申真衣さん卒業!育児中も「シンプル&ミニマム」な暮らしと生き方【総集編】
今年、VERY専属モデルを卒業し、VERY NaVYのモデルとして新たなスタートを切った申真衣さん。モデル、社長、母として多忙な日々をフットワーク軽く乗り切るシンプルで潔いライフスタイルや、予測不能の時代を生きるための考え方は、私たちの新たな気づきや行動のきっかけになることばかりでした。「シンプル&ミニマム」な暮らしと生き方をまとめて振り返ります!
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思わずハッとする、申真衣さんの生き方を知る記事にも注目!
モデルで社長という申真衣さんを“自分とはかけ離れた別世界の住人”と思っている人も多いはず。でも、申真衣さんのインタビュー記事を読んでいると、彼女がシンプルに幸せに生きるためにやっていることの一つ一つは、実は多くの人が今日から試せるものだと気づきます。いいなと思ったことから取り入れてみるだけで、新たな発見が生まれるかもしれません。
「ミニマム思考」はワークスペースでも
撮影/福本和洋〈TAKMI〉
『“ダイニングでリモート”派の仕事がはかどる空間作り』という企画では自宅ダイニングを公開。ダイニングテーブルの上は見事に何にもない! パソコンと、目薬やイヤホンなど最低限のアイテムのみポーチにまとめられています。ただ、“出しておかないと子どもが絵を描く機会が減るから”という理由で色鉛筆が入ったペン立てが置かれているといった考え方は見習いたいもの。どんどん増えて保管に困る子どもの工作は、一定期間飾ったら写真に撮って処分!という潔さも。仕事以外でもペーパーレス化のために“家に紙を入れない”申真衣さんは、ポイントカードも作らず、DMは隙間時間に電話で登録解除、ポストにチラシお断りのステッカー。確かに、必要なものだけ残して捨てたり、カードを探したり、紙があることで物が増えるだけでなく時間のロスも生まれがち。要らないものは捨てていく“シンマイズム”に納得です。
思わず共感!申真衣さんのToDoリストの中身は?
撮影/西崎博哉〈MOUSTACHE〉
表紙デビューした2022年1月号では『申真衣さんだって「優しくなりたい」』という特集が組まれました。ファッションや髪型のことから、将来のことまで、申真衣さんが考えていることをToDoリストとして紹介。「カジュアル上手になりたい」や「朝の10分だって時短したい」にはスタッフもうんうんと共感。スマホのメモには40代、50代にこうなっていたいという箇条書きが。ファッションや家族との関係まで細かく具体的に挙げられていて、自分だったら……とイメージしたくなりました。申真衣さんは毎年お正月にリストを更新しているとか。
亜希ちゃんと“「私なんて」の乗り越え方”をテーマに対談も
撮影/生田昌士〈hannah〉
一緒にカバーモデルを務めた東原亜希ちゃんとの対談では、表紙モデルになった今の思いや、子どものころの勉強を頑張るきっかけなど、さまざまなエピソードを話してくれました。そして、“ママだから、女性だから”という枠を取り払っていくこと、VERYにはいろんなママの「バリエーション」があって自分もその一つということ、平均点を取るのではなく、一人一人の好きや得意に着目できるといいよね!と。フラットでポジティブな彼女らしい言葉。やっぱり申真衣さんはブレないです。
お金についてのweb連載も好評
VERY webでは『教えて申真衣さん!金銭感覚の身につけ方』と題して、身近なお金に関する読み物を約2年間連載しました。子どもの教育費、お小遣い、キャッシュレス、節約術などなど、気になるテーマがずらり。お金について苦手意識があっても、申真衣さんの論理的な解説を聞くととたんに頭の中が整理されるから不思議です。節約術を紹介する回では、楽天スーパーセールやメルカリの使い方などリアルな話も。ドラマの配信サービスは不要なら更新日までに忘れずに解約。クレジットカードは厳選した2枚のみ。本人いわく、しっかりしているというより、人生がごちゃごちゃするのが嫌なんだそう。「生活をシンプルにすれば自然と節約につながるかも」という言葉に納得です。申真衣さんだからこそできる連載、お金初心者もそうでない人にもおすすめです。
子どもの習い事はルールを決めて厳選しました
撮影/竹内裕二〈BALLPARK〉
気になる子どもの習い事についての話も。申真衣さんの家では、「家から徒歩で通える距離で選ぶ」、「送り迎えなどは習い事をやらせたいほうの親が責任を持つ」、「友達がやっているからという事情は考慮しない」などいくつかルールを決めているそう。長女は公文、スイミング、ピアノなどを習っている(取材当時)、そうです。
母校・東大へ。女性の生き方について自身の思いも
撮影/葛川栄蔵
「女の子は浪人しちゃダメ」、「実家から通える大学に行かなきゃダメ」といった、今も残る古い価値観が東大の女子比率の低さに影響しているそう。申真衣さんも浪人しちゃダメと言われていたんだとか。一方、「男の子なんだから」という過度なプレッシャーも問題視。申真衣さんの経験談を交えながら「勉強で視野が広がるのは男の子も女の子も同じ」と。子どもが学校など外の世界から持ち帰ってきたジェンダーバイアスは「一つ一つ説明して解き放っていく」という考えも、彼女ならではでした。
人気漫画の特集では、思いがけない本音も……
撮影/遠藤優貴
2021年6月号の『私たちは「後ハッピーマニア」をどう読むか』では、ブランドデザイナーの吉田怜香さんと作家のアルテイシアさんや、読者にもシリーズを通してのファンが多い安野モヨコさんのマンガ『後ハッピーマニア』について語りました。自立したカッコいい女性というイメージが強い申真衣さんから「夫から突然離婚を切り出されたら怖い」といった発言が出て一気に親近感が湧いたという声も多数。『後ハッピーマニア』の主人公と同じく探偵事務所の面接を受けに行ったことがあるというエピソードにも驚かされます (笑)。ますます申真衣さんのことが気になってしまう対談でした。
シンプルでロジカルでフラット。ブレない軸があるから、申真衣さんの話には強い説得力があります。自身が「私もママのバリエーションの一つ」と話しているように、彼女のやり方が絶対正解というわけではなく、すべてをその通り見習う必要はない。それでも、何かに迷ったり行き詰まったときにヒントになることがきっとありそうです。申真衣さんはこの春から気持ちも新たにVERY NaVYのモデルとして活動をスタート。これからの活躍にますます目が離せません!
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文/井上さや
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