【助産師美魔女】立ち合い分娩が禁止となったコロナ禍で感じた苦難
世界中の人々の生活に影響を与えた新型コロナウイルス。特に影響が大きかったのが医療の現場です。医療従事者の美魔女はどのように乗り越えたのでしょうか。3年間にわたるコロナ禍で感じた苦難や気づいた絆の大きさと、支えとなった美容について語ってくれました。
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自身の感染の経験が患者さんを支えたいという強い思いに
医療現場では感染対策が厳重になり、出産・退院するまで家族と会えないという厳しい状況に変化し対応するのが大変でした。その頃、コロナに感染し1カ月間の自宅療養。誰にも会えないのが一番辛く、不安と孤独感、感染してしまった罪悪感で押しつぶされそうに。そんな私を救ってくれたのは家族や友人からのメッセージや差し入れ。支えや励ましに勇気づけられ、力になると改めて気づかされました。妊婦さんにとって面会できない辛い状況こそ心のケアが重要だと再認識。コロナによって得た教訓を考えながらこれからも多くの女性をサポートしていきたいです。
堤えりさん(39歳)13期生・東京 母体や胎児の生命に関わる突発的な緊急事態に対応する仕事のチームリーダー的存在。乳房管理士の資格も持ち、母乳育児支援の活動も行い、多くの女性をサポート。
10ヵ月の長期入院を経て、無事出産されたママと赤ちゃんと退院の記念撮影。この笑顔が原動力です。
【コロナ禍年表】 2020年4月:面会、立ち会い分娩禁止に。帰省、会食、外出制限 2021年1月:自身がコロナ感染 2023年3月:勤務中N95マスク装着の義務解除。サージカルマスクは装着継続
ゼオスキンで肌力を底上げ
マスクを味方にゼオスキンのライン使いで積極的なケアを。おかげでマスク荒れもなし。
メークで明るく前向きな気持ちに
どんな時も朝起きると綺麗にお化粧をし身だしなみを整えている母を思い出し、気分が滅入る時も毎日欠かさずメーク。綺麗になる自分を鏡で見ることで前向きになれ、モチベーションアップに。
自然の中で疲れも吹っ飛びます
コロナ禍でも唯一仲間とできたのがゴルフ。3密を回避でき、屋外の環境でリフレッシュできるのでお休みの日は打ちっ放しかコースでラウンドして楽しんでいました。気分転換には最適なスポーツ。
ステイホームでもしっかり鍛えます
体を動かすことが大好き。ジムがわりにオンラインのパーソナルトレーニングを受け、ストレッチで筋肉をほぐしリラックス。偏りのない食事、適度な運動、睡眠と健康的な体作りに努めました。
2023年『美ST』6月号掲載 撮影/オノデラカズオ(f-me) ヘア・メーク/榎田茉季(ROI) 取材/八尾美奈子、渡辺美香 編集/漢那美由紀