40代の春のメイク悩みをプロが解説!「素肌っぽいアラなし肌」の叶え方
肌トラブル渋滞期のメーク悩みを全解消! ヘア・メークアップアーティスト岡野さんに伺いました。
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春先、40代に起こりがちな肌悩みのリカバリー法は?【プロが解説】
Q.朝の状態が持たずに崩れやすくなります…
A.保湿力のある崩れ防止下地を最初に仕込む
「肌が潤っていればそれだけで化粧が崩れにくくなります」ベースメークの一番最初に保湿力高めの崩れ防止下地を。
Q.ツヤは欲しいけど花粉がつくからベタつきたくもない!
A.ツヤは下地で仕込んで、発光するようなツヤ肌に
「ツヤが出るタイプの下地を顔の中央に5点置きしてのばします。下地でツヤを仕込むことで内側から発光するような立体感のある肌に。明るすぎる下地で無理にトーンアップすると老け見えします」
Q.乾燥のせいでファンデののりが悪くなります…
A.美容液ファンデなら、のりも良くなって崩れにくい!
「ファンデーションはごく少量で十分。顔の広い面にうすーくのばすと素肌感がありながらも整った肌に。ファンデ厚塗りは崩れのもと!」
Q.季節柄、目周りと鼻周りがファンデ落ちします
A.固めのコンシーラーで細かくカバー
「ファンデが薄づきな分、気になる箇所はコンシーラーを活用すれば厚塗りになりません。気になるアラは〝ちょっとずつ隠す〟が成功のカギ」
ベージュとオレンジのミックス使いで肌悩みをオフ。赤みが出てくる小鼻脇には、パレット左上を指先でトントンとのせてカバー。クマなど青みが気になる箇所には、オレンジみのある下段の左&真ん中をブラシの先端を使って少量のコンシーラーを細かい線を描くようにのせて。
Q.粉塵のせいか、肌のくもり·くすみが気になります
A.隠しブルーとハイライトチークで透明感をひとさじ
「こめかみやクマ、ほうれい線など顔のカゲやくすみが気になるところにブルーのコントロールカラーを」少量でクリアな印象の肌に。
「ハイライトチークを指に取り、頰骨の高い部分より少し下にのせ、ぼかしましょう。ほんのり色づけばOK」うるっとしたツヤが透明感を演出。
Q.仕上げに粉をのせると「塗ってます」感が出ます…
A.ほとんど色がつかないパウダーを部分塗りして!
「”下地とファンデで隠す!”など、強引にアラを消しきろうとせず、丁寧に少しずつが素肌っぽい透明感への鍵」毛穴の気になる小鼻やおでこのみに軽くオン。
完成メークはコレ!
ほのかなツヤと均一で 自然なトーンの肌で素肌から美しい人を演出!
【プロセス】 カットソー¥12,100(イキツケ/IKITSUKE笹塚店) 【ビフォー】 ニット¥31,900(ソブ/フィルム)カットソーはプロセスと同じ 【アフター】 ブラウス¥35,200(ソブ/フィルム)ピアス¥44,000ネックレス¥30,800(ともにエトワライト)リング(薬指)¥29,040(小指)¥28,480(ともにノムグ)
撮影/浜村菜月(LOVABLE)〈人物〉、大槻誠一〈静物〉モデル/小野千恵子 ヘア・メーク/岡野瑞恵 スタイリスト/山本有紀 取材/田路暢子 ※情報は2024年3月号掲載時のものです。
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