2024年10月19日 6:30
/ 最終更新日 : 2024年10月18日 17:00
STORY
【雅子さま】国民文化祭の装いに表れるお人柄とそのポイントとは? 過去のファッションをプレイバック!
今上天皇が、第一回から毎年出席されている「国民文化祭」。47都道府県、全国から様々な団体が集結し、演劇、吹奏楽、美術作品などを発表する文化の祭典であり、天皇皇后両陛下の地方を訪問する式典・四大行幸啓の1つとなっています。元々、三大行幸啓(全国植樹祭、国民体育大会、全国豊かな海づくり大会)だったものに、令和になって国民文化祭が加わったという過程があるほど、今上天皇が大切にされている式典で、地方の人々と触れ合える貴重な機会となっています。
秋も深まり、全国の学校で文化祭が開催されるこのシーズン。雅子さまの国民文化祭ご訪問時の装いについて、放送作家・皇室ライターのつげのり子さんにお話を伺いました。
▼あわせて読みたい
【雅子さまと紀子さま】ポイントは足元!運動会ファッションに表れるお人柄の違い
開会式では、開催地にゆかりのある「色」や「柄」がポイント
「『国民文化祭』は天皇皇后両陛下が特別な思い入れをお持ちの行事。雅子さまは体調を崩されてから参加されていない時期もありましたが、天皇陛下は第一回から毎年参加されています。開催地は、その年によって変わるのですが、国民と寄り添われているというメッセージ性を感じさせる、開催地にゆかりのある色や柄のお召し物を選ばれているのが印象的です」(つげさん、以下同)
開会式後のご鑑賞は「動きやすさ」も加えて、さらに国民に寄り添われたファッション
「国民に心から寄り添いたい、多くの国民と触れ合いたい、と常に思われている天皇皇后両陛下。そのお気持ちは、ご公務での装いにも表れています。開会式後の文化祭のご鑑賞は、動きやすいパンツスーツや、両陛下と接する人々が気後れしないややカジュアルなスタイリングを選ばれることも。全国の国民と接点をもつことができる貴重な機会を、両陛下が大切にされていることを痛感します」
教えてくれたのは…
放送作家・皇室ライター
つげ のり子さん
テレビ東京系『皇室の窓』の放送作家。2001年の愛子さまご誕生以来、皇室番組の構成を担当し、皇室研究をライフワークとしている。ワイドショーから政治経済番組、ラジオまで様々な番組の構成を手掛け、現在は西武文理大学非常勤講師も務める。著書に『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)『素顔の雅子さま』『素顔の美智子さま』(ともに河出書房新社)などがある。
取材/味澤彩子
おすすめ記事はこちら
▶【雅子さまの学校訪問ファッション】場にふさわしい気品と優しい眼差しが際立つコーデ5選
▶【雅子さまと紀子さま】貴重なプライベートシーン!卒業&入学式ファッション カット集
▶【雅子さまファッション】色使いが素敵!ご結婚前の「クラシカルなコート」コーデ5選
「麗しき皇室ファッションの世界」をもっと見る