどうかの確認と細部の調整を行う。

3週間でどこまで変わる?

いざ装着!

近寄って見ないと分からないくらい透明で、しっかりとした固さ。隙間なく上の歯全体が覆われ、密着度が高い。

● 装着1日目
隙間なく歯にフィットしているので、着脱に時間がかかる。密着度の高さに慣れず寝つけず……。

● 装着1週間後
慣れてきて着脱や寝つきもスムーズに。起床時の顎の疲れや奥歯の痺れがかなり軽減。

BEFORE
虫歯治療の際に歯科医院で食いしばりを指摘されたが、違和感からマウスピースを断念し放置していた。起床時に顎の疲れや奥歯の痺れ、知覚過敏の症状あり。

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AFTER
日中も食いしばりをしていないか意識しながら生活するようになりました。マウスピースにも慣れ、以前より圧倒的に眠りが深くなりました。頭痛や肩こりの症状も軽減したように感じます。

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歯科治療のメリット・デメリット

  • 保険適用がある
  • かかりつけ医でも治療ができるので通いやすい
  • 治療に時間がかかるため即効性はない

撮影/森脇裕介 ヘア・メーク/高垣賢司 スタイリスト/白幡 啓 取材/竹永久美子、渡辺景子 ※情報は2024年11月号掲載時のものです。

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