映画『遺書、公開。』主演記念インタビュー【吉野北人】おすすめの“癒しアイテム”とは?
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16人組ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEより、王子様のようなビジュアルが大人気のボーカル・吉野北人さんが映画『遺書、公開。』で主演決定!撮影現場での裏話や特に大変だったことなど、たくさんお話を伺いました。また吉野さんの“癒しとなるもの”についても♡ぜひチェックしてみてくださいね!
吉野北人(よしの・ほくと)
1997年3月6日生まれの27歳。宮崎県出身。LDH JAPAN所属。2014年に「VOCAL BATTLE AUDITION 4」に合格し、同年9月に16人組ダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEのボーカルとしてグループに加入。2017年、シングル「Lightning」でメジャーデビュー。俳優としても『PRINCE OF LEGEND』シリーズや『HiGH&LOW THE WORST』シリーズ、映画『私がモテてどうすんだ』(20年)、ドラマ『魔法のリノベ』(22年)、ドラマ『スタンドUPスタート』(23年)など数々の作品に出演。2022年3月には自身初となる写真集『As i』を発売し、2025年1月には2nd 写真集『Orange』を刊行。
Q1.アーティストやモデルとして大活躍の吉野北人さん。今回は『遺書、公開。』にて主演を務められますが、率直な感想がありましたら教えてください
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まずは映画の主演が決まった時から、どんな作品になるんだろうとすごく内容が気になっていました。『遺書、公開。』は学園が舞台で、かなりシリアスで考えさせられるシーンが多く、今まで挑戦したことのない作品だったので、最初はワクワクしながら、楽しみな気持ちを抱えて挑みました。台本を貰っていざ読んでみたら、登場人物がたくさん出てくるんですよね。一人一人が色んな欲望を抱えていて、キャラクターも濃くて。その中で自分が主演をやるんだっていう、大きなプレッシャーを感じましたね。
Q2. 『遺書、公開。』の撮影現場で印象に残っていることはありますか?
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台本の読み合わせの段階から実際の撮影現場の教室の席にそれぞれ座って。「今からリハーサルします」って言われた時はえぇ!?って困惑しました(笑)。めっちゃ緊張するじゃん!って(笑)。事前に作り込んでくる役者さんが多い中で、僕は全然台本を読み込めていなかったので、マジか、やばい!と本当に焦りました。すごく緊張感のある現場で本読みをして、そこから各々の準備期間があって。でも監督が役者一人一人とかなりコミュニケーションを取ってくださる方だったんですよね。メイクルームで準備をしている段階から気軽に話しかけてくださって。緊張感はありましたけど、やりやすい現場だったなと思います。毎朝現場に行って段取りを確認するときに、監督と相談できる時間が必ずあったので、そのおかげでみんなのびのびと演技を出来たんじゃないかなと思います。今回の映画は自殺した女の子が書いた、クラスメイト一人一人に向けた遺書がどんどん公開されて謎が解けていくというテーマなんですが、公開される日が近づくにつれて気持ちが憂鬱になっていくんですよ(笑)。撮影でかなり緊張するので、「ああ、明日は僕の番じゃん…」って(笑)。それをみんなこなしていたので、本当にすごいなと思いました。そういう面では刺激的な現場でもありましたね。
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――役作りなど、撮影で大変だったことはありますか?
基本的に暗いシーンが多かったので、ずっと大変でしたね。自分が演じた池永柊夜は決してセリフの多い役じゃないんですが、喋らない時でもカメラに抜かれる場面が多かったので、終始緊張感がありました。気持ちは絶やしちゃいけないなと思って。このキャラクターが話している時、池永はこういう気持ちだよなとか、ずっと考えることを意識しました。全員分のキャラクターを踏まえて撮影に挑みました。
池永の遺書が公開されるのが映画の最後の方なので、撮影も終盤になってきて。皆さん自分の遺書が公開される時に、持っているキャラクターを出すんですよね。鬼気迫る演技が本当に上手なので、やっぱり自分の番が回ってくるのが憂鬱ではありました(笑)。自分の番が回ってきたときに、やっぱり自分の持っているものを見せたいというか、何かやりたいなと思っていたのですが、抑えましたね。池永が1番まともというか、1歩下がって全体を俯瞰できている、映画を観ている人に1番近い立ち位置の人かなと思ったので。冷静で正義感のあるキャラクターの池永を意識して、落ち着いた演技を心がけました。少し歯がゆい感じはしましたけどね(笑)。僕も自分のポテンシャルを出し切った演技をやりたいなあって。監督とは「とうとう遺書を公開する番が来たね」なんて話していました(笑)。
Q3. 『遺書、公開。』を楽しみにしているファンの皆さまに、ぜひ注目してほしいポイントがありましたら教えてください
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どんどん遺書が公開されていって、最後まで誰が犯人なのか分からない、終始謎に包まれたストーリーになっているので、決して見飽きることのない作品だと思います。皆さんもぜひ注目して観てほしいなと思います。
Q4. お忙しい日々を過ごされている吉野さんですが、ご自身の活動を後押ししてくれるものや、毎日の癒しとなるものはありますか?
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お家が好きで、毎日帰ると一瞬で癒されますね。僕はお家の空間をすごく大切にしているので、家具とか配置とかもめちゃめちゃこだわっています。最強の空間を作りたくて(笑)。お家に帰ると明日も頑張るか、って思えるんです(笑)。テレビで自分の好きな作品とかをゆっくり見る時間が、オンとオフのスイッチが切り替わる瞬間になっているというか、リラックスできますね。
Q5.吉野さんが実際に使っているもので、ファンの皆さまへおすすめしたい「癒しアイテム」がありましたら教えてください
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癒しアイテム…なんだろうな(笑)。あ、最近クリスマスが近いじゃないですか。とにかくクリスマスのグッズを家にたくさん置いてください!癒されますよ(笑)。
ーー特におすすめのクリスマスグッズはありますか?
たくさんありますよ。サンタさんが中に入っていて、光るスノードームとか、あとはキャラクターの置物とか。僕は家にクリスマスツリーも置いています。普段から海外に行くことが多いんですけど、アメリカに行った時、盛大にクリスマスイベントをしているのを見て、そこからかなり影響を受けましたね(笑)。僕もクリスマスを祝うんだったらちゃんといろんなものを揃えてやろうと思いました。毎年一人で寂しくやっています(笑)。
ーークリスマスツリーはどんなもの置いてますか?
180cmぐらいの大きいものです(笑)。見応えがあります。
吉野北人主演映画『遺書、公開。』が2025年1月31日(金)に全国公開!
『東京リベンジャーズ』『映画 おそ松さん』を手掛けた監督・英勉による最新作。主演の吉野北人を始め、宮世琉弥、志田彩良、松井奏(IMP.) 、髙石あかり、堀未央奈、忍成修吾など、実力派が揃う。舞台は学園。新学期の春、2年D組に送られてきた〈序列〉。そこには生徒と担任の全員の明確な順位が示されていた。
犯人が分からないまま時は過ぎ、ある日序列1位の姫山椿が何の前触れもなく自殺する。誰もが羨む優等生の彼女はなぜ自ら命を絶ったのか。そして葬儀の日、クラス全員に姫山から遺書が届く。姫山の自殺の真相に迫るべく、クラスメイトは自身の遺書を公開することになる。だが彼らは知らなかった。その日から学級崩壊までのカウントダウンが始まっていたことを。
撮影/まくらあさみ 取材/加藤文惠 文/滝口真実 編集/齋藤菜月