【timelesz・佐藤勝利さん】今秋の主演舞台では『変わらず“あの家”に家族と住んでいます』

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真面目でストイック。“ハンサム”という言葉だけでは語りきれない、内面からにじみ出る誠実さや繊細さ、そして静の強さが魅力的な佐藤勝利さん。今回は、目前にした30代への思いや、上演中の舞台で注目してほしいところなどなど…たっぷりとお話ししてくださりました!

舞台には立ち続けたいし、感動を渡せる人になりたい

これまでたくさんの方が僕を導いてくださいました。中にはやりたくないこともあったけど、すべて今の僕に欠かせない良い経験です。20代はもがいたりもしましたが、30代は自分の好きなこともやっていきたいなと思っています。昨年結成したコントユニットもその一つで大切にしていきたいですが、僕は演劇が大好きなので、これからも舞台に立ち続けたい。そもそも自分が感動を貰ってきたものなので、今度は僕がそれを渡せるような人になりたいです。

この秋に上演される『ブロードウェイ・バウンド』では主人公のユージンを演じます。4年前に『ブライトン・ビーチ回顧録』で14歳のユージンを演じましたが、今回は23歳。少年から青年になって、夢だったコメディ作家になるべく、奮闘する毎日ですが、変わらず“あの家”に家族と住んでいます。前作を観てくださった方は、舞台となる“家”はほぼ同じなので、あの時に観たことや感情を思い出すかもしれません。でもユージンも家族も成長しているから当時とは見え方が違うはず。その時間経過を感じるだけでもすごい演劇体験だと思うんですよね。あと、いい演劇って、会場に入っただけで「うわ〜!」って気分が高揚するものなのですが、この作品もそう。舞台美術も素晴らしいので、ぜひ注目してください。

僕はジャンル問わず、観劇が好きなので、自分がお客さんとして観る時も毎回感動しています。舞台は客席との距離が近いので、パワーみなぎる役者を目の当たりにして心を揺さぶられないわけはないと思うんです。AIなどテクノロジーの進化が凄まじくて、その場にいなくてもそこにいるかのような体験ができるようなことが今後出てくるかもしれないけど、僕はやっぱり人には敵わないと思っていて。だから演劇はなくならないだろうし、なくすべきじゃないと思っています。諸先輩方から「30代はあっという間だよ」と聞きますが、皆さん、やりたいことをやって、楽しい30代にしていきましょう!

timelesz・佐藤勝利さん
1996年10月30日生まれ。東京都出身。血液型A型。STARTO ENTERTAINMENT所属。2010年に事務所に入所し、翌年Sexy Zoneとして『Sexy Zone』でメジャーデビュー。2012年ドラマ『ハングリー!』で俳優デビューし、2013年ドラマ『49』でドラマ初主演。アイドル、役者としても活躍するほかコントユニット『グラタングミ』を結成。2024年にグループ名をtimeleszに改名し同年新メンバーオーディションを開催。2025年には新メンバー5人が加わり8人体制に。PARCO PRODUCE 2025『ブロードウェイ・バウンド』が2025年9月4日から28日まで東京・PARCO劇場で、10月2日から13日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演される。

取材/棚田トモコ 編集/平賀鈴菜 再構成/Bravoworks,Inc.
※CLASSY.2025年10月号「timelesz・佐藤勝利さんと行く#TOKYO恋する1軒目」より。
※掲載中の情報は誌面掲載時のものです。