大草直子さん今イチオシのワンピースは「涼しげ華やか」になれる1枚!
今月の『スタイリスト・大草直子さんの一押しアイテム』をご紹介します!
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Curensologyのワンピース
炎天下の街で「あ、オシャレだな」と、思わず振り返ってしまうのは、「涼しげ華やか」な人。自分はもちろん、周りの人が見ても涼しい、というのは、真夏のオシャレで真っ先に優先するべきこと。
体感温度、さらに見た目温度を低くしてくれるのは、色よりも、実は素材。当然、厚くてしっかり織られた素材は温度を上げます。ずっしり重さのあるコットンやリネンとか。
そして色。例えば黒は、クールな色の代表。日中の影は、実際の気温よりも見ていて涼しいのと同じ原理です。
そんな「涼しげ華やか」を実現してくれる1枚が、このカレンソロジーのワンピース。薄くて軽いポリエステル100%で、かつ、体を締め付けず楽ちん、風を通してくれるゆるりとしたシルエット。それなのに、手抜きに見えないのは、ネックラインと袖に施されたディテール。タックフリルとピンタックが、印象を引き締め、視線を集めるアイキャッチになってくれます。
ストローハットと合わせるとリゾーティに、スニーカー、キャップとスタイリングすればストリート風にも。ジェリーサンダルとなら、ディナーにも。いろいろなシーンにハマるから、1枚持っていたいワンピースです。
ポリエステル100%は、扱いやすいのも特徴で、洗える、そしてシワになりにくいから、夏の旅にもぴったりです。あ、秋口は、ライダースを羽織ったり、少しふわっとしたニットを重ねても♡
オンもオフも。 アクセサリーで印象自在
本文では伝えきれませんでしたが、このワンピース、アクセサリーでもさまざまな印象を作ることが可能。パールにゴールドのジュエリーを重ねてエレガントに。大ぶりシルバーでモードにも。ワンピース¥41,800(カレンソロジー/カレンソロジー青山)
大草直子・スタイリスト、エディター。1972年東京都生まれ。「ヴァンテーヌ」(現在休刊)の編集者を務め、その後フリーランスに。更年期のさまざまな不具合にストレスを溜めていましたが、ホルモン治療で「ほぼ、なかったことに」(笑)。30代後半、40代で対策を始めると、もっと楽だな、と実感したこの頃です。
撮影/佐藤 彩 スタイリスト・取材/大草直子 ※情報は2024年8月号掲載時のものです。
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