川人未帆さんの“夏の垢抜け配色ルール”
色をたっぷり使ったコーディネートに定評のある人気読者の川人未帆さん。子どもの頃から甘めのコーディネートが大好きだという川人さんは、甘め服を大人っぽく見せるためにこそ色合わせを重視しているそうです。そんな彼女の二大垢抜け配色ルールを聞いてきました!
ルール1
不思議とまとまる国旗配色!
「原色╳原色のコーデに統一感が生まれる〝国旗配色〟はテキサス時代にひらめいた鉄板ルール。メイン一色を決めてあとは小物だけで色を足しても、全身を国旗配色にしてもよし。不思議としっくりまとまるんです(笑)」
定番〝カーデ╳スカート〟こそ配色力で差をつけます。アイルランド国旗のように白を挟むことでオレンジとグリーンの発色が際立って元気に見える!
頭からつま先まで順にドイツ国旗の配色を踏襲。幼くなりがちなギンガムチェックもコンパクトなトップスにワイドパンツなら難なくクリア!
イタリア国旗を意識して、メインカラーをトマトレッドとグリーンの2色に。バッグと足元にトラッドを効かせることでクリスマス感をさりげなく解消します(笑)。
次のページでは
ピンクを着こなす川人さんルールを紹介!
ルール2
ピンクこそ“盛る”ことで女っぽく!
「ピンク色アイテムに、無難だからと白やベージュを合わせると、逆におばさんっぽくなる危険が! あえてグラデにしたり、キレイ色を重ねたり、攻め配色にしたほうが、それ自体が可愛いピンクは女っぽくエレガントに着こなせる!というのが持論。濃淡をつけたダブルピンクや、淡いピンク╳グリーンが今の気分にぴったり。幼くならない青みピンクがオススメです」
濃淡つけたピンクコーデでTシャツもおでかけ仕様に!
カジュアル色が強くて苦手なボーダーも、ピンクの力で可愛らしくキレイめに。上下で濃淡をつけたピンクコーデは気持ちまで華やぎます。
Tops : agnès b. Bottoms : SEVEN TEN by MIHO KAWAHITO Shoes : 11AM Bag : VASIC Necklace : rada
ピンク×グリーンは合わせやすくお気に入りの組み合わせ!
グリーンはパンツのように面積が大きい場合は薄めの色味を選ぶのがポイント。小物なら、濃いグリーンでもまとまります。首が詰まったブラウスでラブリーだけど品よく。
Tops & Pants : SEVEN TEN by MIHO KAWAHITO Shoes : PIPPICHIC Bag : ZARA
撮影/須藤敬一 ヘア/小松胡桃〈ROI〉 取材・文/北山えいみ 撮影協力/メゾンカイザー高輪本店 編集/翁長瑠璃子
*VERY2019年9月号「品よく女っぽい彼女たちのオシャレの秘密 VERY世代は「可愛い」=「女っぽい」と解釈します!」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。