【物価高騰のリアル】今ハワイ旅行に必要な金額は?現地の物価を大調査&お得に楽しむコツをトラベルライターが伝授!|CLASSY.
夏休みや年末年始の連休に向けて、海外旅行を計画しているという方も多いのでは?日本人に人気のデスティネーションといえば、最初に挙がるのは不動の人気『ハワイ』。
今回は、アメリカ本土在住のトラベルライターが、5月にハワイを訪れた際にリサーチした、最新の物価やお得に楽しむコツをご紹介します。ぜひ、最後までチェックしてみてください!
(※本文中では1ドル=144円で計算しています)
ハワイの物価調査|日本と比較してみた
【ボトルウォーター】
500mlのものをABCストアで購入。ハワイのローカルメーカーのものにしました。
日本では100円ほどで買えるペットボトルのお水ですが、ハワイでのお値段は約1.4ドル(約200円)。今回は500mlのものを購入しましたが、何日か滞在するなら大きいサイズのボトルを購入して詰め替えて利用する方がお得です。
ちなみに最近では、ウォーターサーバー完備のホテルも増えています。もし宿泊先にサーバーがありそうなら、タンブラーを持参するのがおすすめです!
参考価格:ボトルウォーター500ml
・ABCストア…$1.41(約200円)
・日本(自動販売機)…120円
【スターバックス コーヒー】
日本でも頻繁に利用するという方も多いスターバックス コーヒー。ハワイではTallサイズのソイラテが5.45ドル(約800円)。日本では490円と、かなり割高に感じます。私が住むカリフォルニアでも、スタバのお値段はハワイと同様でした。
参考価格:アイスソイラテ
・ハワイ…Ice Latte(Tall)…$4.65+Soy…$0.8=$5.45(約785円)
・日本…490円
【マクドナルド】
世界各国に展開しているマクドナルドの価格は、物価を比較するのにもちょうどいい指標として知られています。
今回は朝マックを購入してみました。注文の時点でお値段にびっくりして、セットにするのを諦め。単品でオーダーしました。
日本では300円程度のソーセージエッグマフィン単品が6.69ドル(約965円)。1,000円近くするのは驚きです。朝ごはんを買うならABCストアの方が安上がりだったようです。
参考価格:ソーセージエッグマフィン単品
・ハワイ…$6.69(約965円)
・日本…290円〜
【バス】
少し遠出するときに役立つハワイのローカルバス“The Bus”。こちらも以前と比べると、少し値上がりしているのを感じました。
3ドルなので、日本円にすると400円超え。ABCストアやセブン-イレブンで購入できる、7.5ドルのDay Passや30ドルの7 Day Passなどのパッケージもあるようです。利用頻度が高そうならPassを購入する方がお得ですね。
ちなみに、運賃は、キャッシュかHOLOカード(ICカード)で決済可能です。キャッシュの場合はお釣りが出ないので、ちょうどの金額を用意しておきましょう。
参考価格:バス運賃
・ハワイ…$3.00(キャッシュかHOLOカード)
・日本(東京)…210円
物価高騰のハワイをお得に楽しむコツ!
せっかく旅行に行くのに、物価が高いと言っているだけではもったいない!記事の後半では、ハワイ旅行をお得に楽しむコツをご紹介していきます。
①Airbnb利用でロコ気分を満喫
ハワイには、Airbnbでレンタルすることができるコンドミニアムやアパートメントが多くあります。お値段も2ベッドで15,000円程度から、ファミリー向けの大きな一軒家まで、お値段や立地、広さもバラエティに富んでいます。
一つ懸念するポイントを挙げるなら、ホストが英語しか喋れない場合がある点。Google翻訳を利用するなどして、自力でなんとか頑張る方法。もしくは、Airbnbの検索機能を使って、ホストが喋る言語で絞り込み。日本語話者のホストを選ぶのも選択肢の一つです。
私自身が今まで宿泊したハワイのAirbnbでは、日本語OKのホストの方にも何度か当たったことがあります。一度チェックしてみる価値はありそう!
ちなみに、写真は以前宿泊したワイキキのAirbnbからの景色です。
②レンタカーやバスを利用してみる
宿泊先がワイキキと仮定すると、近場のワイキキ界隈は徒歩で。徒歩では少し遠いアラモアナやカカアコ、ダウンタウンなどのエリアはバス。ノースショアやカイルアなどバスでも時間がかかるエリアは、レンタカーを利用するのがおすすめ。
また、昨年からJCBカード提示で無料利用できる、ワイキキ・アラモアナ間のトロリーも運行再開しています。
時期にもよりますが、人数が多い場合や遠出することが決まっている場合は、レンタカーを借りた方が安く済む場合もあります。レンタカーの注意点としては、レンタル費用のほかに保険や駐車場代、ホテルに泊める際にかかるバレーの料金など…プラスで支払うものが多くあります。それも加味して、レンタカーにするのか、バスもしくはUberやタクシーにするのか、決めると良さそう!
ちなみに、筆者は今回のハワイ旅行で、遠出する日のみレンタカーを利用。急に思い立って、当日お店でレンタルしたので、事前予約しておけば1日80ドルほどで済むところ、1日200ドル以上の出費に。事前予約しなかったことを後で反省しました。
写真はレンタカーで訪れたラニカイビーチの様子です。
③ワイキキのハッピーアワーは侮れない!
ワイキキエリアには、ハッピーアワーを設けて時間限定でお得なメニューを提供しているレストランが多くあります。
例えば、人気のステーキハウス「Wolfgang’s Steakhouse Waikiki」。カウンター席利用に限られますが、実はハッピーアワーのオファーがあるんです。
おすすめメニューはランチでも提供されているロコモコのミニサイズバージョン(10ドル)。ワインのセレクションも豊富で、かなりコスパのいいハッピーアワーといえます。
▽Wolfgang’s Steakhouse Waikiki
2301 Kalākaua Ave, Honolulu, HI 96815
ハッピーアワー…17:30〜18:30
ビール$5〜 / グラスワイン$8〜 / フード $10〜
ハワイの物価調査【まとめ】
物価高騰のニュースを頻繁に見かけるハワイ。物価が高い分、工夫次第で、いつもとは一味違うハワイ旅行をお得に楽しむことが可能です!ぜひこの記事を参考にして、今年は久しぶりのハワイ旅行を楽しんでみては?
文・写真/山水由里絵(やまみず ゆりえ)
大学卒業後は広告代理店などに勤務し、結婚を機に中国へ。現在はアメリカ在住。旅行・美容関連の記事をメインに、CLASSY.読者と同世代のフリーランスのトラベルライターとして活動中。2019年9月よりCLASSY.ONLINEで執筆をスタート。