【ドレス・リング編】完全に迷子だった私を救ったドレスショップオーナーのひと言/二人の好みが一致したマリッジリング
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結婚式は、一生に一度の大切な節目。会場やドレス、演出から引き出物の選び方まで、先輩花嫁ならではの視点と経験がたっぷり詰まったインタビューをお届け!CLASSY.ライター・下田真里衣さんの結婚式をご紹介する連載第2回は【ドレス・指輪編】。運命のドレスと指輪に出会ったエピソードを聞きました。
下田さんの【会場編】もチェック
ドレス選びで大切にしたのは、自分に似合うかどうか

「海外ウェディングのようなシンプルな白ドレスに憧れてたくさん試着したのですが、なかなか『これ!』という一着に出会えず…。一目でブランドがわかるものは避けたかったし、個性的すぎるデザインも似合わず、完全にドレス迷子でした(笑)」(下田さん)
そんな時、「あなたは絶対、華やかなものが似合う!2カ月後にぴったりのドレスが届くから信じて待ってて」と背中を押してくれたのが、インポートドレス専門のアトリエ「marry me regina」のオーナー・マヤさん。
「アンダーズのような洗練された空間では、マーメイドドレスのイメージが強かったのですが、自分にはしっくりこなくて…。そんな私に、『それじゃない』と正直に言ってくれたのがありがたかったですね」(下田さん)
シルクの光沢とバックデザインが決め手。チャペルに映えるドレス

1着目に選んだのは、イタリアブランド「Maria Pia(マリア・ピア)」のシルクドレス。
「アンダーズのチャペルに映えるように、シンプルな素材感は絶対条件でした。フロントはすっきりとしたチューブトップで、バックスタイルに立体感があるデザインが気に入りました。Aラインだけどボリュームが出すぎず、甘くなりすぎないところが好みでした」(下田さん)
さらに、シンプルなドレスとのバランスを考えて、お母様の希望も取り入れたレース刺しゅう入りのベールをチョイス。
2着目は、華やかさと美シルエットを叶える韓国ドレス

お色直しで選んだのは、ビジューがあしらわれた韓国ブランドのドレス。
マーメイドドレスにはもともと憧れがあったものの、なかなか似合う一着に出会えず、諦めかけていたという下田さん。そんなとき、「marry me regina」のオーナー・マヤさんが「これなら寂しくならないよ」とすすめてくれたのが、このドレスだったそう。
「肩パッド入りでシルエットが美しく、スタイルアップも叶えてくれる一着。初めて見るタイプのマーメイドドレスでしたが、華やかさがありながらもスタイリッシュで、大人っぽい印象に仕上がるところが、アンダーズの洗練された空間にもぴったり。迷わず即決しました。韓国ドレス特有の、背中のレースアップ部分もお直ししていただきました。シルエットが変わることで、1着目とはガラリと印象を変えられたのもよかったです。」(下田さん)

2着とも白にこだわった理由は、「ウェディングドレスだからこそ、白の幅を楽しみたかったから」。異なる素材感とシルエットで、“自分に似合う白”を追求したスタイリングに。さらに、小物やアクセサリーもトータルでレンタルし、ドレスの世界観を丁寧に引き立てたそう。アクセサリーは事前に豊富なバリエーションを用意して、当日選びながら仕上げていったのだとか。
足元は、当日は白いシューズを購入して着用し、前撮りでは「MANOLO BLAHNIK(マノロ ブラニク)」のシューズをレンタルするなど、細部まで抜かりのないコーディネートを意識。
婚約指輪&結婚指輪にも、ふたりらしいこだわりを

婚約指輪は、「日常使いできるものにしたい」という想いから、「BOUCHERON(ブシュロン)」のビーラブド ソリテール リング パヴェをセレクト。
「ダイヤモンドの繊細な輝きと、シャープな印象のセッティングが、自分の好みにぴったりで。まさに『これだ』と思えた一本でした。“節目ごとにキャトルを増やしていきたいな〜”と妄想中です」(下田さん)

結婚指輪は、一見とてもシンプルながら、実はふたりでたくさん話し合ってたどり着いた一本。
「私はつけっぱなしを前提に、シンプルで彼とまったくお揃いのものがよくて。彼は『何の装飾もない、着け心地のいいリングがいい』という希望で、方向性は一致していたんですが…なかなか運命の一本に出会えなくて。相談を重ねた末、最終的には工房で細めのリングをオーダーしました。ふたりにとって理想の形に仕上がり、とても満足しています」(下田さん)
▶︎次回の【演出・引き出物編】では、ゲストとの時間を大切にしたおもてなしの工夫をお届けします。ぜひあわせてチェックしてみてください!
取材・編集/藤井由香里