2024年04月29日 12:00
/ 最終更新日 : 2024年05月24日 13:18
CLASSY.
【ホテル、レストランetc.】韓国通ライターの「高感度ソウル」|CLASSY.
友人のお誕生日祝いや、仕事を頑張ったご褒美、ちょっと辛いものが食べたくて…セアルさんにとってソウルは、国内旅行よりもライトな気分で出かける場所。数えきれない渡韓の中で培った審美眼で、高感度なソウルをキュレーションしました。
【LUXURYなSEOUL】ソウルでしかできないハイエンドな体験を
気軽なソウル旅だけど、特別な日に訪れるなら、ホテルだってレストランだってお気に入りの場所へ。思い切りオシャレして出かけるのがセアル流!
コロナ禍の前は毎月のように訪れていたソウルに丸3年行けなかったことで、韓国語のリスキリングの必要を感じ、短期の語学留学を決意。日常会話には困らないものの、きちんとビジネスでも使える韓国語を学ぶために、ちょうど1年前の2023年3月にソウルにある梨花女子大学の語学堂に約1カ月の短期留学。今はソウルでの仕事も視野にTOPIK取得のための勉強中。
\ソウル基本情報/
ソウルを訪れる際、金浦空港と仁川空港の2つの空港がありますが、中心部から近い金浦空港がより便利。移動手段はタクシーやUber、カカオタクシー、TADAという韓国のライドシェアもあるけれど、バスや地下鉄などの公共交通機関を駆使して移動するのもソウル旅の醍醐味。交通カード「Tmoney」は、大部分のコンビニエンスストアで購入でき、駅でチャージ可能。中心部の治安は概ね良好で日本と大きな差はない。1W=0.11円(2024年3月現在)。
【HOTEL】定宿から特別なときのホテルまで
カフェもお買物も徒歩で行けるGRAND HYATT SEOUL
南山と漢江に囲まれた5つ星ホテル。夏はプール、冬はスケートリンクもあり家族旅にもオススメです。ソウル屈指の高級住宅街なため、お散歩がてらお宅探訪も楽しい。
フロント前の美しい季節の装花も映えスポットとして人気。
外だけじゃなく中も美しいクリスマスシーズンのイルミネーション。
宿泊した客室からのビューは毎度記録したいほど、好きな景色。
何十回と宿泊してきたけれど、今年初めてスケートデビュー。
【RESTAURANT】このために渡航してもいいくらい
毎度訪れたいマイベストレストラン『ONJIUM』
景福宮を望むロケーションのミシュラン20241つ星レストラン。2018年OPEN。伝統料理を継承したコースメニューを季節に合わせて月毎に変えて提供しているから、渡韓の度に訪れたいアドレス。CATCH TABLEで予約可能。
OPENしてすぐの頃、ソウルに住む食通の友人に連れてきてもらったのが初ONJIUM。一面窓ガラスで覆われたテーブルは、景福宮を望むことができる特等席。
設えやお料理だけじゃなく、器の美しさや使い方にも感動し、食器たちはスタッフの方に聞いて翌日同じものを探しに行ったほど。
【CASUALなSEOUL】フッ軽に何軒もホッピング!
お金のかからないアクティビティからショッピングやカフェまで。毎度訪れるお気に入りの場所に、新たにアップデートした場所も加えて紹介します。
【RUNNING】いつもとは違う景色がたのしい
地元の人みたいに朝から公園で運動『南山公園と漢江公園』
GRAND HYATT SEOULの真向かいにある南山公園と、SIGNIELから徒歩20〜30分の蚕室・漢江公園。簡易的なジムの器具がいろんなポイントにたくさんあって気軽に運動を楽しめるのがソウルの公園の醍醐味。
親友のお誕生日会でソウルに集まったみんなでGRAND HYATTにお泊まりしていたので、早起きして、南山公園へ!しっかりお酒を飲んだ翌日も山頂まで片道2キロのコースをランニングすれば浮腫みも取れてスッキリ。
漢江公園の川沿いには約10キロのジョギングコースがあるのですが、ランニングというより、公園内のコンビニで作れる自動ラーメン機で作ったラーメンを食べるのがお目当て(笑)。
【SHOPPING】荷物になっても持ち帰りたいものだけ
服はこのお店をめがけて『RECTO』
2015年からスタートした韓国発のデザイナーズブランド。大通りから1本入った閑静な漢南フラッグシップストアは美しい曲線の階段が印象的な4フロアで構成されている。
ソウルからちょっと足を延ばして『bangim craft』
ソウルからバスで1時間ほど移動したソウルのお隣パジュにある作家ヤンビョンヨンさんのプライベートアトリエ。小さなソバン(小さな机)がヤンさんのシグネチャー。
白磁や韓国作家の器を見るなら『SIKIJANG』
韓国の有名作家たちの食器を多く取り扱うお店。有名レストランで使われている食器もここで取り扱いされていることが多い。
【CAFÉ】インテリアまで参考になる
ここ数年、韓国のカフェの進化が止まらない。それぞれのお店が個性豊かで全然違う強みを持っているから、その日の気分や一緒に行く人、飲む時間、エリア、用途によってバリエーションを持っておくのも◎。オススメはこの4つ。
カラー漆が写真映えする『Hannam Atelier』
2018年にOPENしたこちらのお店は、HYATTから徒歩圏内にあり、韓国で人気のカラー漆作家ホ・ミョンオクさんの作品で、ドリンクやフードを提供してくれるのが特徴。カラフルでポップな器は購入できる店舗もあり。
決して安くはないこちらのカラー漆の食器たち。カフェでドリンクを楽しみながら、もし購入するなら…と、妄想テーブルコーデをするのも楽しい。
地元の大人たちが集うスペシャリティコーヒー『CAFE DAECHUNG PARK』
弘大入口駅から徒歩7分の延南店。2017年にOPENしたスペシャリティコーヒーのお店。フランスの建築家がデザインしたという煉瓦作りの空間には、良い音楽が流れ、本を持ち込んでコーヒーを楽しむおひとり様の姿が多い大人なカフェ。
韓国のカフェ検索でたまたま見つけたのがこちらのカフェ。投稿され ている写真から伝わる雰囲気と文章に惹かれて、訪れたお店。シーズナルデザートがこの時は「柿バター」というもの。
小腹が減ったら思い出して『ARTIST BAKERY』
2023年末にOPENしたばかりの塩パン専門店。行列が絶えないロンドンベーグルから誕生した新業態で、こちらもイートインの場合は行列必至。入口で電話番号登録するとお知らせが来るシステム。テイクアウトは比較的空いているのですぐ購入可。
甘い系、食事系と種類が豊富な中から、プレーンな塩パンをチョイス。日本に帰国する日に購入してお土産にするのもオススメ。
金セアル・ライター
24歳から始めたCLASSY.のライター業も気付けば20年目に突入。そして韓国企画を担当するのは今回で3度目。20代〜40代と年齢を重ねるごとに興味を持つ場所やコンテンツも変化し、今はもっぱら韓国の食や暮らしに興味が移行中。
撮影・取材/金セアル 編集/小林麻衣子 再構成/Bravoworks,Inc.
※情報は2024年3月時点でのものです。詳しくは各所公式Instagramをご確認ください。