このイライラ、“決断疲れ”かも…。毎朝の「コーデ悩み」が消えたら、「心のキャパ」が増えた!
無意識にしていることから大事なことまで、人が一日に決断する数は何と 35,000回。特に朝はお弁当&朝ごはん、子どもの身支度、自分のメーク……、 怒濤の多スクでも、一日のご機嫌を左右するコーデは、絶対失敗したくない!とはいえ、溢れるクローゼットの前で、天気、予定、逢う相手、気分……、 ぜーんぶをまるっと解決するコーデの最適解を導き出すのは、至難の業です。 そんな無限の決断に疲弊するあなたに、「オシャレの仕組み化」のご提案。 できる限りオートマチック化して、長い一日に備えましょう。 秒で決まって失敗ナシだから、多スクなあなたを必ず救うはず!
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「コーデ悩み」が消えると、「心のキャパ」が増える!
実は、毎朝の決断を減らすほど、一日笑顔で回せるんです。つまり、朝から選択過多で脳のキャパを消耗をしないように 〝オシャレの仕組み化〟でクリアな状態をキープ。自分の中で 「合格コーデ」だから一日自信を持って過ごせそう!
医学的にも「オシャレの仕組み化」は効果的!

脳は使える容量が決まっています。 朝の決断を減らすほど、 そのあとの意思決定の質が上がります。
「決断には脳の前頭葉を使いますが、繰り返し使い続けていると〝ディシジョン・ファティーグ〞=決定疲労を引き起こします。脳にもキャパがあるのでエネルギーが枯渇すると、意思決定の質が落ち、衝動的、感情的になります。ネット買いで失敗してしまったり、夕方、子どもにイライラしてしまうのは脳が疲れているから。そもそも、膨大な情報が溢れている今の時代、意思決定をするのはすごく大変なこと。なのでファッション、食事、仕事……と、〝オートマライゼーション〞=自動化・習慣化することで本当に大切な決断を正しく行うことができるのです」
[細田千尋 先生PROFILE ]医学博士。脳科学者・認知科学者。東北大学加齢医学研究所、東北大学大学院情報科学研究科准教授。子どもの非認知能力の育成法などについて研究。9、7、4歳の3人のママ。
加藤ローサさんも、「コーデはルーティン」化

「忙しい朝は洋服選びに時間をかけたくないので コーディネートをルーティン化して システマチックに決めています。 ただ同じパターンに偏りがちなことが ちょっと悩みだったので、色々な仕組み化の方法をインプットしたいです」
撮影/須藤敬一 モデル/加藤ローサ ヘア・メーク/森ユキオ(ROI) スタイリスト/竹村はま子 取材/川西麻依子 ※情報は2025年10月号掲載時のものです。
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