モデル・牧野紗弥さんの“子供が成長する一軒家”を拝見!

VERYでも大人気のモデル・牧野紗弥さんが新居を建てました。「子供が自分から勉強すること」がテーマだというお家には、楽しい工夫がいっぱい。子どもの教育を第一に、自己管理のできる大人に育つよう考えられた家づくりを取材しました。

今だからできた、物を大切にし、
自然と勉強する習慣が身につく家

「以前のマンションでは、入居後すぐに子供たちが壁に落書きをしたんです。もっと家や物を大切にする心を養わなければと、この家を職人さんがリフォームする姿、家づくりの様子を積極的に見せました。さらに子供たちが家づくりに参加すればより愛着が湧き、大切にするのでは?とカラーワークスのペイントインストラクター派遣サービス・ダイバースを利用。自分で選んだ色を扉や小物にペイントしました。好きな色を塗った子供部屋には、とても愛着が湧いているようです。キッチンに作った勉強スペースでは、毎朝6時から勉強する習慣を。帰宅後もまずはここに来てランドセルをしまい、プリント類を出して、翌日の準備をします。私は朝食や夕食を作りながらその様子をチェックしています。前の家ではダイニングテーブルで勉強し、食事のたびに片付けるの繰り返し。子供たちがプリントをなくしたり、出さないことにいつも苛立っていたのですが、それはそもそもプリントや勉強道具をしまったり管理するスペースが十分になかったから。この家では自分で管理し、自ら勉強できる環境を整えることができました」

子供も家づくりに参加させ、
物を大切にする心を養いました。

「カラーワークス(https://www.colorworks.co.jp/)のダイバースでは、まずショールームで好きな色を選択し、ペイント講習を受けます。長男・次男の部屋の扉はブルー、長女の部屋の扉はパープルを選択。当日は現場でインストラクターのサポートを得ながら、子供たちが扉や小物に塗りました(134)。子供部屋の棚。ここはイメージを伝え、職人さんに頼んで内側に色を塗って貰いました(2)。ホームセンターで買ったゴミ箱とティッシュケースカバーも、子供たちの手で扉と同じ色に(5)。Hipというペイントを使用。道具類も購入できます(67)」

親が言わなくても、子どもが自分から
勉強するスペース作り

      1.3人の子供たちのランドセルや園バッグは机の横の扉付きの棚に収納場所を確保。2.ドリルや辞書を置く棚は新たに設置。目の前に置いて、すぐに取り出したり、調べたりできるようにしておくことが大切だとか。3.子供たちが描いた絵は、写真に撮り、いつも目に触れる机の前の壁に。こうすれば場所も取りません。4.長女、長男それぞれにカレンダーを用意。習い事や学校の予定を自分で書き、自己管理をする習慣を。5.プリントは子供たちがカルトナージュで作った箱に入れています。答えを記入したらまたここに戻し、牧野さんがチェック。6.子供の本は手が届く高さに置くことで、自然と手に取るようになるそうです。

撮影/渡辺修身  ヘア・メー ク/菊池かずみ 取材・文/鈴木奈代 デザイン/Permanent Yellow Orange 編集/翁長瑠璃子、佐々木 遼

*VERY2019年7月号「日曜日の風景」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。