成城石井では4月2日より「春のスイーツフェア」を開催中。さまざまなデザートや焼き菓子が店頭に並んでいます。その中でも、私が注目したのは成城石井らしさあふれるチーズを使ったデザート。今回は、王道のベイクドチーズケーキが入ったケーキセットと、マスカルポーネを使ったイタリアンプリンを実食してレポートします。

もっちり感が唯一無二！チーズのコクにうっとりしちゃうプリン

コーヒークリームをちょい足ししても◎

2種類のチーズを使用したプリン。直径は約14cmと、一般的な食べ切りタイプのプリンの数倍もあるので、ケーキのように取り分けて食べるのがおススメです。

チーズはマスカルポーネとクリームチーズの2種のナチュラルチーズを使用しています。また、このラベルを見ても分かるように、原材料の中で最も使用されているものが生クリーム。コク深い味わいの秘訣は、ここにもありそうです。

個々に切り分けてみました。カットすると、ナイフに貼りつくようなもっちり感にまず驚き。プリンも上にのったゼリー状のカラメルも、一般的なものと比べて硬め。型くずれしにくく、きれいに取り分けることができました。早速食べてみました。プリンはもっちり、カラメルゼリーはプルプル。プリンはとろけるような味わいで、ほろ苦いカラメルゼリーがいいアクセントに。

プリンはまるで濃厚なチーズケーキのよう！同時にミルキーなコクも感じられます。カラメルゼリーは控えめな苦みで、プリンのクリーミーさと相性抜群！もっちり食感の後は、とろけるように滑らかな舌触りに変化。一瞬で、今まで体験したことのない味わいの虜になりました。

このまま食べても美味しいのですが、おススメはコーヒーゼリーのように、コーヒークリームを足すこと。クリームのコクが加わり、よりまろやかに！1切れめはそのままで、2切れ目はクリームをかけてと、変化を楽しむのも◎。

チーズケーキもパウンドケーキも！贅沢な美味しさの三重奏

生地のしっとり感には脱帽！味わう価値アリ

ベイクドチーズケーキと2種類のフレーバーのパウンドケーキを詰め合わせた商品です。

ベイクドチーズケーキはクリームチーズを使用。ブルーベリーとフランボワーズの2種類のパウンドケーキは、それぞれトッピングにフルーツジャムをのせました。

どれも1人で食べるのにちょうどいい大きさ。少しずつ切り分けて、家族や友人とシェアして食べ比べるのも楽しい！ベイクドチーズケーキはパウンド生地の上に、濃厚なチーズケーキがのっています。絶妙な焼き色と、パウンド生地とチーズケーキの味わいの一体感はさすが！パウンド生地の甘みとチーズケーキのほどよい酸味もベストマッチ。上品なダークレッドが印象的なフランボワーズのパウンドケーキ。フランボワーズのトッピングの中には、プチプチとした果実も入っています。独特の酸味と華やかな風味は、しっかりとした甘さのパウンドケーキと好相性！ブルーベリーのパウンドケーキは、大人な雰囲気。ブルーベリーは甘みが主役でほのかな酸味が心地いい。フルーティーなパウンドケーキが楽しめます。

食べてみて驚いたのは、ベイクドチーズケーキはもちろんのこと、パウンドケーキのしっとり感！もはやしっとりを通り越してジューシーと言っても過言ではないくらい、今までのパウンドケーキの概念を崩されるような食感なんです。口当たりも滑らかな上品さあふれるケーキは、贅沢に一人で3種類を食べ比べてもいいかも。

どちらも、食べる前の期待値をはるかに超えた味わい。新生活に疲れたときの自分への甘いご褒美としても、ちょっとした手土産にもハズレのない2品です。ぜひ店頭でチェックしてみてくださいね。

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成城石井　お客様相談室
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取材・撮影・文／西村絵津子