【セドリック・カサノヴァ】2018年収穫のシングルオリジンオリーブオイル発売中!<モキチのブログ番外編>
パリ10区にある【ラ・テット・ダン・レ・ゾリーヴ】は、アラン・デュカスやピエール・エルメをはじめとするグランシェフや食のプロ、パリのグルメに愛されているシチリア産オリーブオイルとシチリア食材の専門店です。
その、オーナーの名前を店名に掲げた【セドリック・カサノヴァ】の日本店のオープンは、日本のシェフや食関係者たちを喜ばせましたが、ビルの取り壊しに伴い、惜しまれながら昨年の8月に閉店しました。
現在、商品は
【CAFE STUDIO BAKERY】(東京都千代田区大手町1-7-1 読売新聞ビル1F/
https://cafestudiobakery.tokyo/#home)、「セドリック・カサノヴァ」のウエブサイトhttps://cedriccasanova.jpから購入が可能です。
*オーナーのセドリック・カサノヴァは、シチリア出身のイタリア人の父とフランス人の母の間にパリで生まれました。
シルク・ドゥ・ソレイユの綱渡り芸人として活躍したのち、父親の故郷であるシチリアに渡り、オリーブオイル搾りを始めました。
【セドリック・カサノヴァ】から、2018年収穫のシングルオリーブオイルの発売が始まっています。
しかも、今回から以前より要望の多かったハーフサイズボトル(250ml)がデビューしました。家庭でも使いやすいサイズですね。
2018年のイタリアは世界的な異常気象により、雨の多い年でした。シチリアも例外ではなく、収穫直前に記録的な豪雨に見舞われて主要オリーブ品種のビアンコリーラの収穫が激減したそうです。
しかし、60軒をこえるオリーブ農家と長い間、協力関係にあるセドリック・カサノヴァは状態の良いオリーブの実を入手することができ、これまで通りの上質なオリーブオイルを提供してくれます。
今回販売されるのは5種。
定番的な3種に加え、2種が初リリースされます。
すべて、500mlは¥4,800、250mlは¥2,800(どちらも税抜価格)
① フランコの山のオイル(FR)
標高600mにある単一畑で4種類のオリーブを同時収穫して搾ったオイル。ライトでマイルドな味わいはどんなお料理とも好相性。
② パオラのノッチェラーラ(MAMUN)
料理人からの支持率No.1。エレガントな味わいが口の中に広がります。
③ フランチェスコのチェラソーラ(FRCIC)
熟したオリーブの芳醇な香り。ほんのり甘くてリッチな味わいで、素材を包み込みます。
④NEW!ディ・プリマの丘のオイル(DI PRIMA)
標高380mの赤土の丘にある単一畑で、3種類のオリーブを同時収穫して搾ったオイル。ライチや洋ナシのようにフルーティーで程よい苦味と清涼感のある辛味あり。
⑤NEW!アウロラのムルティダーラ(OLAUM)
小粒の希少品種ムルティダーラを使用。ターメリックやコリアンダーを彷彿とさせるスパイシーさと青さのニュアンス、キメの細かい苦味と辛味のバランスが絶妙のエレガントなオイル。
個性派揃いのシングルオリジンオリーブオイル。さまざまなお料理、旬の野菜やフルーツにたっぷりかけて楽しんでください。バニラアイスクリームにかけるのもお勧めだそうです。是非、お試しを!
取材・文/齊藤素子
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筆者プロフィール:
「モキチ」ことライター齊藤素子。銀座・泰明小学校卒業。OLやギャラリー勤務を経て、1995年『VERY』創刊時にライター稼業を始める。食や旅のページを中心に雑誌やWEBで活躍中。その一方で、世界初の腰痛専門WEBマガジン『腰痛ラボ』では編集長を務める。