なにわ男子 長尾謙杜がメンバーとのプライベートを明かす「藤原丈一郎くんの部屋はたぶんみなさんが想像しているとおり」
なにわ男子の活動だけではなく、俳優としても進化が止まらない長尾謙杜さんにインタビュー! 5月26日公開の、岸辺露伴の青年期を演じた映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の撮影秘話や、メンバーとのプライベートを明かします。
岸辺露伴の青年期役で俳優として注目度がアップ!
5月26日公開の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』では、岸辺露伴の青年期を演じていますね。
もともと『ジョジョの奇妙な冒険』が大好きだったので、お話をもらったときはすごくびっくりしました。マネージャーさんも、すごくうれしそうに「長尾くん好きでしょ」って話してくれました。僕にとってはすごく衝撃的なことでしたね。いち視聴者として楽しんでいた作品に自分が出られるなんて思ってもみなかったし、露伴を演じるなんて、驚きとうれしさと不安が一気にこみ上げました。ドラマで完成された現場の中に入るのはすごく怖いことだと思うけれど、自分が岸辺露伴になれることはすごくうれしいこと。衣装合わせをしながら、髪型も変えて、少しずつ露伴になっていくときは、感動よりも喜びを噛みしめるような感じがありました。
どんな映画に仕上がっているんでしょうか?
独特の世界観があって、普通の映画じゃないと思います。今まで感じたことのない感覚を味わえるんじゃないかと思いますね。改めて岸辺露伴シリーズってすごい世界観だなと思います。この映画を観てジョジョのシリーズにも興味を持ってもらえたらうれしいですね。考え方や人としての幅が広がると思うので、ぜひ、観てほしいです。ジョジョの衣装ってめちゃくちゃ変わってて独特で、特に第5部『黄金の風』の主人公ジョルノ・ジョバァーナはすごくおしゃれで、ファッション的にも見ていてとてもおもしろいと思います。僕はライブの衣装とかを作るときのインスピレーションにしています。
岸辺露伴を演じている高橋一生さんとはお会いしたんですか?
一生さんの演技を一目見たいと思って、自分の撮影がなかった日に見学っていう形で現場に遊びに行かせてもらいました。僕がスタッフさん達と話しているときに一生さんが現場に入られたので、挨拶はしたんですが、スタッフのひとりだと思っていたようです。撮影に集中されていたので、何度か「お疲れさまです」と声はかけましたが、自分から「長尾です」と名乗らなかったんです。スタッフさん達と「いつごろ気づくかな」って話していたら、2~3回目に気づいてくださって「え? 長尾さんですか?」って言ってもらえたのがうれしかったですね。僕は「あ、岸辺露伴や!」って思いましたけど(笑)。
なにわ男子のメンバーの反応はいかがでしたか?
僕らは「この作品に決まったよ」とかあんまり話さないのもあるし、僕もあえて報告はしないんです。この映画を撮影したのが、去年のツアー中だったので、コンサートが終わってから撮影現場に行っていたので「がんばってきてな」と送り出してもらってはいましたが、詳細は話していなかったんです。正式に映画出演が発表になったときには「ルーヴル行ったん?」って聞かれて「行ってない、行きたかったけど」って会話したくらいですね。
メンバーみんなで去年、焼き肉屋さんで忘年会をしました
仕事以外でメンバーとの交流はありますか?
大橋(和也)くんとかほかのメンバーとご飯を食べに行くことはよくありますね。大阪にいたころはメンバーの家にもよく遊びに行きました。みんなそれぞれ個性があっておもしろいんですが、藤原丈一郎くんがいちばんおもろかったですね。すごく落ち着く家だったので、ソファで寝っころがっていたりすると急に「卓球すんぞ」ってテーブルにネットを張って卓球を始めたりして。意味がわからなかったけど、楽しかったです。部屋に野球グッズとか飾ってあったりして、たぶんみなさんが想像しているとおりの見たまんまの部屋やと思います。あとはメンバーみんなで去年、焼き肉屋さんで忘年会をしましたね。仕事じゃないのに「お疲れさまです」ってひとりずつ集まってくるのが不思議な感じがしました。新年会もしようってなってたけど、今のところやっていないので、もうやらない感じですね(笑)。
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長尾謙杜
2002年8月15日生まれ、大阪府出身。’14年、ジャニーズ事務所に入所し、関西Jr.として活動をはじめる。’21年になにわ男子のメンバーとしてCDデビュー。コンサートの衣装なども担当している。昨年、映画『HOMESTAY』で初主演を務めた。今年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に出演し、俳優としても活躍中。
Information
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』5月26日公開。原作は荒木飛呂彦の漫画『岸辺露伴は動かない』の同名エピソード。ドラマ『岸辺露伴は動かない』のキャストとスタッフが続投。長尾謙杜演じる、露伴の青年期が初めて描かれる注目の作品となっている。
Interview_Izumi Takeshima