【祝23歳】愛子さまらしい品格あるファッションが確立された、今年1年の装いをプレイバック!

12月1日に、23歳のお誕生日を迎えられた愛子さま。大学をご卒業後、日本赤十字社に入社され社会人としてご勤務される一方、今年は初の単独ご公務、初の園遊会など様々なデビューが多く、忙しくも充実した日々を送られているご様子。放送作家で皇室ライターのつげのり子さんに、2024年の愛子さまの軌跡とファッションについて伺いました。
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大きな変化があった、今年1年の愛子さまのご活躍とファッション
「今年は社会人になられて、また単独ご公務などで以前に増して様々な立場にある多くの方々とご交流をもたれた愛子さま。大きな変化があった1年だったと思います。ファッションに関しては、今年前半は成年皇族としての定番の正統性のあるお召し物をお選びになりながら、ご自身らしさを模索されているようにお見受けしましたが、後半になると時折、新鮮さが感じられる着こなしへのチャレンジも。
特に印象的だったのは、10月の国民スポーツ大会でのボーダー柄のトップスを取り入れたファッションです。等身大の初々しさと親しみやすさがありながらも上品で、まさに愛子さまらしさを感じた着こなしでした。
新年のご一家でのお写真は、天皇陛下を中央に、雅子さまと愛子さまがシンメトリーに並ばれお召し物の色もリンク。まるで天皇陛下の両側から、強力なタッグを組んで、お支えしていきたいという想いが溢れていたように感じました」(つげさん、以下同)
写真で振り返る、愛子さまの品格あるスタイルが確立された2024年
—お出ましの機会が増え、麗しさが一層際立った愛子さま

短めのテーラードジャケット、フレアスカート、トーク帽というのは近年の愛子さまの定番スタイル。
スーツに調和する、パールの一連のネックレス、一粒イヤリング、ブローチが麗しさを添えています。ブローチはおそらくMIKIMOTOのものではないでしょうか(編集部調べ)。
2024年3月、神武天皇山陵ご参拝に伴う橿原神宮前駅御着にて。(C)JMPA

雅子さまと同じ色味の、オフホワイトのロングドレスをお召しになった愛子さま。
一見シンプルですが、生地には石垣柄が施された華やかなもの。フレアのシルエットが、品格がある中にもフレッシュな印象を与えています。
2024年4月、昭憲皇太后百十年祭にあたり、明治神宮参拝にて。(C)JMPA

ベビーピンクのスーツに、襟元、袖、インナーは小花柄のレースがあしらわれ、ベビーパールをアレンジしたネックレスを。
可憐で甘い着こなしに愛子さまのもつ上品な雰囲気がマッチした印象的な装いです。
2024年4月、春の園遊会にて。(C)JMPA

ノーカラーで、いつもより大人っぽい印象の愛子さま。
その分、リボンのアクセントで、等身大の若々しさを演出されています。
2024年4月、春季雅楽演奏会ご鑑賞にて。(C)JMPA
—今年、初めての単独ご公務を果たされました

シンプルながら、ラインの美しさで魅せる洗練されたデザインのスーツ。
着こなしに品格を添える、ワンハンドルバッグは雅子さまが以前愛用されていた和光のものとお見受けします(編集部調べ)。
2024年5月、初の単独ご公務、特別展「夢見る光源氏一公文書館で平安文学ナナメ読み!一」をご鑑賞にて。(C)JMPA

ネックレスをしていない分、大きめのボタンと、パイピングデザインで着こなしにメリハリをつけられています。
ベージュピンクのスーツに合わせた、ピンクのリップも印象的です。
2024年10月、初の単独地方公務、第78回国民スポーツ大会「SAGA2024」の視察にて。(C)JMPA

シンプルなネイビーのスーツに、インナーで、愛子さまらしさを彩った着こなし。
柄もののインナーを選ばれている分、色は白、黒、ネイビーとベーシックカラーでまとめられているのでカジュアルすぎません。ブローチはMIKIMOTOのもの(編集部調べ)。
2024年10月、初の単独地方公務、第78回国民スポーツ大会「SAGA2024」の視察にて。(C)JMPA
—天皇皇后両陛下との仲睦まじいお姿も印象的でした

ジュエリーは、パールの一粒イヤリング、一連のネックレスのみ。美しい光沢素材のスーツが引き立ちます。
2024年9月、日本音楽財団設立50周年記念公演「ストラディヴァリウス・コンサート2024」に、ご一家で。(C)JMPA

晩夏にぴったりの爽やかなストライプのシャツワンピース。
パールのボタンとイヤリングの一粒パールを合わせて統一感を。愛子さまの透明感のある雰囲気にマッチされています。
2024年9月、ご一家で那須でのご静養にて。(C)JMPA

スーツの素材の美しさを生かす、さり気ないジュエリー使いが素敵な着こなし。
MIKIMOTOのブローチが上品な華やかさを添えています(編集部調べ)。
2024年10月、秋季雅楽演奏会にて。(C)JMPA
教えてくれたのは…
放送作家・皇室ライター
つげ のり子さん

テレビ東京系『皇室の窓』の放送作家。2001年の愛子さまご誕生以来、皇室番組の構成を担当し、皇室研究をライフワークとしている。ワイドショーから政治経済番組、ラジオまで様々な番組の構成を手掛け、現在は西武文理大学非常勤講師も務める。著書に『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)『素顔の雅子さま』『素顔の美智子さま』(ともに河出書房新社)などがある。
取材/味澤彩子
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