【漢字】「一=いち」じゃない!?実は読めない…珍しい漢字の名字3選|CLASSY.

世の中には、滅多にお目にかから

世の中には、滅多にお目にかからないような「珍名さん」ともいえる「名字(苗字)」をお持ちの方がいらっしゃいます。さて、何とお読みするでしょうか?そのまま読んでも駄目ですよ。ひとひねりしてください。

1.「八月朔日」

世の中には、滅多にお目にかから

なんて読む?

世の中には、滅多にお目にかから

正解:「八月朔日(ほづみ・ほずみ)」
こちらも陰暦八月一日。稲穂を積んで祝ったことに由来します。「八月一日」も同じです。

2.「一」

世の中には、滅多にお目にかから

なんて読む?

世の中には、滅多にお目にかから

正解:「一(にのまえ)」
「一」だから「二」の前で、「にのまえ」です。

3.「一尺八寸」

世の中には、滅多にお目にかから

なんて読む?

世の中には、滅多にお目にかから

正解:「一尺八寸(かまづか)」
「鎌」の長さが「一尺八寸=約55㎝」なのに由来します。「かまのえ」と読む場合もあります。

漢字の読みと言っても、文字遊びのクイズのようでしたね。実際にお会いしたことがある珍名さんはいらっしゃいましたか?そういえば最近は、「名字(苗字)」だけではなく、下の名前のほうも大変なことになっています。いわゆる「キラキラネーム」の流行です。こちらは、苦笑しつつも名付けた親御さんのお思いが伝わり、ほのぼのしてしまうこともあります。では、今回はこのへんで。

《参考文献》「広辞苑 第六版」(岩波書店)/「難読漢字辞典」(三省堂)/「当て字・当て読み漢字表現辞典」(三省堂)/「できる大人の漢字大全」(三笠書房)

文/田舎教師 編集/菅谷文人(CLASSY.ONLINE編集室)