赤楚衛二さん「〝いい男〟だなと思う人は… 北村一輝さんです」!?【特別インタビュー中編】
朝ドラ『舞いあがれ!』やドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』など、話題作に次々と出演している赤楚衛二さん。7月クールの主演ドラマ『こっち向いてよ向井くん』では、いまどきの“いい男„なのに恋愛できないアラサー男子を演じます。まさに“令和的いい男„な赤楚さんの自然体の表情とともに、CLASSY.世代の彼がいま考えていること、そしてドラマへの意気込みをお届けします。
\赤楚さんが考える〝いい男〟について/
赤楚さんが考える“いい男„のイメージは?
いろんなことを経験されていて、いろいろ悩んだうえで自分で答えを見つけている方。男女関係なく、年下に慕われる人というのは〝いい男〟なんじゃないかな。この人についていきたいと思われる人がそうだと思います。
――赤楚さんが〝いい男〟だなと思う人は?
北村一輝さんです。家族のことからお芝居のことまで全部、相談にのってくださいますし、ごはんにも連れてってくださいます。そしてユーモアがある方です。とてもよくしていただいていて感謝しかないです。優しくて、女性にも紳士的ですね。
現在29歳ですが、20代最後の年にやっておきたいことは?
やりたいことは、ほとんどできています。金髪にもしましたし(笑)。強いて言うなら、20代で海外に行けていないので、海外に行けたらなと思うくらいです。パスポートも更新したのに10年間使わずに終わる可能性があるので。もし2週間の休みが取れたら、そのうち3日間くらいで行くかもしれないです。
30代はこうありたいというビジョンはありますか?
もともと展望やビジョンは持たずにいます。持ってないほうが余白ができるし、人生は思いどおりにいかないほうが面白いなと思っていて。昔は、たとえば30代で結婚して子供が生まれて、家を買って、とか思っていたんですけど、最近はまったくないです。ただ30代で人生が大きく変わる人が多いと思うので、友達関係とかが変わってくるんじゃないのかなと思います。人との関わり方や関わる人も変わってくるような気がしていて……。
要するに、30代は〝いい男〟になりたいと(笑)。経験を積んで、自分を掘り下げていくことをしたいです。経験値がないと自信にもつながらないし、いっぱい悩んだほうがいいんだろうなって思います。同じ悩みを経験していれば、相談されても一意見を言える。まったく経験したことのない悩みを相談されても、聞いてあげることしかできないですから。
インプットする時間も大事にしていきたいですね。たとえばニュースを見るだけなら追えるけど、それについて意見を持つことが大事なのかなと思っていて。ただ見て聞いているだけなのはあくまで情報収集であって、どう感じてどう自分に落とし込むか、自分の考え方を掘り下げることまでがインプットなんじゃないかなと思います。情報収集なら結構できますけど、掘り下げるにはもっと時間が欲しいですね。
ドラマ『こっち向いてよ向井くん』
雰囲気良し!性格良し!仕事もできる!〝いい男〟という33歳・向井くん(赤楚衛二)。しかし彼はふと気づけば10年、恋をしていない。久しぶりの恋にチャレンジするが、どうにも恋愛に発展しない〝恋愛の仕方忘れちゃってる男子〟の物語。原作/ねむようこ『こっち向いてよ向井くん』(祥伝社フィールコミックス)●水曜22時から日本テレビ系にて7月12日放送開始。
◼︎Eiji Akaso
’94年3月1日生まれ 愛知県出身 血液型B型⚫『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』シリーズで一躍、人気に。最近の主な出演作はドラマ『彼女はキレイだった』『SUPER RICH』『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』、NHK 連続テレビ小説『舞いあがれ!』『風間公親-教場0-』『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と-』など。主演を務めるNetflix 映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと~』が8/3(木)配信開始。
ジャケット¥47,300 シャツ¥25,300 パンツ¥22,000 靴¥37,400(すべてLAD MUSICIAN/LAD MUSICIAN HARAJUKU)その他/スタイリスト私物
撮影/神戸健太郎 ヘアメーク/石川尋美 スタイリング/壽村太一 取材・文/駿河良美 再構成/Bravoworks.Inc