銀歯の劣化、歯の黄ばみ、口臭…今こそケアが必要です【40代の歯・ファイナンシャルプラン】 

「最近歯が黄ばんできた」「銀歯の劣化が気になる」「口臭、大丈夫…?」40代に入り気になってきた〝口元の変化〟は、実は歯の未来を左右する大事なサイン。専門家の先生に伺いました。

▼あわせて読みたい
歯の白さは最高のアンチエイジング!大人のホワイトニング教えて【期間・費用】


今こそ〝リスタートケア〟の始めどき

◯ お話を伺ったのは、照山裕子先生

歯科医・医学博士 日本アンチエイジング歯科学会理事・認定医。日本一メディアに登場する歯科医師、口腔ケアの伝道師と称され、最新の医学情報を分かりやすく解説し、歯の早期治療を啓発。東京科学大学非常勤講師。

◇ 気がつけば いつも考えている歯・口のこと…

「歯の黄ばみで顔の印象がくすんできた」「歯並びが気になって笑顔に自信がなくなってきた」「将来、歯のトラブルで日常生活に支障が出るのでは…」

読者のリアルな悩みがアンケートで判明。実際、40代になると象牙質の厚みが増し黄ばみが進行、嚙み合わせのストレスで歯が欠けたり、30代までの銀歯や詰め物の劣化も目立つように。歯科検診を後回しにしたツケで、40代に突入してから慌てる人が急増。

歯を支える骨がまだ健康な今こそ、お口の中の見直しどき。長い人生を健やかに過ごすために、コスト・時間・効果・予防をふまえた投資を今、スタート!

【アンケート】STORY読者が本音で回答!

40代から始める口元再構築プラン

読者の口元悩みで最も多い「歯の黄ばみ」は、ホワイトニングで解決できる悩みです。気になったタイミングで始めれば、笑顔に自信がつき、モチベーションも上がるはず。

また、早くやればやるほど“モト取れ”大な歯列矯正は、骨が健康なうちに投資しておきたい治療。見た目の改善に加え、嚙み合わせのズレによる不調の改善や、虫歯・歯周病の予防にも直結します。

さらに、銀歯の交換やインプラント治療が必要になってくる40代。自費治療で土台から整えておくと、将来のトラブルも最小限に。

これらの施術の前には、歯石除去や口腔内のクリーニングを行うので、そのタイミングで歯周病の有無や歯茎の状態もチェックし、自分の現状を総点検しながら、治療を進められると◎。口腔内の環境が良くなれば、お悩みとして多い「口臭」も解決に向かいやすくなりますよ。

取材/羽生田由香 イラスト/別府麻衣  ※情報は2025年9月号掲載時のものです。

おすすめ記事はこちら

あなたの鼻は大丈夫⁉ 若いころに比べてどんどん鼻が大きくなる「鼻老化」の原因は…?

読者SNAPで判明…輝いている40代は「歯がキレイ」!ケア方法は?

小島慶子さんが考える、加齢で「変わりゆく体」との付き合い方とは

STORY