「ハワイに我が家」の夢を叶える 不動産購入の基本とおすすめ物件3選|Mart

ショップやカフェ、レストランなどが充実しているワードビレッジ内は散策だけでも楽しい。
ハワイ好きな方のなかには、「ハワイで不動産を購入したいな」と考えている方もいるのではないでしょうか。外国で不動産を購入するとなるとハードルが高そうですが、実は日本語でサポートしてくれるエージェントもいるので、個人単位でも購入可能です。日本との違いなども確認しながら基本をチェックしましょう。

不動産を購入するとは?

リゾートに別荘をもつ感覚で、ハワイに不動産をもつのもひとつの選択。“外国”だから難しいのでは? と思われがちだが、滞在が90日以内なら、特別なビザがなくても不動産をもつことができる。ただし、購入方法に日本と異なる点もあるので、日本語対応をしてくれるエージェントに確認をしながら契約を進めて。

Check-01 エージェント選びがカギ

ハワイの売り物件はMLS(物件登録番号)というサイトで一元管理され ていて、全エージェントがすべての物件を取り扱うことができる。つまり、エージェントによって取り扱い物件に差はないのだ。ハワイの不動産や各エリアの特徴についての情報収集力や対応力を重視し、デメリットなども伝えてくれるエージェントが安心。物件の購入に関して信頼できるエージェントを見つけることが最重要課題といえるだろう。

Check-02 エスクローが取引を公平に審査

エスクローとは、アメリカで始まった不動産取引を安全に確保するためのシステムで、売り手と買い手の公平な取引を仲介する第三者預託機関のこと。取引開始から支払完了、移転登記完了までを監視するほか、権利移転の書類を作成したり、物件調査リポートの確認をしたりしてくれる。移転登記完了後は、エスクローから鍵を受け取り、不動産購入完了となる。

Check-03 ローンオフィサーの審査が必要

ハワイの銀行でローンを組んで不動産を購入する場合、物件を探す前に「いくらのローンが組めるのか」を審査してもらう必要がある。ローンオフィサーとは、不動産におけるファイナンシャルプランナーで、エージェントの紹介などで審査をしてもらうこともできる。


 

不動産購入の主な流れ

ハワイの不動産

Step -1 エージェント決定

Step -2 ローンオフィサーの審査

Step -3 物件を探す(内覧)

Step -4 購入条件のオファー

Step -5 エスクローの開設

Step -6 物件調査

Step-7 権利書類作成

Step -8 残金支払い(ローンの場合は頭金)

Step -9 登記完了


 

知っておきたい!不動産用語まとめ

ハワイの不動産

エージェント Agent

不動産取引において、不動産ライセンスを所有し、必要なサービスを提供する人、または企業。保有しているライセンスにより、肩書が異なる。大きく分けて下記の4つに分類される。

*リアルターアソシエート(RA) Realtor Associate

不動産セールスライセンスで不動産協会の会員のエージェント

*セールス(S) Salesperson

不動産セールスライセンスを持っているが不動産協会に所属していないエージェント

*リアルター(R) Realtor

不動産ブローカーライセンスで不動産協会の会員のエージェント

*ブローカー(B) Broker

不動産ブローカーライセンスを持っているが不動産協会に所属していないエージェント

エスクロー Escrow

不動産取引の安全を確保するために、アメリカで始まったシステムで、り手と買い手のあいだで中立な立場で仲介する第三者預託機関、またはそのサービス。費用は取引価格の1~2%で、 売り手と買い手の双方で折半する

フィーシンプル (FS)Fee Simple

完全所有権 土地や建物、すべてを所有する、不動産権。所有者は当該不動産を自由に売却や相続できる。

リースホールド Leasehold

不動産貸借権 貸借契約に基づいて、土地や建物を一定期間所有する権利。この権利を付けたまま、転売や相続も可能。

オープンハウス Open House

設定された時間内であれば、予約不要で物件を内覧できる制度。中古物件では、入居者がいるまま開催されることもある。

ローンオフィサー Loan Officer

住宅ローンを組む時のサポートをする、第三者のアドバイザー。日本でいう銀行の融資担当の役割だが、アメリカではローンオフィサーが担当する。


 

進化を続けるワードビレッジでワンランク上の滞在を

ワードビレッジ

西にダウンタウン、東にワイキキという利便性に優れたホノルルのサウスショアに広がるワードビレッジ。 ここで、全米屈指のディベロッパー、ハワード・ヒューズ社が手がける大規模プロジェクトとして、新しいコミュニティが今、開発中だ。ハワイの伝統文化の保全や社会奉仕に尽力し、 2010年まで1世紀以上にわたりこの土地を守ってきたヴィクトリア・ワードとそのファミリーのレガシーを引き継ぐアーバンコミュニティが生まれ、成長を続けている。

 

ワードビレッジ マスタープラン・コミュニティMAP

ワードビレッジの中心となるのはヴィクトリア・ワード・パーク。かつてこの土地を所有したヴィクトリア・ワードの名前を冠した海まで続く広大な敷地に造られた緑豊かな公園には、ハワイ原産の植物が咲き誇る。
ハワード・ヒューズ社がマスタープランの中心に置いているのは、コミュニティの存在。集まり、憩い、楽しむ公園、ダイニングやショッピングコンプレックスなど、誰もが住みやすく、働きやすい環境を第一に考えている。
開発計画は2011年に決定したが、状況や時代の流れをくみとり、毎年新しいアイデアを導入して変更を加えているのもワードのマスタープランの特徴といえる。ハワイの歴史や伝統を大切にすること、未来の社会や生活を考えること、それらすべてがワードビレッジの街づくりだ。

ショップやカフェ、レストランなどが充実しているワードビレッジ内は散策だけでも楽しい。
ショップやカフェ、レストランなどが充実しているワードビレッジ内は散策だけでも楽しい。

【ワードビレッジの特徴】

  • 全米屈指のデベロッパー、ハワード・ヒューズ社による一大開発。ワードビレッジは、『ARCHITECTUAL DIGEST』誌による「2017ベスト・マスタープラン・コミュニティ」賞など、既に数々の受賞歴を誇る。
  • 並木道や歩道を含む、2万平方フィート(1858㎡)の公園とオープンスペースがあり、環境にやさしい街づくりがされている。
  • 彫刻、壁画、オブジェなどを配したアートな空間。24時間体制のセキュリティや清掃の徹底など安全性と清潔さへ配慮。
  • すべてのコンドミニアムで、マネジャーが常勤。また、24時間のビルディングセキュリティとコンシェルジュスタイルのサービスを提供。

ワードビレッジの地図(数字はレストラン・カフェ、ショップが入っている施設)

  1. イースト・ビレッジ・ショップス&サウスショア・マーケット
  2. アナハ・ショップス
  3. ワード・センター
  4. ワイエア・ショップス
  5. ワード・エンタテインメント・センター
  6. コウラ(レジデンス)
  7. アアリイ・ショップス
  8. ウエスト・ビレッジ

【地図のクレジット】Ward Village Master Plan Rendering – A master plann ed development that is currently being developed. All visual de pictions of Ward Village are for illustrative purposes only. The developer makes no guarantee that the rendering of Ward Village including public spaces will ultimately be constructed as shown. (required when showing residences).

2024年3月のおすすめ物件はこの3つ

おすすめ物件【1】ザ・ラウニウ・ワードビレッジ

リビングからはダイナミックな太平洋を望むことができる。
リビングからはダイナミックな太平洋を望むことができる。

ココナツの葉という名前の、優雅な新コンドミニアム

ハワード・ヒューズ社が手がけるマスタープラン11番目のプロジェクト。2.12エーカー(約8700㎡)の敷地に40階建てで、396戸のタワーレジデンスと90戸のポディウムタワーで構成され、2024年後半に着工が予定されている。タワーレジデンスは8階から40階、6階までがボディウムタワーで2階から6階が住居フロアとなる。現在開発中のカライオククルアエオ公園にも近く、緑豊かな環境が約束されている。ポディアムタワーには商業施設が入る計画もあり、利便性もこの上ないレジデンスとなりそうだ。

クローズアップ

  • ステューディオ、1~3ベッドルームとカテゴリーが多彩
  • オアフのオーシャンビューを楽しめる広々としたラナイ付き住戸も
  • ダイヤモンドヘッドを望むアメニティデッキにはプールやジャクジーが


ダイヤモンドヘッドやケワロ湾などホノルルならではの眺望も。

西海岸でホテルなどの内装デザインを手掛けるODADA社によるデザイン。
緑豊かなプールエリアは居住者にとっておきの時間を演出してくれる。
7階のアメニティデッキにはBBQカバナなども計画。

アメニティデッキからもダイヤモンドヘッドが目の前に。

パーティなどを計画したいエカヒ・クラブルーム。

フロリダ州マイアミに本社を置くArquitectonica社が建築デザインを担当。

おすすめ物件【2】カラエ

3ベッドルームのリビングからダイヤモンドヘッドと海の絶景を
3ベッドルームのリビングからダイヤモンドヘッドと海の絶景を。

コンテンポラリーなアイランドリビング

ハワイ語で「最南端の地」という意味をもつレジデンス。その名のとおり、ワードビレッジの最前列に立ち、海を遮るものは何もない。サウスショアの絶景を堪能できる、理想的なアイランドライフが送れるといえそうだ。5階のアメニティフロアにはフィットネスセンターやパーティルームがあるほか、ワードビレッジ初のインフィニティプールが設備されているのも興味深い。数々のコートヤードが配されていて、それが隣接するヴィクトリア・ワード・パーク とカラエのプライベート空間をつなぐ役割を果たしている。

クローズアップ

  • 地上38階建て、1~3ベッドルームの全330戸
  • ビルディングマネジャーが常駐している
  • 2024年1月に着工

 


ワードビレッジの最前列に位置するコンテンポラリーなコンドミニアム。
サウスショアの自然と太陽の光をたっぷり堪能できる。

広々としたスペースのオーナーズラウンジ。

おすすめ物件【3】ザ・パーク・ワードビレッジ

豊かな緑と青い海を眼下に望めるリビングルーム。
豊かな緑と青い海を眼下に望めるリビングルーム。

公園に隣接した緑豊かなハワイ暮らしを

ワードビレッジの中心地にありながらも、ヴィクトリア・ワード・パークに隣接し、ハワイの自然を身近に感じることができる。ハワイの古き良きミッドセンチュリーデザインの魅力とアイランドライフスタイルを取り入れたモダンなテイストでデザインされた部屋には、床から天井まで広がる大きな窓があり、そこから望むアイランドビューやオーシャンビューは格別だ。
8階のアメニティデッキではアクティビティとリラクセーションを満喫したい。カバナでリラックスしたり、テニスを楽しんだりと、 ハワイ暮らしが楽しめる。

クローズアップ

  • 41階建てのレジデンスタワー。ステューディオ、1~3ベッドルーム
  • 利便性の高いマスタープランの中心に位置
  • アーバン・アイランドライフが楽しめるデザイン


利便性と快適性を追求したオープンキッチン。

8階には、ラッププールやリゾートプ ール、スパなども。
アメニティデッキはヴィクトリア・ワード・パークに隣接する。

 

※記事の内容は2024年3月現在の情報です。
構成/アロハエクスプレス編集部、Mart編集部