タイ在住サッカー選手妻・中村明花さんの「海外子育てのトラブル対処術」
サッカー選手である夫(細貝 萌選手)の移籍に伴い、タイのブリーラムという町での子育てをスタートさせた中村明花さん。
前回は海外移籍を聞いたときの気持ちや引っ越しの準備について教えてくれました。(前回の記事はこちら→★)
どんどん現地慣れする娘に感動しています
タイに引っ越した当時、娘はまだ2歳。「タイに行くことになったよ。タイに行くよー」とずっと伝えていたので、実際タイの空港に着いたときは「タイに着いた!」と言っていました。
でも、飛行機に乗って寝ている間に着いてしまったタイ(日本から飛行機で約6時間です)。いまだに日本とタイの違いがわかっていないみたい。
娘の普段の会話には「ばぁばのうちに行こう」とか、日本に住むお友達の名前を言って、その子のうちに行きたいと言うことも。
ご近所のように言うので、「ここはタイだから飛行機乗らないと行けないんだよ」って伝えても、やっぱりよくわかってないみたいです。
異国に来たという感覚がないので、空港に着いてから、町に出ても、不安になるとか委縮するとかそういうこともナシ。
まだ小さい赤ちゃんだったけど、ドイツに住んでいたこともあるので、外国の方と接する機会が多かったし、本来の社交的な性格もあるのかなぁ。
タイにいても娘は娘のまんま(笑)
今回の家の周りには外国人選手が多く住んでいて、いろいろな国の人たちがいるのですが、怖がったりとかはもちろんなく、自分からガツガツ行って、子どもたちだけで勝手に遊んでいます(笑)
子どもって本当に本当にたくましい!娘が楽しんでくれてると嬉しいし、親としては安心します. (*´꒳`*)
この外国人選手ファミリーがすぐそばで暮らしているというのは、私にとっても心強い環境です。以前住んでいた国よりも、選手の家族と仲良くなるのが急激にはやく、みんなとても優しくしてくれて、いろいろなことを教えてくれたり、休みの日はみんなでBBQをしたり。
本当に助けてもらっているし、寂しさもありません。
虫やヤモリトラブルも「気にしない!」が快適に過ごすコツ
そうそう、タイで付き合っているのは人だけではなんです。
新居で私たちを待っていたのがヤモリ。最初はいちいち「ヤモリだー!」と騒いで外に出していたんですが、どこから入ってくるのか当たり前のようにいつもいる、、、。
今では一緒に暮らしていて、もう家族です(笑)
娘はヤモリが大好きで、怖がらずに追いかけて「どこから来たのー?」と話しかけています。
洗濯機が外に設置されているんですが、洗濯後のフタを開けっぱなしにしていたら、なかにヤモリが入っていたことも!危うく一緒に洗濯するところでした!!
そんなハプニングもなんだか楽しい!(笑)
そして虫もたっくさんいます。虫のことが気にしてたらタイで暮らせないかも
私自身虫はわりと平気ですが、夫は大の苦手、、、。
そんな夫も以前よりも虫に慣れてきたみたいで、最近では男らしく対処してくれるようになりました。タイにきてよかったなと思ったことのひとつですね(笑)
タイのなかでも田舎町のブリーラム。緑が多くて、その分ヤモリや虫がたくさんいるけど、のどかな雰囲気のなかでのびのび子育てできる環境に感謝しながら、タイでの生活がスタートしました♪
オフはチームのスタッフさんや選手家族とBBQ&プールでリフレッシュしています。
これがヤモリが入った洗濯機。タイ語と英語で機能が書いてあります。
中村明花さん/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する3歳の女の子のママ。調理免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、本誌では「中村明花さんのおかずの飽きたら“タイの知恵”を連載中。プライベートを掲載したインスタほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気!
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/
★料理メインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura_food/
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構成/長南真理恵