7月2日（水）に5thシングル『真夏ノ花火』をリリースする、LDH JAPAN所属のダンス＆ボーカルグループ・LIL LEAGUE。今回はそのリリースを記念して、グループ内で唯一“ストリートダンス出身”という共通点を持つ、山田晃大さん（左）と岡尾真虎さん（右）のふたりが登場！

お互いへのリスペクトや、「ここはちょっと直してほしい！（笑）」という一面、オフの日にしてみたいこと、最近ハマっているビリヤードの話まで——息の合った掛け合いから垣間見える、今のふたりの“ありのままの魅力”に迫ったインタビューです。

Profile
山田晃大（やまだ・こうだい）2005年生まれ、福岡県出身。歌・ダンス・ラップを高いレベルでこなす、グループの“中間管理職”。特技は即興謎かけ。

岡尾真虎（おかお・まとら）2008年生まれ、京都府出身。LIL LEAGUEのダンスリーダーで、高校生ながら卓越したパフォーマンス力を誇る。

お互いを近くで見ているからこそ気づける、“尊敬ポイント”

――お互いに「ここ、ほんとに尊敬してるな」と思うところは？

岡尾：晃大くんは、ライブやツアーで使う音源のリファレンスを自分で作ってくれていて、リハーサルでもよく音を作ってくれるんです。普段からパソコンに向かって黙々と作業している姿を見ると、本当にストイックだなと感じます。自分の成長に対してまっすぐ努力していて、すごく刺激をもらってます。

山田：真虎のすごいところは、ダンスリーダーとしての“スイッチの切り替え力”。リハーサルで振り付けを確認したり合わせたりする作業って、めちゃくちゃ集中力がいるんですけど、真虎はそれを何時間でもやり続けられる。10時間超えた日もありましたね（笑）。
普段はほんわかしてるのに、リーダーとしてはしっかり引っ張ってくれる。そのギャップも含めて、頼りにしてます。

ここだけの話…「ちょっと直してほしいかも！（笑）」

――逆に、「ここは直してくれたら助かるな〜（笑）」と思う部分は？

岡尾：晃大くん、相変わらずずーっとパソコンに向かってるんですよ。リハでも寮でも変わらない姿勢は尊敬するんですけど……まずは部屋を片付けてほしい！（笑）リビングを“自分の部屋”だと思ってる節があって、服や荷物がすごいんです。しかもベッドで寝ないんですよ。「なんで？」って聞いたら、「ベッドが服で埋まってて寝られない」って（笑）。いや、片付けようよ！って。綺麗好きになってくれたら完璧なんですけどね。

山田：真虎は、とにかく優しいんです。誰かが誰かをいじったりすると、すかさず空気を和らげてくれる。でも、逆にその“気遣い”がちょっと刺さる時もあって…（笑）。「いや、そんなに気にしなくて大丈夫だよ！」って言いたくなることもありますね。ありがたいんだけど、ほどほどで大丈夫です（笑）。

オフの日も、やっぱり“踊ってる”かもしれません（笑）

――もし二人で一日オフが取れたら、どんなふうに過ごしたいですか？

岡尾：たぶん…気づいたらずっと二人でダンスセッションしてる気がします（笑）。でも、それ絶対めっちゃ疲れると思うんですよ！朝から晩まで踊ってたら、さすがに体力もたないかも（笑）。

山田：でも、そういうのも全然アリだよね。僕たち二人はグループの中で唯一“ストリートダンス出身”なんです。だからダンスや音楽の感覚、好みがすごく似ていて。自然とそういう話になるし、休みの日でも結局踊ってそう（笑）。

――じゃあ、ストリートで踊るなら、どこでやってみたい？

岡尾：東京だったら、中目黒がいいなって思います。雰囲気もあって、ちょっとおしゃれで。僕は関西出身なので、関西では“ダンサーが集まる場所”ってけっこう詳しかったんですけど、東京ではまだ探してる途中で。これから自分たちでそういう場所を開拓していけたらいいですね。

意外なハマりごと!? いま2人が夢中になっているのは「ビリヤード」

――今、お互いに「意外とハマってるな」と思う趣味やマイブームってありますか？

岡尾：最近、初めてビリヤードに行ってみたんです。前から他のメンバーが「面白いよ」って話してて気にはなってたんですけど、なかなかタイミングが合わなくて。でもようやく挑戦してみたら、予想以上に楽しくて！ まだ始めたばかりなんですけど、これは確実にハマりそうな予感がありますね。

山田：僕も全く同じで、正直こんなにハマると思ってなかったんです。でも、やってみたらすごく面白くて。単純に球を打つだけじゃなくて、集中力とかバランス感覚も必要だし、奥深い。気づけば2人で夢中になってて、“もっと上手くなりたい！”って自然と話し合ってるんですよね。

撮影／木村敦（Ajoite）　スタイリング／ウツミサオリ　ヘアメーク／NAKAJI,MIU（KIND）　取材／池田鉄平　編集／越知恭子