©Takuya Iioka／光文社

4人組ガールズグループExWHYZ（イクスワイズ）のメンバー・mayuさんのエッセイ連載の第15回。ラジオ番組での「リスナーお悩み相談」が核心を突きすぎる……と高いコメント力で話題の彼女が、JJ世代の一女性として等身大の“もやもや”を赤裸々に綴ります。今回は始まりからフルスピードで───。

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言葉にしたら文末に（笑）とか付いてきて、ヘラヘラ笑って馬鹿みたいだよねーってしとけばラクだし、ダサい姿とかも？できるだけ見せなくて済むからそりゃいいよね。

顔がどうとか身体がどうとかコミュニケーション能力が低いとか社会性ないとかわかんないとか自信ないとかもっと他のことに興味持った方がいいとかどうでもいい事ばっか気になって、早く馬鹿になりたいって思いながらずっと馬鹿。バカすぎ。

一番自分のこと馬鹿にしてんの自分だよね。

笑うの無理とか思ってたけど笑っといた方が良いに決まってるし（実際良いし）笑っとこうって思って笑っといたら笑えるようになってた。別にそれは良くね、楽しければ。でもヘラヘラすんなよ。

いらない自分とか捨てまくってるからいつも空っぽだよね、いらないから仕方ないもんね、そうだね。でもゴミだって再利用してんだよ？ゴミ以下？違う下手くそなんだよ使い方が。ゴミだと思えたとしてもまず使う意識を持とうよ、そろそろ。

できるかなあ、じゃねーんだよ。

やれるもんならやってみれば？

⬆️自分に怒り出した時の書き殴りメモ

ウケる。ウケるとか言ってまた自分のこと自分で笑ってる風にすんなよ。もうそういうのやめたい。

やめたいです。自分のこと雑に扱うのは！

呪いって本当に解けない。そもそも自覚するところから難しい。だって組み込まれてんだもん。でもそれで悲観するわけでもない。解くのに疲れるなあって思うだけ。疲れる。疲れる。疲れるけど、どの道、疲れるんだから楽しかったなあって思いたい。からやるしかない。

自信を失くす出来事は日々多いけど、失くしたものを嘆く時間を作るより何か得られるかもしれないことを考える時間にした方がいいよね～（わかってんだけどね）。

大丈夫と大丈夫じゃないのルーレットで今日はどっちかな～！？！？

ってかんじの日々の中で、まあそれなりにもがいてはいるけど、そんなんじゃ頑張ってることにならないこともわかってて、最低限、戦える身体に整えることに注力してるわけだけど！

本当は毎日もっと戦いたい、弱い自分ダサいから嫌なんだよ。それも認めてあげたくて、今までやったことないから試しにと思って横に並んでよしよししてみたけど、別にそれしたところでどうにもならなかった。結局やっぱ強くならないと弱い自分を抱きしめてあげられないんだな。わかりました。

まあ、むずいけど、いろんな方法試すことをやめずに、がんばれ！

©mayu／WACK、光文社

photo／Takuya Iioka
styling／Erika Abe
hair & maku-up／Yuri Ikeda[éclat]