【本田望結】猛特訓で撮影した実演シーンが話題!主演映画『カーリングの神様』でカーリング選手役に挑戦(前編)

11月8日より公開される、カーリングの世界大会を目指して奮闘する女子高校生たちの友情を描いた映画『カーリングの神様』で主演を務める本田望結さんにJJnetが直撃! 女優そして、フィギュアスケーターとしても活躍する本田さんがスケート靴からカーリングシューズに履き替え、どのような姿で氷上に登場するのか多くの注目が集まるなか、作品への思いや制作秘話を伺いました!前編と後編でお届けします。

本田望結(ほんだ みゆ)さん PROFILE

2004 年6月1日生まれ。京都府出身。 3 歳から芸能活動を始め、「家政婦のミタ」(11/NTV)への出演が話題になる。その後、数多くの映画、ドラマに出演する。近年の出演作はドラマ「らんまん」(23/NHK)、「少年のアビス」(22/MBS)、「ばかやろうのキス」(22/NTV)、映画「それいけ!ゲートボールさくら組」(23/野田孝則監督) 、「きさらぎ駅」(22/永江二朗監督)など。フィギュアスケーターとしても活躍。

フィギュアとは違うシューズに苦戦した撮影

――この役が決まったときのお気持ちを教えてください!

本田さん まず初めに氷上のスポーツを映画にするって、これまですごく難しいイメージがあって、氷上の映画ってほとんどなかったので「わ!カーリングの映画が出るんだ!」っていう驚きで「おめでとうございます!」って言う気持ちと、フィギュアスケーターとしてはフィギュアにはそういった映画があまりないのでちょっと悔しいなという気持ちもあったりしました。そういう意味では「女優」というよりは、ある意味「スポーツ選手」のスイッチが入ってそのまま作品に参加できたように思います。

 

――みなさんフィギュアスケーターとして氷上に立つ本田さんのイメージがあると思いますが、同じ氷上でもカーリングはまた違うところがありそうですね。

本田さん フィギュアの刃が付いたスケート靴と異なり、カーリングのシューズは運動靴のような形をしていて、私はスケート靴を履く感覚が染みついているので逆にすごく苦戦しました。共演の仲間が二つ三つと先に進んで練習する中、私だけ第一段階の練習をずっとしているような状態でした。なので「これからどうなるんだろう」っていう怖さや「本番までに仕上げられるのか?」っていう怖さが初日はありました。どうしてもスケート靴を履くときとは違う位置に力を入れないといけないですから、初めの「滑る」・「歩く」という第一段階の動きにとにかく苦戦しました。もう何十年とフィギュアの靴を履いているので、その感覚の違い大きかったですけど、コツをつかめた後はフォームの練習まではあまり苦戦することなく行けました。

 

――やはり違いに苦戦なさったところがあったんですね。逆に同じだったところはありましたか?

本田さん 寒いという環境は同じですね(笑)。維持する温度も一緒なので私はいつもの場所で撮影が出来るのがすごく不思議な感じがしました。慣れた環境で私はとても心地がよかったです。

 

――撮影に向けたカーリングの練習は普段フィギュアスケートで使うリンクなどでも行われたのですか?

本田さん 私が普段フィギュアの練習をしているところの隣でカーリングの練習を行ったりもしました。なので、朝はカーリングの練習をして、午後はそのままフィギュアの練習に入ったりということもありました。実際カーリングの練習は撮影の約1ヶ月くらい前から始めました。場所も様々で、埼玉のリンクを借りるときもあれば、実際に撮影に入った長野で練習したりもしました。フィギュアもそうなんですけど日本にはリンクが少ないので、なかなか練習場所も限られていて毎日練習ができるわけじゃなかったんですけど、家でもフォームなどは練習できたので、それぞれが各自トレーニングを積んでいった期間だったかなと思います。リンクでのほとんどの練習時間は、実際に映画の中のチームの仲間と一緒に過ごしました。

 

カーリングシーンも自分たちで!「スイッチが入りました!」

――スポーツを描く映画では、実際の競技シーンを演者ではなく選手で撮影して映像をつくるということもあると聞きますが、今回は演者のみなさんがリアルに競技をする姿を撮影することにこだわったそうですね。

本田さん カーリングのシーンについて、初日に監督やスタッフさんから「出来る限りみんなでカーリングして、そのシーンを使いたい」との話があり、本格的に練習を頑張ろうと、そこで私たちもスイッチが入りました。スポーツの映画を撮る場合、どれだけ役者さんが練習を頑張っても、小さい頃から頑張っている選手にはやはりかなわないし、映画を総合的に観たらやっぱり誰かにやってもらった方がうまくいくシーンもあるのも事実。そう思うと悔しいところもあったり仕方のないことなんですけど、今回は最初に「できる限りみんなでやろう!」と言ってくださったおかげで私たちもやる気になり、本気で頑張ったらできるんだっていう新たな映画の世界の可能性を見つけられたかもしれません。そういう空気にしてくださったスタッフさんたちには感謝しています!

 

本田望結さんのアザーカットを公開♡

『カーリングの神様』11⽉8⽇(⾦)より 新宿ピカデリーほか全国公開

公式サイト: curlingnokamisama.com

公式Instagram: @curling.kamisama

公式X: @CurlingKamisama

配給: ラビットハウス

【あらすじ】

⾵光明媚な町、⻑野県御代⽥町。本州最古という歴史はあるが、⽼朽化して、かつての活気を失った⺠間のカーリング場で独りストーンを投げる⾹澄。彼⼥は⼩学⽣時代に“最強”と⾔われたカーリングチームの再起動を決意する。この町のため、そしてなにより⾃分たちのためにもう⼀度輝きたいという強い想いを抱える⼥⼦⾼校⽣たち。しかし、かつてのチームのメンバーは集まらず、コーチも断られ、せっかく集まったメンバーは仲間割れと、絵にかいたようなポンコツチーム。だが、彼⼥たちには⽬標があった。⾃分たちの町で⾏われることになったカーリングの国際⼤会のエキシビジョンマッチへの出場。果たして、かつてのチームメイトが所属する隣町の強豪チームを下して出場権を⼿にすることはできるのか……。

【出演】

本田望結

長澤樹 泉智奈津 白倉碧空 / 川口ゆりな

秋山ゆずき 山崎竜太郎 内浦純一

柄本明 六角精児 田中麗奈 高島礼子

監督:本木克英

主題歌:「Sweaty Smell」STU48 キングレコード

製作統括:佐藤耕二 エグゼクティブプロデューサー:岩城レイ子 プロデユーサー:冲永成敬 神林夏樹 大久保昌秀

脚本:谷本佳織 音楽:Akiyoshi Yasuda 撮影:石黒康一 照明:田中雄哉 録音:杉村賢太郎 映像:林航太郎 編集:川瀬功(JSE)

助監督:石田和彦 プロダクションマネージャー:小松次郎 ラインプロデューサー:入交祥子

製作:テレビ朝日 文化工房 博報堂 DY メディアパートナーズ CB 朝日新聞社 BS 朝日 長野朝日放送 メ〜テレ

制作プロダクション:松竹撮影所 製作幹事:文化工房 配給:ラビットハウス

特別協賛:ミネベアミツミ 協賛 フルタクリニック 明治 カーネクスト 特別協力:御代田町 あさまハイランドスポーツクラブ

©2024「カーリングの神様」製作委員会

撮影/TOWA ヘアメイク/大和田京子 スタイリング/志田舞 取材・文/加藤文惠 編集/齋藤菜月

トップス/¥15,400 LE CIEL BLEU
ワンピース/¥31,900 LE CIEL BLEU
アウター/¥46,200 IRENE

▼トップス、ワンピース、アウター分の問い合わせ先
リステア/ルシェルブルー総合カスタマーサービス 03-3404-5370

シルバーイヤカフ/¥2,640 Phoebe
ロングネックレス/¥3,080 Phoebe

▼アクセサリーの問い合わせ先
Phoebe 03-5362-7230

撮影/TOWA ヘアメイク/大和田京子 スタイリング/志田舞 取材・文/加藤文惠 編集/齋藤菜月