大草直子さんがおすすめ!スカート派も取り入れやすいワイドパンツ【2選】

6月の『人気スタイリスト・大草直子さんがリアルに一押しするアイテム』をご紹介します!

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CABaNとRoom no.8のパンツ

<左>CABaN、<右>Room no.8

◇ スタイリングも即完成の、華やかパンツ

トップスをコンパクトにすると、整った正三角形のシルエッ トが完成します。足元は、パンプスではなく、カジュアルなサンダルがおすすめ。

〈左から〉パンツ¥55,000(CABaN/CABaN Marunouchi)パンツ¥40,700(ルームエイト/オットデザイン)

【解説】スカート派も穿きたい「可愛いパンツ」

突然ですが、今年のパンツ事情(笑)です。フェミニンでリラクシーで、ソフトな印象のものがぐっと増えました。はい、「スカート派」が楽しめるものが多いんです。どういうことかと言うと、体が泳ぐくらいの太めのシルエット。歩くと揺れ感を実感できる柔らかな素材、そして、甘い色やディテール。パンツ=マニッシュという印象を瞬時に変えるラインナップです。さらに、ウエスト、ヒップ、太もものボリュームを逃がしてくれるデザインが多いので、「パンツを穿くと、下半身のコンプレックスが強調される気がする」という心配とも無縁です。

たくさんの中からピックアップしたのは、この2本。

まずは、ルームエイトのベージュパンツ。タックパンツやワイドパンツが苦手な人も多いと思いますが、この1本は、まるで重なっているように見える仕様なので、ロングスカートのように穿けるのがすごい。天然素材見えするマットな質感とドライタッチが夏にもぴったり。身長によりますが、クロップド丈なのも、軽やかで良い!

プリントのキャバンの1本は、華やかなフルーツ柄が可愛い。18~19世紀の植物図鑑から、1つ1つ選んで組み合わせたそう。シルクだから、涼しくてそしてエレガント。どちらもウエストが、ゴムやドローストリング仕様なので、嫌な締め付け感とも無縁です。

いや、今年の春夏は「可愛いパンツ」が豊作です。

大草直子・スタイリスト、エディター。1972年東京都生まれ。「ヴァンテーヌ」(現在休刊)の編集者を務め、その後フリーランスに。春休みは、子供たちがパパの住むアメリカへ。久しぶりの1人時間を、ゆっくり過ごしました(笑)。一緒にいる時間も、自分でいる時間も大事ですね。

撮影/魚地武大 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2025年6月号掲載時のものです。

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