「盛らない、古臭くない、今っぽい!」ランチ同窓会“褒められ”メイク&コーデ術
「盛ってない、古臭くない、でもどこか今っぽい」自分で昼の会に臨みたい方必見!質感を大切にしてすっぴんすぎないナチュラルメイクとコーデ術をお教えします。
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▶職場で自然な透明感を放つ!「大人の最新ナチュラルメイク」のコツは
「ナチュラルだけど今っぽい」が叶う5つの注意点
1.透明素肌感を目指してややトーンアップ


40代はパープル下地でくすみ、赤みを取り去る。
【d’Alba Global】ウォータフルトーンアップサンクリーム パープル SPF50+・PA++++ 50ml

パール1粒大を出し、頰の高い位置と額に置いて広げすぎないように伸ばします。自然な立体感も出ます。ウォータフルトーンアップサンクリーム パープル SPF50+・PA++++ 50ml ¥2,860(d’Alba Global)
2.トレンドの色を取り入れる


ニュアンスピンクのアイライナーで強さより抜け感を。
【井田ラボラトリーズ】キャンメイク クリーミータッチライナー12

アイライナーは黒や濃茶だけでなく、旬の色を取り入れるだけでぐんと今っぽく。今期ならスモーキーなピンクがおすすめ。目尻に少し入れるのがコツ。キャンメイク クリーミータッチライナー12 ¥715※限定色(井田ラボラトリーズ)
3.アイシャドウは濃いグラデはしない


引き締め感のあるグラデもメイクを楽しむときは素敵でも今回はナチュラルに見せたいので単色っぽく。
【コスメデコルテ】コスメデコルテ スキンシャドウ デザイニング パレット 02

オシャレを楽しんでモードな印象にするときはグラデーションも正解だけど、メイク感をなくしたいときはグラデしてないように見せるのがコツ。コスメデコルテ スキンシャドウ デザイニング パレット 02 ¥7,700(コスメデコルテ)
4.チークは気持ち外側に入れる


求心顔にすると古見えしてしまう。
【M・A・C】グロー プレイ クッショニー ブラッシュ ソーナチュラル

顔の外側が濃くなるようにつけるのが令和流です。頰をほわっと染めて滲み出るような血色感をもたらすチーク。ラフな指塗りでもシームレスな仕上がりに。グロー プレイ クッショニー ブラッシュ ソーナチュラル ¥4,950(M・A・C)
5.眉の存在感を消して優しく目ヂカラUP


眉は薄いほうが逆に目ヂカラが出て目元の印象が強くなる。
【イミュ】デジャヴュ シアーカラーブロウ シアーベージュ

美ST世代は優しげな雰囲気を纏うことで近寄りやすく。眉毛は明るく仕上げることで全体がソフトに。自然な眉に仕上げてくれるシアーな発色が嬉しい。デジャヴュ シアーカラーブロウ シアーベージュ ¥990※9/19発売(イミュ)
教えてくれたのは…

「今見え」になくてはならないプチプラコスメマジック!
同窓会メイクで大切なのは、生き生きとしていて今っぽい印象を纏っていること。気合いを入れすぎて派手になりすぎたり、ナチュラルな印象を目指しすぎて疲れて見えたりしたらすごく残念!また、メイク方法や使っているアイテムが更新されていないこともどこか垢抜けない原因になりがちです。簡単に今っぽい印象が叶うのは、プチプラコスメ。質感や色が旬のものが多いので、取り入れるだけでメイクをアップデートできます。
【メイク】昼間の会は全体的にごく薄づきに!質感を大切にするナチュラルメイク
下地ではカバーできなかった肌の赤みやクマはコンシーラーに頼って
コンシーラーは明るい色と自分の肌よりやや暗いイエローベージュ系の2色を使い分けるのがコツ。肌のアラが隠れるだけでなく、自然な立体感が生まれ、ヘルシーな印象があと押しされます。

クマには自分の肌よりワントーン暗いイエローベージュのコンシーラーを。SUQQU クリーミィ カバー コンシーラーW 02 ¥5,500※9/5発売(SUQQU)

眉尻の下、下まぶたの目頭、目尻、ほうれい線、口角に明るい色のコンシーラーを置き、叩き伸ばします。ラディアント タッチ No.0 ¥6,600※8/22発売(イヴ・サンローラン・ボーテ)
ファンデーションはピンク系ではなくオークル系、自分の肌より一段暗い色を

ふっくらとキメの整った艶肌が持続。カネボウ ライブリースキン ウェアⅡ 250 SPF4・PA+ ¥12,100※8/22発売(カネボウインターナショナル Div.)

下地やコンシーラーでトーンアップされているのでファンデーションは自分の肌より暗い色を。パール1粒大を手の甲に出したら、両頰の目の下にのせブラシで顔の中心のみに伸ばします。
【スキンケアのPOINT】鼻まわりを保湿して柔軟にしておくと笑顔がつくりやすい!

皮脂崩れしやすい小鼻の横はもちろん暑い季節にとくに緩みやすい頰の毛穴をシートパックで引き締めます。2分間のせるだけでメイク崩れを防止。この辺を保湿すると肌が柔らかくなって笑いやすい。
【ダーマレーザー ショットX スーパーVC 100シート】

毛穴に作用する高濃度ビタミンCと6%のナイアシンアミドを配合。ダーマレーザー ショットX スーパーVC 100シート 15枚入り ¥660(クオリティファースト)
アイブロウはアイシャドウの色味に合わせて
オークル系の明るいベージュのマスカラで軽くした後に毛が足りない部分をペンシルで描き足します。眉の存在を薄くすることでアイシャドウを濃くしなくても目ヂカラが。また、黒い眉毛がオフされることで雰囲気全体がソフトに。

左、元の眉がそのまま色づいた感じの仕上がりに。デジャヴュ シアーカラーグロウ シアーベージュ ¥990※9/19発売(イミュ)右、眉マスカラに似た色をセレクトして。赤みの少ない色なら肌から浮く心配なし。ニードル ブロー ウォルナットブラウン ¥6,160※限定色(シュウ ウエムラ)
アイラインは締め色と目尻のポイントカラーで吸引力を高めて

ビューラーでまつ毛を立ち上げた後にアイライナーを引きます。まずは黒目の上のインサイドにブラウンを。ここをしっかりと埋めることで、濃い色でラインを引かずとも目ヂカラがアップします。老け見えもさらりと回避。
左、グレーピンクで無理なく今っぽい雰囲気に。キャンメイク クリーミータッチライナー 12 ¥715※限定色(井田ラボラトリーズ)右、1.5mmの極細芯なので細かいところも自由自在に描けます。ウォータープルーフ処方。キャンメイク クリーミータッチライナー 03 ¥715(井田ラボラトリーズ)

目尻のラインは大注目のスモーキーピンクを。グレーみのあるピンクを目尻に少しだけプラスすることで、ほどよい陰影をつけて引き締めながらも今っぽさも。目尻から5mmはみ出すように描くのがコツです。濃い色1色でラインを目立たせないことで優しい印象の目元が叶うだけでなく、古く見えることを回避します。
定番ブラウンシャドウこそ新作を使って今の空気感を


左上のベージュをまぶた全体に、右上の濃いベージュを目尻側と下まぶたの目頭と目尻に。左下のやや濃いベージュは目頭から黒目まで、右下の締め色は黒目上から目尻までにライン状に。
濃いグラデーションにせずとも目元から肌と骨格を美しく引き立てます。コスメデコルテ スキンシャドウ デザイニング パレット02 ¥7,700(コスメデコルテ)
リップは色よりラインが大切オーバーリップでふっくらと

まずはリップライナーで上唇の山を平らにします。これだけでもふっくらとした唇を演出できますが、さらに唇全体の輪郭をなぞることで唇の立体感がUPします。
肌と唇を繋ぐ、くすみニュアンスカラー。セミ艶質感で自然な立体感を作りやすい。セルヴォーク ドローイング リップ ペンシル 01 ¥3,080(セルヴォーク)

仕上げに口紅を直塗りしたらぷっくりフォルムの唇に。
時間が経ってもしっとりなめらかな質感が続く。セルヴォーク リブレイテッド マット リップス 01 ¥3,960※レフィルとケースのセット価格(セルヴォーク)
【ヘア】髪はニュアンス出し程度のざっくり巻きでラフに仕上げる



38mmくらいの太めのコテでざっくりと巻いてニュアンスをつけます。耳上と耳下の髪に分けて耳より上は外巻きに、耳より下は内巻きに。最後に髪全体に艶を出すスプレーをしたら完成です。ナチュラルなミックス巻きに。
カラーをした髪を紫外線や熱、湿気、摩擦などから守るオイルスプレー。カラーモーション + ルミナススプレー 200ml ¥1,980(ウエラ プロフェッショナル)


暑くなったら手ぐしでざっくりまとめてもサマになる
【コーディネート】昼はダークカラーの服がおすすめ

品のいい光沢感や透け感のある定番色トップスで洗練をまとって
サテンTブラウス¥8,800(Emma Taylor/STYLEDOORE)ラップパンツ¥8,990(アンフィーロ)バッグ¥5,390(カシュカシュ/アンビリオン)フラットパンプス¥11,550(アルテミス by ダイアナ/アルテミス by ダイアナ アーバンドック ららぽーと豊洲店)ピアス¥3,850〈Filigran〉リング[人差し指]¥15,400〈tsugumi iwamoto〉(ともにロードス)ネックレス¥31,900ブレスレット¥4,950リング[薬指]¥12,100(すべてココシュニック オンキッチュ/ココシュニック)

左、シアーシャツ¥4,499(アース ミュージック&エコロジー/アース ミュージック&エコロジー トーキョー 東京ソラマチ)右、ネイビーシアーリネンブラウス¥13,000(バナナ・リパブリック)

大ぶりのピアスやイヤリングは顔まわりを華やかに演出してくれるアイテム。写真撮影の時もいいアクセントに。

楽ちんなのにクールな華やぎを与えてくれるシルバーのフラットシューズは立食形式の同窓会の頼れる一足です。
本記事は、美ST編集部が取材・編集しました。「美ST」は16年以上にわたり、40代&50代女性の美容とライフスタイルを追求してきた月刊美容誌です。
『美ST』2025年10月号掲載
撮影/花村克彦〈人物〉、池田 敦(CASK)〈静物〉 モデル/吉村ミキ ヘア・メイク/川村友子 スタイリスト/中村真弓 取材/棚田トモコ 再構成/Bravoworks,Inc.
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